厚みのある樹脂バンパーと丸みのある車体でまとめた、背の高いコンパクトハッチバック、イスト。2002年5月の登場で、北米ではサイオンxA・xDの名前で売られていました。腰の高い座席と見切りのよさで、いまも扱いやすい1台として探されています。

このページでは、2026年7月にオートオークションで落札されたイスト、合計287台から基準に合うデータを抜粋し、世代とグレードごとに掲載しています。

売却時はもちろん、中古車購入時の参考にしていただければ幸いです。

自分の車の相場をすぐ見たい

年式と走行距離を入れると、自分の車に近い条件の落札金額が見れる。

ご覧いただく際の注意点

掲載価格はすべてオートオークションでの税込み落札価格です。買取店が提示する金額は、ここから陸送費・出品料・利益を差し引いた額、販売店の場合は落札価格に陸送費・出品料・利益を足した額になります。車種と価格帯によりますが、10〜30万円程度変わるのが一般的。落札相場を知っておくと、

提示額がどこまで落札金額に近いか

を判断する目安となります。

また基本的に相場は下がるものです。中には希少車や輸出時期の関係で、上がっていくものもありますが、基本的に古くなるにつれ、緩やかに下がっていきます。

※掲載データは2026年7月時点のものです。

年式から相場を探す

各年式でもっとも流通しているグレードの相場です。走行距離はその年式で最も多く出品されていたゾーンを中心に抜粋しています。

年式 世代 グレード 台数 中心となる
平均走行距離
平均落札価格 価格帯
最安〜最高
平成222010年 110系 150G 2 16.3〜19.2万km 50.9万円 45.2〜56.5万円
平成202008年 110系 150G 3 11.3〜13.1万km 43.2万円 41.1〜45.0万円
平成192007年 110系 150G 5 12.6〜16.5万km 50.4万円 41.9〜61.4万円
平成212009年 110系 150X 3 13.2〜15.9万km 39.6万円 33.2〜43.2万円
平成192007年 110系 150X 2 13.6〜14万km 35.5万円 27.2〜43.9万円
平成172005年 60系 1.3F Lエディション HIDセレクション 8 11〜14.8万km 32.6万円 18.1〜44.8万円
平成162004年 60系 1.3F Lエディション HIDセレクション 3 11.4〜16.7万km 30.6万円 20.1〜38.3万円
平成152003年 60系 1.3F Lエディション HIDセレクション 7 13.6〜18.3万km 30.3万円 27.5〜34.8万円

表の読み方

年式ごとに、出品された走行距離の中央付近値を掲載しています。たとえば平成20年式の150Gであれば、出品8台の中央値は約122,000kmでした。

グレード名の先頭の数字が排気量です。110系は150Gと150Xが1.5L、180Gが1.8L。60系は1.3Fが1.3L、1.5Sと1.5Fが1.5Lで、カタログどおりの書き方に揃えています。出品側は「FLエディション」と続けて書きますが、これはFというグレードにLエディションという特別仕様が付いたものです。

HIDセレクションはII・IIIやNAVIスペシャルといった装備違いがありますが、1台ずつの行が増えるだけなので1つにまとめています。

残価率は掲載していません。2016年5月に生産を終えており、現行の新車価格と比べる意味がないためです。

また車輌の走行距離における掲載基準は、その中央値から上下20%以内の車輌に限定。中央値が50,000kmであれば40,000〜60,000kmの範囲で掲載し、できるだけ走行距離条件を揃えるようにしています。調べた総数より台数が少ないのは、掲載基準を厳選しているためで、できるだけ標準的な走行距離帯を掲載し、照合しやすくさせています。

評価点はオートオークションの外装評価です。数字が大きいほど状態が良く、開催会場によって基準は変わりますが、5〜6点なら新車に近い、4.5点はかなり小さなキズ、4点はそのままお店に展示できるくらいのレベル、3.5点は少し外装の補修が必要な状態を指しています。「修復有」は骨格部分を修復した履歴がある車輌です。

