トヨタが世界中で売ってきた中型セダン、カムリ。日本では2011年の50系からハイブリッド専用になり、2017年からの70系もその形を引き継ぎました。それ以前のXV40系は2.4Lのガソリンで、いずれも広い後席と静かな乗り心地が持ち味です。

このページでは、2026年8月にオートオークションで落札されたカムリ、合計496台から基準に合うデータを抜粋し、世代とグレードごとに掲載しています。

売却時はもちろん、中古車購入時の参考にしていただければ幸いです。

自分の車の相場をすぐ見たい

年式と走行距離を入れると、自分の車に近い条件の落札金額が見れる。

ご覧いただく際の注意点

掲載価格はすべてオートオークションでの税込み落札価格です。買取店が提示する金額は、ここから陸送費・出品料・利益を差し引いた額、販売店の場合は落札価格に陸送費・出品料・利益を足した額になります。車種と価格帯によりますが、10〜30万円程度変わるのが一般的。落札相場を知っておくと、

提示額がどこまで落札金額に近いか

を判断する目安となります。

また基本的に相場は下がるものです。中には希少車や輸出時期の関係で、上がっていくものもありますが、基本的に古くなるにつれ、緩やかに下がっていきます。

※掲載データは2026年8月時点のものです。

年式から相場を探す

各年式でもっとも流通しているグレードの相場です。走行距離はその年式で最も多く出品されていたゾーンを中心に抜粋しています。なお2世代前より古いモデルは、いちばん新しい年式といちばん古い年式だけを載せています。

年式 世代 グレード 台数 中心となる
平均走行距離
平均落札価格 価格帯
最安〜最高
残価率
令和42022年 70系 G 2 6.3〜6.3万km 233万円 213〜253万円 61%
令和32021年 70系 G 3 6.4〜6.8万km 241万円 238〜243万円 64%
令和22020年 70系 G 4 7.1〜9.3万km 183万円 151〜202万円 49%
令和12019年 70系 G 8 7.1〜9.7万km 162万円 141〜187万円 46%
平成302018年 70系 G 7 7.6〜10.5万km 155万円 137〜176万円 44%
平成292017年 70系 G 7 7.2〜10.4万km 144万円 114〜182万円 41%
平成302018年 70系 G レザーパッケージ 4 8.1〜10.5万km 147万円 133〜154万円 35%
平成292017年 70系 G レザーパッケージ 3 8.5〜10.1万km 162万円 156〜170万円 39%
令和42022年 70系 X 2 3.5〜4.4万km 275万円 268〜281万円 79%
令和22020年 70系 X 2 8.4〜12.3万km 156万円 149〜163万円 45%
平成302018年 70系 X 2 11〜11.7万km 114万円 112〜116万円 35%
令和32021年 70系 WS 2 5.8〜6.9万km 242万円 240〜245万円 62%
令和12019年 70系 WS 2 7.3〜10.2万km 185万円 158〜213万円 50%
平成302018年 70系 WS 3 7〜9.3万km 186万円 170〜198万円 51%
令和12019年 70系 WS レザーパッケージ 3 9.4〜11.6万km 191万円 172〜202万円 44%
平成292017年 XV50系 Gパッケージ 2 17.2〜17.5万km 111万円 107〜116万円 33%
平成282016年 XV50系 Gパッケージ 2 8.6〜9.3万km 111万円 93.0〜129万円 32%
平成272015年 XV50系 Gパッケージ 3 11.6〜14.3万km 75.4万円 67.5〜88.8万円 22%
平成262014年 XV50系 Gパッケージ 6 10.4〜14.9万km 68.8万円 45.2〜103万円 21%
平成252013年 XV50系 Gパッケージ 13 10〜13.4万km 47.6万円 28.4〜60.1万円 15%
平成242012年 XV50系 Gパッケージ 20 11.1〜15.8万km 47.1万円 25.5〜68.0万円 15%
平成232011年 XV50系 Gパッケージ 7 8.9〜12.3万km 46.4万円 37.4〜52.7万円 15%
平成212009年 XV40系 G 2 11〜12万km 42.8万円 40.5〜45.2万円 —
平成192007年 XV40系 G 5 10.9〜13.7万km 40.6万円 38.3〜42.9万円 —

