ヤリスクロスとRAV4のあいだを埋める大きさで、2021年9月に登場したカローラの名を持つSUV、カローラクロス。荷室の広さと扱いやすい車体を両立させ、販売台数を大きく伸ばしました。2023年10月の一部改良でガソリンが1.8Lから2.0Lに入れ替わっています。

このページでは、2026年8月にオートオークションで落札されたカローラクロス、合計324台から基準に合うデータを抜粋し、世代とグレードごとに掲載しています。セダンのカローラやカローラツーリングは別のページです。

売却時はもちろん、中古車購入時の参考にしていただければ幸いです。

自分の車の相場をすぐ見たい

年式と走行距離を入れると、自分の車に近い条件の落札金額が見れる。

ご覧いただく際の注意点

掲載価格はすべてオートオークションでの税込み落札価格です。買取店が提示する金額は、ここから陸送費・出品料・利益を差し引いた額、販売店の場合は落札価格に陸送費・出品料・利益を足した額になります。車種と価格帯によりますが、10〜30万円程度変わるのが一般的。落札相場を知っておくと、

提示額がどこまで落札金額に近いか

を判断する目安となります。

また基本的に相場は下がるものです。中には希少車や輸出時期の関係で、上がっていくものもありますが、基本的に古くなるにつれ、緩やかに下がっていきます。

※掲載データは2026年8月時点のものです。

年式から相場を探す

各年式でもっとも流通しているグレードの相場です。走行距離はその年式で最も多く出品されていたゾーンを中心に抜粋しています。

年式 世代 グレード 台数 中心となる
平均走行距離
平均落札価格 価格帯
最安〜最高
残価率
令和72025年 10系 Z ハイブリッド 4 1.4〜1.6万km 341万円 331〜367万円 100%
令和62024年 10系 Z ハイブリッド 6 1.9〜2.7万km 312万円 299〜332万円 96%
令和52023年 10系 Z ハイブリッド 11 2.9〜4.1万km 324万円 287〜367万円 108%
令和42022年 10系 Z ハイブリッド 15 3.3〜4.8万km 315万円 266〜367万円 105%
令和32021年 10系 Z ハイブリッド 4 4.6〜5.9万km 306万円 255〜338万円 102%
令和62024年 10系 Z 1.8L 2 2.3〜2.4万km 283万円 283〜284万円 107%
令和52023年 10系 Z 1.8L 20 2.4〜3万km 348万円 285〜405万円 132%
令和42022年 10系 Z 1.8L 10 2.9〜4万km 341万円 302〜359万円 129%
令和32021年 10系 Z 1.8L 2 2.3〜2.5万km 333万円 328〜337万円 126%
令和62024年 10系 Z ハイブリッド 4WD 2 3〜3万km 331万円 329〜334万円 96%
令和52023年 10系 Z ハイブリッド 4WD 4 1.7〜1.9万km 365万円 340〜382万円 114%
令和42022年 10系 Z ハイブリッド 4WD 4 3.6〜4.8万km 348万円 317〜372万円 109%
令和32021年 10系 Z ハイブリッド 4WD 3 5.2〜6.1万km 302万円 300〜304万円 94%
令和62024年 10系 Z 2.0L 2 1.1〜1.3万km 292万円 290〜294万円 101%
令和52023年 10系 Z 2.0L 2 1.6〜1.7万km 266万円 246〜287万円 92%
令和52023年 10系 S 1.8L 2 2.6〜3万km 315万円 306〜324万円 131%
令和42022年 10系 S 1.8L 3 2.4〜2.6万km 313万円 309〜319万円 130%
令和52023年 10系 G 1.8L 3 3〜3.5万km 300万円 296〜307万円 134%

表の読み方

年式ごとに、出品された走行距離の中央付近値を掲載しています。たとえば令和5年式のZ ハイブリッドであれば、出品36台の中央値は約36,000kmでした。

同じZでも1.8Lガソリン・2.0Lガソリン・ハイブリッドで相場が違うため、グレード名の後ろに排気量を入れています。2023年10月の一部改良でガソリンが1.8Lから2.0Lに入れ替わったので、令和5年式には両方が混ざります。