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110系イスト
※2007.7〜2016.5

56台27.2〜61.8万円

型式:NCP110/NCP115/ZSP110。NCPが1.5L、ZSPが1.8Lで、115が4WDです。1.8Lは180Gという1グレードだけの設定でした。

一部改良は2009年8月に入っています。年の途中なので前期と後期には分けず、年式順で並べました。

生産を終えた車なので、残価率は載せていません。

今回の集計では56台が該当し、走行距離の中央値は13.1万kmでした。金額は27.2万円から61.8万円、平均45.9万円です。

※価格は全て税込表示です

150G

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成23
2011年
1 9.7〜9.7万km  61.8〜61.8万円 61.8万円
平成22
2010年
2 16.3〜19.2万km  45.2〜56.5万円 50.9万円
平成21
2009年
1 1.5〜1.5万km  57.4〜57.4万円 57.4万円
平成20
2008年
3 11.3〜13.1万km  41.1〜45.0万円 43.2万円
平成19
2007年
5 12.6〜16.5万km  41.9〜61.4万円 50.4万円

150X

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成22
2010年
1 7.8〜7.8万km  43.9〜43.9万円 43.9万円
平成21
2009年
3 13.2〜15.9万km  33.2〜43.2万円 39.6万円
平成20
2008年
1 16.8〜16.8万km  40.7〜40.7万円 40.7万円
平成19
2007年
2 13.6〜14万km  27.2〜43.9万円 35.5万円

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
150X スペシャルエディション 7 7〜26.1万km  38.6〜58.9万円 46.9万円
180G 6 2.1〜18.3万km  37.0〜49.9万円 44.5万円
150G 4WD 5 11.1〜21.4万km  27.3〜49.5万円 37.3万円
150X Cパッケージ 1 8.8〜8.8万km  56.2〜56.2万円 56.2万円
150X 4WD 1 10.2〜10.2万km  40.3〜40.3万円 40.3万円
150G HIDセレクション 1 24.2〜24.2万km  56.8〜56.8万円 56.8万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 色 評価 落札価格
最高値 平成23 150G 9.7万km パール 4 61.8万円
上位 平成19 150G 16.5万km シルバー 3.0 49.5万円
中央 平成19 180G 2.1万km シルバー 4.0 45.8万円
下位 平成19 150X 21.6万km シルバー 3.5 41.4万円
最安値 平成19 150X 13.6万km その他 3 27.2万円

相場の寸評

この世代は、走行距離がほとんど金額を動かしません。60,000km未満が6台で49.7万円、60,000〜100,000kmが11台で48.8万円、100,000〜140,000kmが14台で44.7万円、140,000〜180,000kmが13台で46.4万円、180,000km以上が12台で42.4万円。60,000km未満と180,000km以上の差は15%しかありません。出品56台の走行距離の中央値は13.1万kmですが、18万kmを超えた個体でも40万円台で落札されています。

年式も、きれいな階段にはなりません。平成23年式が4台で54.6万円、平成22年式が8台で50.2万円、平成21年式が8台で44.2万円、平成20年式が19台で44.0万円、平成19年式が17台で44.8万円。台数の多い平成19年式から平成21年式までの3年ぶんは0.8万円しか違わず、平成22年式から少し上がる程度です。海外で走らせるための買い手が入っている車で、距離計の数字や初度登録の年をあまり見ないためです。古い年式や多走行を理由に大きく引かれる筋合いはありません。

そのかわりに金額を分けているのはグレードです。150Gと150Xを走行距離帯で揃えて比べると、80,000km未満では150Gが4台で51.3万円、150Xが3台で43.6万円、80,000〜130,000kmでは150Gが7台で50.1万円、150Xが2台で50.5万円、130,000km以上では150Gが11台で49.1万円、150Xが8台で38.5万円。130,000km以上では150Gが10.6万円上回りました。本革巻きのハンドルやアルミホイールが標準で付く上級グレードで、この価格帯でも装備の差がそのまま残っています。なお根拠は2台から11台と少なく、傾向としてご覧ください。