表の読み方

年式ごとに、出品された走行距離の中央付近値を掲載しています。たとえば平成25年式のGパッケージであれば、出品32台の中央値は約122,000kmでした。

70系とXV50系は日本仕様がハイブリッドしかないため、グレード名に「ハイブリッド」を付けていません。XV40系だけが2.4Lのガソリンです。

XV40系のリミテッドエディション・ディグニスエディションといった特別仕様車は、1台や2台の行がいくつもできるだけなので、もとになったグレードにまとめました。

残価率はXV40系に載せていません。2世代前にあたり、いまの落札額と当時の支払額を並べても比べる意味が薄いためです。この世代は実額だけをご覧ください。

また車輌の走行距離における掲載基準は、その中央値から上下20%以内の車輌に限定。中央値が50,000kmであれば40,000〜60,000kmの範囲で掲載し、できるだけ走行距離条件を揃えるようにしています。調べた総数より台数が少ないのは、掲載基準を厳選しているためで、できるだけ標準的な走行距離帯を掲載し、照合しやすくさせています。

評価点はオートオークションの外装評価です。数字が大きいほど状態が良く、開催会場によって基準は変わりますが、5〜6点なら新車に近い、4.5点はかなり小さなキズ、4点はそのままお店に展示できるくらいのレベル、3.5点は少し外装の補修が必要な状態を指しています。「修復有」は骨格部分を修復した履歴がある車輌です。

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3問ほどのアンケート

70系カムリ
※2017.7〜2023.12

174台91.5〜385万円

型式:AXVH70/AXVH75。AXVH75が4WD(E-Four)です。日本仕様は2.5Lハイブリッドだけで、ガソリン車の設定はありません。

一部改良は2019年10月と2021年2月で、どちらも年の途中です。年式で前期と後期を切り分けられないため、ここでは分けずに年式順で並べています。

今回の集計では174台が該当し、走行距離の中央値は8.4万kmでした。法人で使われた個体が多く、年式の割に距離が伸びています。

※価格は全て税込表示です

G

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和4
2022年
2 6.3〜6.3万km  213〜253万円 233万円 61%
令和3
2021年
3 6.4〜6.8万km  238〜243万円 241万円 64%
令和2
2020年
4 7.1〜9.3万km  151〜202万円 183万円 49%
令和1
2019年
8 7.1〜9.7万km  141〜187万円 162万円 46%
平成30
2018年
7 7.6〜10.5万km  137〜176万円 155万円 44%
平成29
2017年
7 7.2〜10.4万km  114〜182万円 144万円 41%

G レザーパッケージ

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和5
2023年
1 1.5〜1.5万km  363〜363万円 363万円 83%
令和3
2021年
1 3.2〜3.2万km  351〜351万円 351万円 80%
平成30
2018年
4 8.1〜10.5万km  133〜154万円 147万円 35%
平成29
2017年
3 8.5〜10.1万km  156〜170万円 162万円 39%

X

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和4
2022年
2 3.5〜4.4万km  268〜281万円 275万円 79%
令和3
2021年
1 15.2〜15.2万km  106〜106万円 106万円 30%
令和2
2020年
2 8.4〜12.3万km  149〜163万円 156万円 45%
令和1
2019年
1 9.5〜9.5万km  118〜118万円 118万円 36%
平成30
2018年
2 11〜11.7万km  112〜116万円 114万円 35%

WS

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和4
2022年
1 5.2〜5.2万km  286〜286万円 286万円 73%
令和3
2021年
2 5.8〜6.9万km  240〜245万円 242万円 62%
令和2
2020年
1 10.2〜10.2万km  170〜170万円 170万円 44%
令和1
2019年
2 7.3〜10.2万km  158〜213万円 185万円 50%
平成30
2018年
3 7〜9.3万km  170〜198万円 186万円 51%

WS レザーパッケージ

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和2
2020年
1 8.6〜8.6万km  253〜253万円 253万円 57%
令和1
2019年
3 9.4〜11.6万km  172〜202万円 191万円 44%