カタログで「G X」と書かれるグレードは、出品側が「GX」と続けて書くため新車価格と対応が付きません。この行だけ残価率を出していません。

また車輌の走行距離における掲載基準は、その中央値から上下20%以内の車輌に限定。中央値が50,000kmであれば40,000〜60,000kmの範囲で掲載し、できるだけ走行距離条件を揃えるようにしています。調べた総数より台数が少ないのは、掲載基準を厳選しているためで、できるだけ標準的な走行距離帯を掲載し、照合しやすくさせています。

評価点はオートオークションの外装評価です。数字が大きいほど状態が良く、開催会場によって基準は変わりますが、5〜6点なら新車に近い、4.5点はかなり小さなキズ、4点はそのままお店に展示できるくらいのレベル、3.5点は少し外装の補修が必要な状態を指しています。「修復有」は骨格部分を修復した履歴がある車輌です。

\年式ごとの相場をご覧いただいたところで/

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10系カローラクロス
※2021.9〜

299台200〜448万円

型式:ZSG10/MXGA10/MXGH15/ZVG11/ZVG13/ZVG15/ZVG16。ZSGが1.8Lガソリン、MXGAとMXGHが2.0Lガソリン、ZVGがハイブリッドで、末尾が5・6のものは4WDです。

一部改良は2023年10月に入っています。年の途中なので前期と後期には分けず、年式順で並べました。この改良でガソリンが1.8Lから2.0Lへ切り替わり、ハイブリッドの型式もZVG11からZVG13に変わっています。

現行車なので残価率を載せています。グレード・駆動方式ごとに、その年式当時の新車価格で計算しました。

今回の集計では299台が該当し、走行距離の中央値は3.0万kmでした。金額は200万円から448万円、平均319万円という水準にあります。

※価格は全て税込表示です

Z ハイブリッド

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和8
2026年
1 1.9〜1.9万km  373〜373万円 373万円 109%
令和7
2025年
4 1.4〜1.6万km  331〜367万円 341万円 100%
令和6
2024年
6 1.9〜2.7万km  299〜332万円 312万円 96%
令和5
2023年
11 2.9〜4.1万km  287〜367万円 324万円 108%
令和4
2022年
15 3.3〜4.8万km  266〜367万円 315万円 105%
令和3
2021年
4 4.6〜5.9万km  255〜338万円 306万円 102%

Z 1.8L

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和6
2024年
2 2.3〜2.4万km  283〜284万円 283万円 107%
令和5
2023年
20 2.4〜3万km  285〜405万円 348万円 132%
令和4
2022年
10 2.9〜4万km  302〜359万円 341万円 129%
令和3
2021年
2 2.3〜2.5万km  328〜337万円 333万円 126%

Z ハイブリッド 4WD

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和6
2024年
2 3〜3万km  329〜334万円 331万円 96%
令和5
2023年
4 1.7〜1.9万km  340〜382万円 365万円 114%
令和4
2022年
4 3.6〜4.8万km  317〜372万円 348万円 109%
令和3
2021年
3 5.2〜6.1万km  300〜304万円 302万円 94%

Z 2.0L

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和6
2024年
2 1.1〜1.3万km  290〜294万円 292万円 101%
令和5
2023年
2 1.6〜1.7万km  246〜287万円 266万円 92%

S 1.8L

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和5
2023年
2 2.6〜3万km  306〜324万円 315万円 131%
令和4
2022年
3 2.4〜2.6万km  309〜319万円 313万円 130%

G 1.8L

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和5
2023年
3 3〜3.5万km  296〜307万円 300万円 134%
令和4
2022年
1 6.4〜6.4万km  310〜310万円 310万円 138%
令和3
2021年
1 4.5〜4.5万km  308〜308万円 308万円 138%