排気量は逆に金額に出ません。1.8Lの180Gと1.5Lを距離を揃えて比べると、130,000km未満では1.8Lが4台で46.6万円、1.5Lが21台で49.2万円、130,000km以上では1.8Lが2台で40.3万円、1.5Lが23台で45.4万円。どちらの帯でも1.8Lの方が2.6万円以上下回りました。税金と燃費で不利になるぶん、国内で乗る買い手からは避けられているのでしょう。ただし1.8L側は2台から4台しかなく、明言はできません。

4WDも上乗せにはなりません。4WDが6台で37.8万円、2WDが50台で46.9万円という水準です。差は9.1万円で、雪の降る地域で使われた個体が多いことが響いています。こちらも6台の根拠しかありません。

この世代は出品68台のうち11台が修復歴ありで、割合にすると16%でした。10年落ちを超えたコンパクトカーとしては低い方です。下げ幅がどれくらいかはこのあとの項目にまとめています。

この世代の56台は27.2万円から61.8万円まで広がり、平均は45.9万円。年式でも距離でもなくグレードで決まる相場なので、自分の車が150Gか150Xかを先に確かめてください。金額の幅そのものは狭く、査定額が30万円を下回るようなら理由を聞いてよい水準です。

60系イスト
※2002.5〜2007.7

154台18.1〜47.2万円

型式:NCP60/NCP61/NCP65。NCP60が1.3L、NCP61が1.5L、NCP65は1.5Lの4WDです。イストとして最初に売られた世代にあたります。

一部改良は2005年5月で年の途中に入るため、前期と後期には分けていません。

残価率は掲載していません。最も新しい年式でも19年落ちで、比較の意味がないためです。

今回の集計では154台が該当し、走行距離の中央値は12.1万kmでした。金額は18.1万円から47.2万円、平均33.0万円です。

※価格は全て税込表示です

1.3F Lエディション HIDセレクション

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成17
2005年
8 11〜14.8万km  18.1〜44.8万円 32.6万円
平成16
2004年
3 11.4〜16.7万km  20.1〜38.3万円 30.6万円
平成15
2003年
7 13.6〜18.3万km  27.5〜34.8万円 30.3万円

1.3F Lエディション

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成19
2007年
1 10.5〜10.5万km  29.6〜29.6万円 29.6万円
平成18
2006年
2 14.7〜20.6万km  29.5〜33.8万円 31.6万円
平成17
2005年
2 10.4〜13.9万km  33.1〜34.6万円 33.9万円
平成16
2004年
4 8.6〜10.9万km  36.1〜39.0万円 37.4万円
平成15
2003年
2 12.4〜13.1万km  31.4〜35.1万円 33.2万円
平成14
2002年
3 10.3〜12.2万km  21.9〜35.0万円 30.4万円

1.5S Lエディション

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成17
2005年
1 5.7〜5.7万km  36.4〜36.4万円 36.4万円
平成16
2004年
2 13.1〜19.4万km  21.4〜29.5万円 25.5万円
平成15
2003年
4 10.5〜12.2万km  32.0〜47.2万円 38.4万円
平成14
2002年
1 10.9〜10.9万km  33.1〜33.1万円 33.1万円

1.3F

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成19
2007年
1 4.5〜4.5万km  36.4〜36.4万円 36.4万円
平成18
2006年
2 10〜11.9万km  31.7〜37.6万円 34.6万円
平成17
2005年
2 6.8〜7.6万km  26.3〜34.6万円 30.5万円
平成15
2003年
2 8.1〜10.1万km  33.1〜39.4万円 36.2万円
平成14
2002年
2 8.5〜11.5万km  24.8〜31.1万円 27.9万円