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
WS 4WD 5 3.1〜14.6万km  152〜318万円 231万円
X 4WD 2 8.3〜14.1万km  139〜174万円 157万円
G 4WD 1 17.2〜17.2万km  134〜134万円 134万円
WS ブラックエディション 1 7.7〜7.7万km  237〜237万円 237万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 色 評価 落札価格
最高値 令和4 WS レザーパッケージ 5.4万km パール 4.5 385万円
上位 令和3 WS 4WD 12.4万km ホワイト 4.0 205万円
中央 令和1 G 9.2万km ブラック 4 162万円
下位 平成30 G 17.4万km ブラウン 3.5 140万円
最安値 令和1 X 20.8万km ブラック 3.5 91.5万円

相場の寸評

いちばん下のXは、Gよりはっきり安く落ちます。新車価格は平成30年式でGが350万円、Xが329万円で、差は20.5万円でした。年式と走行距離を揃えて比べると、令和1〜2年式の40,000〜80,000kmではX5台が135万円、G6台が176万円、令和1〜2年式の120,000km以上ではX6台が115万円、G5台が130万円、平成29〜30年式の80,000〜120,000kmではX3台が117万円、G14台が141万円。3通りすべてでXが下回り、15.1万円から41.5万円の開きが出ました。新車の差を超えて開いており、装備の少ないグレードほど中古で選ばれにくいことが分かります。

本革の下がり方は、これとは対照的です。新車ではG レザーパッケージがGより69.7万円高い設定でした。中古では平成29〜30年式の40,000〜80,000kmではG レザーパッケージ6台が173万円、G16台が168万円、平成29〜30年式の80,000〜120,000kmではG レザーパッケージ8台が152万円、G14台が141万円、平成29〜30年式の120,000km以上ではG レザーパッケージ5台が134万円、G10台が129万円。3通りすべてで上回ってはいるものの、差は4.9万円から11.2万円にとどまります。新車で69.7万円多く払っても、売るときに戻るのはその1割から2割ということです。

スポーティな見た目のWSは、年式によって出方が変わります。新車ではWSがGより17.3万円高い設定でした。中古では令和3〜5年式の40,000〜80,000kmではWS4台が271万円、G6台が232万円、令和1〜2年式の40,000〜80,000kmではWS3台が207万円、G6台が176万円、令和1〜2年式の80,000〜120,000kmではWS3台が155万円、G10台が162万円。3通りのうちWSが上回ったのは2通りで、新しい年式では大きく差が付く一方、距離の進んだ個体では逆転しています。19インチのタイヤやスポーツシートが、状態のよい個体でだけ値段になっているのでしょう。

この世代でいちばん金額を分けているのは年式です。Gを走行40,000〜120,000kmに揃えて並べると、令和3〜5年式が7台で232万円、令和1〜2年式が16台で167万円、平成29〜30年式が30台で156万円。令和3〜5年式と平成29〜30年式では76.0万円、率にして33%の差がつきました。生産終了が2023年と新しいため、上の年式にはまだ値が残っています。

走行距離も同じくらい金額に出ます。令和1〜2年式のGを距離帯ごとに並べると40,000km未満が219万円、40,000〜80,000kmが176万円、80,000〜120,000kmが162万円、120,000km以上が130万円。40,000km未満と120,000km以上の差は89.4万円、率にして41%に達しました。同じ年式でこれだけ動くので、年式だけで査定額を見積もると読み違えます。

残価率は年式なりに素直です。Gで見ると平成29年式が41%、平成30年式が44%、令和1年式が46%、令和2年式が49%、令和3年式が64%。登録から9年が経つ平成29年式でも41%が残っています。400万円近い新車価格の車としては、落ち方は穏やかな部類です。ただし今回の落札台数は令和2年式が4台、令和3年式が3台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

この世代は出品207台のうち29台が修復歴ありで、割合にすると14%でした。174台の落札額は91.5万円から385万円に広がり、平均は181万円。年式と走行距離で決まり、グレードはそのうえに乗る程度です。査定額を見るときは、同じ年式・同じ距離帯の実例と照らしてください。

XV50系カムリ
※2011.9〜2017.7

198台25.5〜137万円

型式:AVV50。この世代も日本仕様は2.5Lハイブリッドだけで、4WDの設定はありません。

一部改良は2014年9月で、年の途中です。年式で前期と後期を切り分けられないため、ここでは分けずに年式順で並べています。

今回の集計では198台が該当し、走行距離の中央値は12.4万kmでした。70系より距離の伸びた個体が多く、12.4万kmという数字がこの世代の標準になっています。