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
S ハイブリッド 5 0.4〜5.2万km  254〜277万円 266万円
G ハイブリッド 4 2.4〜8.4万km  231〜245万円 240万円
S ハイブリッド 4WD 4 3.9〜9万km  235〜321万円 275万円
GRスポーツ 4WD 2.0L 3 0.2〜0.5万km  436〜448万円 440万円
GX 2.0L 3 0.8〜2.1万km  204〜213万円 209万円
G 2.0L 3 1.3〜2万km  200〜222万円 213万円
G ハイブリッド 4WD 1 7.4〜7.4万km  237〜237万円 237万円
GX 1.8L 1 2.1〜2.1万km  300〜300万円 300万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 色 評価 落札価格
最高値 令和8 GRスポーツ 4WD 2.0L 0.2万km パール 6 448万円
上位 令和4 Z ハイブリッド 1.3万km パール 5 345万円
中央 令和5 Z 1.8L 2.5万km ブラック 4 319万円
下位 令和6 Z ハイブリッド 3.8万km パール 5 295万円
最安値 令和5 G 2.0L 1.3万km ブラック 4.5 200万円

相場の寸評

まず全体の水準を押さえてください。Z ハイブリッドの残価率は令和7年式が4台で100%、令和6年式が6台で96%、令和5年式が11台で108%、令和4年式が15台で105%、令和3年式が4台で102%。新車で299万円だった車が、令和5年式でも324万円で落札されています。3年落ちで新車価格を上回っており、納期の長さが中古の値段を押し上げている車です。ただし今回の落札台数は令和7年式が4台、令和3年式が4台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

この車でいちばん目を引くのは、ガソリンがハイブリッドを上回ることです。新車ではZ ハイブリッドがZの1.8Lガソリンより35.0万円高い設定でした。ところが年式と走行距離を揃えて比べると、令和5年式の30,000km未満では1.8Lガソリンが40台で350万円、ハイブリッドが13台で318万円、令和5年式の30,000〜60,000kmでは1.8Lガソリンが19台で342万円、ハイブリッドが17台で302万円、令和4年式の30,000km未満では1.8Lガソリンが9台で347万円、ハイブリッドが9台で322万円。比べられた5通りすべてでガソリンが上回り、差は25.3万円から40.2万円にのぼります。残価率で見ると差はさらにはっきりします。Zの1.8Lガソリンは令和5年式が20台で132%、令和4年式が10台で129%、令和3年式が2台で126%で、いずれも新車価格を大きく超えました。ハイブリッドを避ける海外の買い手が入っているためで、燃費のよさが売却額に返ってくるとは限りません。ただし今回の落札台数は令和3年式が2台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

4WDの上乗せは、逆にしっかり残ります。新車ではZ ハイブリッドの4WDが2WDより20.9万円高い設定でした。それが中古では、令和5〜6年式の30,000km未満では4WDが6台で347万円、2WDが26台で317万円、令和5〜6年式の30,000〜60,000kmでは4WDが7台で333万円、2WDが24台で305万円、令和3〜4年式の30,000km未満では4WDが3台で390万円、2WDが11台で329万円。比べられた5通りすべてで4WDが上回り、差は18.9万円から61.5万円でした。新車の差額を上回って戻ってきていることになります。なお4WD側の根拠は3台から8台と少なく、傾向としてご覧ください。

金額を分けているのは、年式ではなく走行距離です。Z ハイブリッドを年式で並べると、令和7年式が15台で346万円、令和6年式が20台で316万円、令和5年式が36台で306万円、令和4年式が39台で307万円、令和3年式が14台で307万円。令和3年式から令和5年式までの3年ぶんは1.5万円しか違わず、ほぼ横並びです。金額が動くのは令和7年式に入ってからで、新車価格の改定がそのまま乗っています。ところが走行距離で並べると、20,000km未満が28台で335万円、20,000〜40,000kmが47台で321万円、40,000〜60,000kmが33台で301万円、60,000km以上が17台で278万円。20,000km未満と60,000km以上では17%の開きです。まだ4年しか経っていない車なので、年式より距離計の数字の方が状態をよく表しています。

グレードの差も素直に出ます。1.8Lガソリンを走行40,000km未満に絞って比べると、Zが75台で345万円、Sが10台で320万円、Gが5台で304万円。ZとGでは40.7万円の差で、新車価格の差40.0万円にほぼ見合っています。上級グレードの装備代が目減りせずに残る車です。