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
1.5F Lエディション HIDセレクション 4WD 7 2〜17.8万km  20.0〜36.4万円 30.4万円
1.5S 6 5〜19.6万km  27.6〜39.9万円 36.1万円
1.5F Lエディション 4WD 6 9.2〜20万km  22.6〜34.8万円 27.2万円
1.5S Lエディション 4WD 6 5.2〜22.2万km  25.1〜37.4万円 29.4万円
1.5A-S 4 5.8〜20.4万km  30.8〜38.3万円 35.6万円
1.5F 4WD 3 18.5〜21.4万km  22.0〜29.7万円 27.1万円
1.3A 2 10.4〜12.6万km  33.4〜46.6万円 40.0万円
1.5S アクアバージョン Lエディション 1 3.9〜3.9万km  36.4〜36.4万円 36.4万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 色 評価 落札価格
最高値 平成15 1.5S Lエディション 10.9万km パール 4 47.2万円
上位 平成17 1.3F Lエディション HIDセレクション 7.7万km シルバー 3.5 37.2万円
中央 平成15 1.3F 10.1万km シルバー 4 33.1万円
下位 平成15 1.5S Lエディション 32.8万km ゴールド 3.5 28.8万円
最安値 平成17 1.3F Lエディション HIDセレクション 13.3万km ホワイト 3.5 18.1万円

相場の寸評

20年を超えた車ですが、金額はまだ残っています。154台の平均は33.0万円、中央値でも33.1万円あります。110系の平均45.9万円との差は12.9万円で、5年ぶんの世代差にしては小さい方です。この世代も海外の買い手が支えており、国内の値付け感覚で読むと高すぎるように見えます。

走行距離の下がり方は110系よりわずかに大きい程度です。60,000km未満が22台で37.5万円、60,000〜100,000kmが29台で35.3万円、100,000〜140,000kmが45台で32.9万円、140,000〜180,000kmが25台で30.8万円、180,000km以上が33台で29.8万円。60,000km未満と180,000km以上で21%の差ですが、金額に直すと7.7万円にしかなりません。18万kmを超えても30万円近くで落札されています。

年式にいたっては、まったく階段になりません。平成19年式が9台で34.5万円、平成18年式が11台で32.8万円、平成17年式が48台で34.5万円、平成16年式が25台で32.7万円、平成15年式が50台で32.1万円、平成14年式が11台で30.7万円。いちばん古い平成14年式といちばん新しい平成19年式でも3.8万円の違いです。5年間のどこで登録された車でも、値段はほぼ同じと考えてよいでしょう。

グレードの差も消えています。走行100,000km以上に絞って並べると、1.3F Lエディション HIDセレクションが29台で31.1万円、1.3F Lエディションが25台で31.3万円、1.3Fが8台で31.0万円。いちばん高い行といちばん安い行の差は0.2万円しかありません。110系では装備の差が残っていたのに、この世代まで下がると値付けの材料にならないようです。

わずかに金額を分けているのは排気量と駆動方式です。2WDどうしで距離を揃えると、100,000km未満では1.5Lが15台で37.2万円、1.3Lが33台で36.3万円、100,000km以上では1.5Lが20台で34.0万円、1.3Lが64台で31.5万円。1.5Lが0.8万円から2.5万円上回りました。一方で4WDは下回り、100,000km未満では4WDが3台で30.9万円、2WDが48台で36.6万円、100,000km以上では4WDが19台で28.5万円、2WDが84台で32.1万円という結果です。4WDの方が3.6万円以上安く、同じ1.5Lでも駆動方式で向きが逆になります。

出品219台のうち55台が修復歴ありで、割合は25%にのぼりました。110系の16%と比べるとかなり高く、20年ぶんの履歴が積み上がった結果といえます。

この世代の154台は18.1万円から47.2万円まで広がり、平均は33.0万円。年式でもグレードでも距離でも差が付かないため、査定額はお店がどこへ流せるかでほぼ決まります。輸出の販路を持つお店とそうでないお店で開きが出やすい車です。