※価格は全て税込表示です

Gパッケージ

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
平成29
2017年
2 17.2〜17.5万km  107〜116万円 111万円 33%
平成28
2016年
2 8.6〜9.3万km  93.0〜129万円 111万円 32%
平成27
2015年
3 11.6〜14.3万km  67.5〜88.8万円 75.4万円 22%
平成26
2014年
6 10.4〜14.9万km  45.2〜103万円 68.8万円 21%
平成25
2013年
13 10〜13.4万km  28.4〜60.1万円 47.6万円 15%
平成24
2012年
20 11.1〜15.8万km  25.5〜68.0万円 47.1万円 15%
平成23
2011年
7 8.9〜12.3万km  37.4〜52.7万円 46.4万円 15%

レザーパッケージ

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
平成29
2017年
1 5.1〜5.1万km  137〜137万円 137万円 34%
平成28
2016年
1 16.3〜16.3万km  105〜105万円 105万円 26%
平成27
2015年
2 20.9〜21.8万km  87.6〜107万円 97.1万円 24%
平成25
2013年
5 9.3〜13.4万km  50.8〜62.4万円 57.1万円 15%
平成24
2012年
3 13.6〜13.9万km  56.2〜74.2万円 65.9万円 17%
平成23
2011年
2 13.4〜18.3万km  33.1〜42.1万円 37.6万円 10%

Gパッケージ・プレミアムブラック

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
平成29
2017年
1 15.3〜15.3万km  113〜113万円 113万円 31%
平成28
2016年
2 9.4〜10.3万km  91.2〜109万円 100万円 28%
平成27
2015年
3 13.6〜15.7万km  71.0〜88.0万円 77.4万円 22%
平成26
2014年
2 7.6〜8.1万km  51.5〜78.9万円 65.2万円 19%
平成25
2013年
6 8.4〜11.6万km  33.5〜70.8万円 54.2万円 16%

ベースグレード

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
平成29
2017年
1 22.4〜22.4万km  67.2〜67.2万円 67.2万円 21%
平成28
2016年
1 7.2〜7.2万km  89.7〜89.7万円 89.7万円 28%
平成26
2014年
2 10.7〜15.4万km  55.0〜77.0万円 66.0万円 21%
平成25
2013年
2 9.1〜11.1万km  47.3〜63.5万円 55.4万円 18%
平成24
2012年
2 20.5〜20.8万km  40.7〜46.2万円 43.5万円 14%
平成23
2011年
2 10.4〜11.9万km  42.8〜46.2万円 44.5万円 15%

実際の落札実例

年式 グレード 走行 色 評価 落札価格
最高値 平成29 レザーパッケージ 5.1万km グレー 4 137万円
上位 平成25 Gパッケージ 6.9万km ブラック 3.5 72.2万円
中央 平成27 ベースグレード 12.9万km シルバー 4 52.6万円
下位 平成23 ベースグレード 10.4万km シルバー 3.0 42.8万円
最安値 平成24 Gパッケージ 13.7万km ブラック 3 25.5万円

相場の寸評

この世代でまず目に付くのは、グレードの差が消えていることです。新車価格は平成25年式でGパッケージが322万円、素のハイブリッドが304万円で、差は18.0万円ありました。ところが年式と走行距離を揃えて比べると、平成24〜25年式の60,000〜100,000kmではGパッケージ11台が59.1万円、ベースグレード3台が60.5万円、平成24〜25年式の150,000km以上ではGパッケージ27台が38.2万円、ベースグレード5台が39.9万円。差は1.4万円と1.7万円しかなく、しかも向きは素のハイブリッドの側に振れています。

本革のレザーパッケージも同じです。新車ではGパッケージより60.0万円高い設定でしたが、中古では平成24〜25年式の60,000〜100,000kmではレザーパッケージ5台が58.2万円、Gパッケージ11台が59.1万円、平成24〜25年式の100,000〜150,000kmではレザーパッケージ6台が61.4万円、Gパッケージ31台が47.9万円、平成24〜25年式の150,000km以上ではレザーパッケージ5台が38.3万円、Gパッケージ27台が38.2万円。4通りのうち上回ったのは2通りで、向きが定まりません。新車で60.0万円を払った装備が、この年式まで来ると金額に残らないということです。