この世代は出品324台のうち15台が修復歴ありで、割合にすると5%にとどまりました。加えて6台は評価点「S」の新車同様です。登場から4年しか経っておらず、事故車が市場に出てくるまでの時間がまだ足りていません。下げ幅がどれくらいかはこのあとの項目にまとめています。

今回の299台は200万円から448万円まで広がり、平均は319万円。新車価格を超える落札が並ぶ相場なので、査定額が新車価格より低いのは当たり前と考えない方がよいでしょう。特にガソリンの低走行車は、提示額を1社で決めてしまうと差が大きく出ます。

修復歴があるといくら下がるか

15台10系で22%安い

オートオークションでは、骨格部分に修復歴のある車は評価点が「R」と記載され、一目で修復歴ありの車輌であることがわかるようになっています。今回のデータ324台のうち、15台が該当しました。修復歴のある車を1台ずつ、同じ年式・同じグレードで、走行距離の近い修復歴なしの車と突き合わせています。基準はあくまで修復歴車の側です。120,000km走った修復歴車なら、同じく120,000km前後の修復歴なしの車としか比べられないため、走行距離の許容幅はその車の走行距離に応じて取っています。

突き合わせる修復歴なしの車は、条件の合う中でもっとも評価点の高い個体を選んでいます。評価点の低い車を相手にすると、修復歴とは別の理由で安い車と比べることになり、修復歴そのものの影響が見えなくなるためです。

世代 照合できた台数 下落幅の分布
最小〜最大
下落幅
中央値
むしろ高かった
個体
10系 5 18〜30% 22% 安い 0台

※10系はそもそもの台数が少ないため、参考にならないことご容赦下さいませ。

同じ条件の車を並べると

走行距離の少ない組み合わせから順に載せています。修復歴なしの側は、同じ年式・同じグレード・近い走行距離という条件の中で、もっとも評価点の高い個体を選びました。

世代 年式 グレード 走行 評価 落札価格 差
10系 修復歴なし 令和7 Z ハイブリッド 0万km 6 369万円
10系 修復歴あり 令和7 Z ハイブリッド 0.5万km 修復有 260万円 △110万円30%
10系 修復歴なし 令和5 S ハイブリッド 2.7万km 5 256万円
10系 修復歴あり 令和5 S ハイブリッド 2.3万km 修復有 204万円 △51.8万円20%

10系では中央値で22%下がります。5台を照合した結果です。修復歴なしの側が272万円前後で取引される世代なので、この率を実額に直すと69.2万円の開きになるようです。

ばらつきは大きく、同じ条件でも修復歴車の方が高く落ちる例もあります。骨格の一部を交換しただけの車と、大きく損傷した車が同じ「修復歴あり」で扱われるためです。実際の査定では、どこをどう直したかまで見られると考えておいた方がよいでしょう。

修復歴があるなら、価値が残っているうちに売る方が損失を抑えられます。年式が古くなるほど下落率は小さくなりますが、それは車そのものの値段が下がりきった結果にすぎません。率が縮むのを待つ間に、元の価格の方が先に落ちていくためです。

相場を知ったうえで査定に出す

カローラクロスは世代が1つしかありませんが、ガソリンかハイブリッドかで相場ははっきり分かれます。2023年10月の改良でガソリンが1.8Lから2.0Lへ入れ替わっており、同じZでも中身が違います。掲載しているのは、すべて中古車店どうしの取引で実際についた価格です。

この落札価格は、買取店にとっての仕入れ値です。提示された査定額がここから大きく離れているなら、その理由を聞く根拠になります。複数社に査定させれば、買取店ごとの販路の差がそのまま金額差となって表れるはずです。

カローラクロスと比べられることの多い車種です。同じ日に何社かへ査定してもらうときは、この並びも見てから話をすると相場の感覚がつかみやすくなります。

で、自分の車はいくらなのか

上の表は年式ごとの目安です。年式と走行距離まで入れると、自分の1台に近い落札だけを集めて金額を出します。

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