修復歴があるといくら下がるか

66台60系で5%安い

オートオークションでは、骨格部分に修復歴のある車は評価点が「R」と記載され、一目で修復歴ありの車輌であることがわかるようになっています。今回のデータ287台のうち、66台が該当しました。修復歴のある車を1台ずつ、同じ年式・同じグレードで、走行距離の近い修復歴なしの車と突き合わせています。基準はあくまで修復歴車の側です。120,000km走った修復歴車なら、同じく120,000km前後の修復歴なしの車としか比べられないため、走行距離の許容幅はその車の走行距離に応じて取っています。

突き合わせる修復歴なしの車は、条件の合う中でもっとも評価点の高い個体を選んでいます。評価点の低い車を相手にすると、修復歴とは別の理由で安い車と比べることになり、修復歴そのものの影響が見えなくなるためです。

世代 照合できた台数 下落幅の分布
最小〜最大
下落幅
中央値
むしろ高かった
個体
110系 7 -17〜15% 9% 安い 1台
60系 29 -21〜38% 5% 安い 9台

※110系はそもそもの台数が少ないため、参考にならないことご容赦下さいませ。

同じ条件の車を並べると

走行距離の少ない組み合わせから順に載せています。修復歴なしの側は、同じ年式・同じグレード・近い走行距離という条件の中で、もっとも評価点の高い個体を選びました。

世代 年式 グレード 走行 評価 落札価格 差
110系 修復歴なし 平成20 150X スペシャルエディション 13.1万km 4.0 46.9万円
110系 修復歴あり 平成20 150X スペシャルエディション 15.9万km 修復有 41.6万円 △5.3万円11%
110系 修復歴なし 平成22 150G 10.8万km 3.5 55.4万円
110系 修復歴あり 平成22 150G 9.7万km 修復有 47.6万円 △7.8万円14%
60系 修復歴なし 平成17 1.3F Lエディション 6.5万km 4.0 36.7万円
60系 修復歴あり 平成17 1.3F Lエディション 4.5万km 修復有 33.8万円 △3.0万円8%
60系 修復歴なし 平成15 1.3F Lエディション 6.1万km 4.0 38.3万円
60系 修復歴あり 平成14 1.3F Lエディション 5.1万km 修復有 26.4万円 △11.9万円31%

60系では中央値で5%下がります。29台を照合した結果です。修復歴なしの側が34.3万円前後で取引される世代なので、この率を実額に直すと1.6万円の開きになるようです。

ばらつきは大きく、同じ条件でも修復歴車の方が高く落ちる例もあります。骨格の一部を交換しただけの車と、大きく損傷した車が同じ「修復歴あり」で扱われるためです。実際の査定では、どこをどう直したかまで見られると考えておいた方がよいでしょう。

修復歴があるなら、価値が残っているうちに売る方が損失を抑えられます。年式が古くなるほど下落率は小さくなりますが、それは車そのものの値段が下がりきった結果にすぎません。率が縮むのを待つ間に、元の価格の方が先に落ちていくためです。

相場を知ったうえで査定に出す

イストは世代によって相場の性格がまったく違います。110系は台数が少ないぶん値が残っており、60系は下限に張り付いていて走行距離もほとんど効きません。掲載しているのは、すべて中古車店どうしの取引で実際についた価格です。

この落札価格は、買取店にとっての仕入れ値です。提示された査定額がここから大きく離れているなら、その理由を聞く根拠になります。複数社に査定させれば、買取店ごとの販路の差がそのまま金額差となって表れるはずです。

イストと比べられることの多い車種です。同じ日に何社かへ査定してもらうときは、この並びも見てから話をすると相場の感覚がつかみやすくなります。

で、自分の車はいくらなのか

上の表は年式ごとの目安です。年式と走行距離まで入れると、自分の1台に近い落札だけを集めて金額を出します。