代わりに金額を分けているのは年式です。Gパッケージを走行60,000〜150,000kmに揃えて並べると、平成28〜29年式が3台で107万円、平成26〜27年式が17台で77.8万円、平成24〜25年式が42台で50.8万円、平成23年式が11台で48.8万円。平成28〜29年式と平成23年式では57.9万円、率にして54%の差がつきました。グレードで動かないぶん、年式の差がそのまま出る形になっています。

走行距離も金額に出ます。平成24〜25年式のGパッケージを距離帯ごとに並べると60,000km未満が69.7万円、60,000〜100,000kmが59.1万円、100,000〜150,000kmが47.9万円、150,000km以上が38.2万円。60,000km未満と150,000km以上の差は31.4万円、率にして45%です。タクシーや法人の営業車として使われた個体が多く、150,000kmを超える出品が珍しくありません。

残価率で見ると、この世代の位置がはっきりします。Gパッケージでは平成25年式が15%、平成26年式が21%、平成27年式が22%、平成28年式が32%、平成29年式が33%。70系の平成29年式が41%だったことを思うと、1世代下がるだけで残り方がまったく変わります。新車で322万円を払った車が、いまこの世代の平均で60.0万円まで下りてきたということです。ただし今回の落札台数は平成27年式が3台、平成28年式が2台、平成29年式が2台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

出品253台のうち46台が修復歴ありで、割合は18%でした。198台の落札額は25.5万円から137万円に収まり、平均は60.0万円。グレードで動かない以上、査定で見られるのは年式と走行距離、そして修復歴の有無だけになります。

XV40系カムリ
※2006.1〜2011.9

30台27.8〜57.5万円

型式:ACV40/ACV45。ACV45が4WDです。2.4Lのガソリンで、この世代までがガソリン車のカムリになります。

一部改良は2009年1月で、年の途中です。年式で前期と後期を切り分けられないため、ここでは分けずに年式順で並べています。

この世代の残価率は掲載していません。2世代前にあたり、当時の支払額と並べても比べる意味が薄いためです。

今回の集計では30台が該当し、走行距離の中央値は11.5万kmでした。台数がまとまらないので、1台や2台しかない年式もそのまま載せています。

※価格は全て税込表示です

G

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成21
2009年
2 11〜12万km  40.5〜45.2万円 42.8万円
平成20
2008年
2 4〜4.3万km  45.2〜53.5万円 49.3万円
平成19
2007年
5 10.9〜13.7万km  38.3〜42.9万円 40.6万円
平成18
2006年
1 3.6〜3.6万km  36.5〜36.5万円 36.5万円

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
G 4WD 3 6.7〜13.3万km  31.8〜37.7万円 33.8万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 色 評価 落札価格
最高値 平成19 G 4.8万km ブラウン 4 57.5万円
上位 平成20 G 4.3万km ホワイト 3.5 45.2万円
中央 平成19 G 12.2万km シルバー 3.5 40.1万円
下位 平成19 G 3.3万km グレー 色替有 3.5 36.6万円
最安値 平成22 G 10.2万km ブラック 3.5 27.8万円

相場の寸評

この世代は、もう年式では動きません。Gで並べると平成21〜23年式が9台で41.8万円、平成18〜20年式が18台で42.5万円。新しい方が0.7万円安いという結果でした。3年ほどの年式差が、金額としてはまったく出てきません。

走行距離の方はまだ金額に出ます。Gを距離帯ごとに並べると60,000km未満が47.6万円、60,000〜100,000kmが46.9万円、100,000〜150,000kmが40.4万円、150,000km以上が37.6万円。60,000km未満と150,000km以上の差は10.0万円、率にして21%です。金額の幅そのものが小さいので、率で見ても実額で見ても大きくは動きません。

30台の落札額は27.8万円から57.5万円に収まり、平均は41.4万円。出品36台のうち4台が修復歴ありでした。XV50系の平均が60.0万円ですから、5年新しいハイブリッドとの差は18.6万円しかありません。ガソリンであることが不利に働いていないぶん、この世代は下がりきったところで止まっています。年式でも走行距離でも大きく動かない以上、査定額の違いはお店ごとの販路の差がそのまま出たものになります。1社の提示額で決めず、複数のお店に見せてから判断してください。

修復歴があるといくら下がるか

79台70系で21%安い

オートオークションでは、骨格部分に修復歴のある車は評価点が「R」と記載され、一目で修復歴ありの車輌であることがわかるようになっています。今回のデータ496台のうち、79台が該当しました。修復歴のある車を1台ずつ、同じ年式・同じグレードで、走行距離の近い修復歴なしの車と突き合わせています。基準はあくまで修復歴車の側です。120,000km走った修復歴車なら、同じく120,000km前後の修復歴なしの車としか比べられないため、走行距離の許容幅はその車の走行距離に応じて取っています。

突き合わせる修復歴なしの車は、条件の合う中でもっとも評価点の高い個体を選んでいます。評価点の低い車を相手にすると、修復歴とは別の理由で安い車と比べることになり、修復歴そのものの影響が見えなくなるためです。

世代 照合できた台数 下落幅の分布
最小〜最大
下落幅
中央値
むしろ高かった
個体
70系 26 -24〜49% 21% 安い 2台
XV50系 43 -56〜54% 9% 安い 10台
XV40系 4 19〜34% 22% 安い 0台

※XV40系はそもそもの台数が少ないため、参考にならないことご容赦下さいませ。

同じ条件の車を並べると

走行距離の少ない組み合わせから順に載せています。修復歴なしの側は、同じ年式・同じグレード・近い走行距離という条件の中で、もっとも評価点の高い個体を選びました。

世代 年式 グレード 走行 評価 落札価格 差
70系 修復歴なし 平成29 G レザーパッケージ 2万km 5 245万円
70系 修復歴あり 平成30 G レザーパッケージ 1万km 修復有 199万円 △45.9万円19%
70系 修復歴なし 令和3 WS 3.6万km 4 287万円
70系 修復歴あり 令和3 WS 3.2万km 修復有 213万円 △73.7万円26%
XV50系 修復歴なし 平成28 Gパッケージ 5.7万km 4.0 101万円
XV50系 修復歴あり 平成28 Gパッケージ 4.8万km 修復有 106万円 +5.0万円5%
XV50系 修復歴なし 平成29 Gパッケージ 5万km 4.0 128万円
XV50系 修復歴あり 平成29 Gパッケージ 5万km 修復有 119万円 △9.7万円8%

70系では中央値で21%下がります。26台を照合した結果です。修復歴なしの側が177万円前後で取引される世代なので、この率を実額に直すと41.6万円の開きになるようです。

ところがXV50系まで下がると、この差はほとんど消えます。43台の照合で率は9%ですが、実額に直すと中央値で5.0万円。修復歴なしの側が55.0万円前後の世代では、率が動いても金額はほとんど動きません。

これは、古い車なら修復歴が問われないという意味ではありません。XV50系は下限に近い価格で取引されており、修復歴のあるなしにかかわらず、下げようのないところまで下がりきっています。裏を返せば、41.6万円という差が出る70系ほど、修復歴の有無が金額を大きく左右すると言えるでしょう。

ばらつきは大きく、同じ条件でも修復歴車の方が高く落ちる例もあります。骨格の一部を交換しただけの車と、大きく損傷した車が同じ「修復歴あり」で扱われるためです。実際の査定では、どこをどう直したかまで見られると考えておいた方がよいでしょう。

修復歴があるなら、価値が残っているうちに売る方が損失を抑えられます。年式が古くなるほど下落率は小さくなりますが、それは車そのものの値段が下がりきった結果にすぎません。率が縮むのを待つ間に、元の価格の方が先に落ちていくためです。

相場を知ったうえで査定に出す

カムリは世代によって相場の性格がまったく違います。70系とXV50系はハイブリッド専用で、XV40系のガソリンとは買い手がまったく違います。掲載しているのは、すべて中古車店どうしの取引で実際についた価格です。

この落札価格は、買取店にとっての仕入れ値です。提示された査定額がここから大きく離れているなら、その理由を聞く根拠になります。複数社に査定させれば、買取店ごとの販路の差がそのまま金額差となって表れるはずです。

カムリと比べられることの多い車種です。同じ日に何社かへ査定してもらうときは、この並びも見てから話をすると相場の感覚がつかみやすくなります。

で、自分の車はいくらなのか

上の表は年式ごとの目安です。年式と走行距離まで入れると、自分の1台に近い落札だけを集めて金額を出します。