カローラアクシオは、カローラのセダンに2006年から付いている名前です。ワゴンのカローラフィールダーとは中身が同じで、型式まで共通しています。1.3Lと1.5Lのガソリンがあり、2013年からはハイブリッドも加わりました。2019年に新しいカローラセダンが登場したあとも、5ナンバーに収まる大きさと価格から法人向けに使われ続けており、そのための「EX」というグレードが用意されています。

このページでは、2026年8月にオートオークションで落札されたカローラアクシオ、合計563台から基準に合うデータを抜粋し、世代とグレードごとに掲載しています。

売却時はもちろん、中古車購入時の参考にしていただければ幸いです。

ご覧いただく際の注意点

掲載価格はすべてオートオークションでの税込み落札価格です。買取店が提示する金額は、ここから陸送費・出品料・利益を差し引いた額、販売店の場合は落札価格に陸送費・出品料・利益を足した額になります。車種と価格帯によりますが、10〜30万円程度変わるのが一般的。落札相場を知っておくと、

提示額がどこまで落札金額に近いか

を判断する目安となります。

また基本的に相場は下がるものです。中には希少車や輸出時期の関係で、上がっていくものもありますが、基本的に古くなるにつれ、緩やかに下がっていきます。

※掲載データは2026年8月時点のものです。

年式から相場を探す

各年式でもっとも流通しているグレードの相場です。走行距離はその年式で最も多く出品されていたゾーンを中心に抜粋しています。

年式 世代 グレード 台数 中心となる
平均走行距離
平均落札価格 価格帯
最安〜最高
残価率
令和12019年 160系 X 1.5L 5 912万km 115万円 111122万円 76%
平成292017年 160系 X 1.5L 3 910.6万km 78.1万円 76.080.5万円 53%
平成282016年 160系 X 1.5L 3 5.15.8万km 73.4万円 58.983.0万円 50%
平成272015年 160系 X 1.5L 4 10.113.7万km 56.1万円 47.264.0万円 38%
平成262014年 160系 X 1.5L 2 7.89.5万km 33.7万円 31.436.0万円 24%
平成252013年 160系 X 1.5L 4 5.46.4万km 49.7万円 44.060.7万円 35%
令和72025年 160系 EX 1.5L 2 1.41.9万km 155万円 155156万円 95%
令和52023年 160系 EX 1.5L 2 3.23.8万km 177万円 171183万円 110%
令和32021年 160系 EX 1.5L 10 6.18.9万km 119万円 110126万円 77%
令和22020年 160系 EX 1.5L 3 4.54.5万km 116万円 112120万円 75%
令和12019年 160系 ベースグレード ハイブリッド 7 12.915.7万km 77.7万円 64.385.1万円 37%
平成302018年 160系 ベースグレード ハイブリッド 3 13.115.4万km 50.3万円 18.766.2万円 24%
平成292017年 160系 ベースグレード ハイブリッド 2 9.49.6万km 63.6万円 60.666.7万円 31%
平成282016年 160系 ベースグレード ハイブリッド 3 11.313.4万km 44.8万円 38.355.1万円 22%
平成272015年 160系 ベースグレード ハイブリッド 3 11.715.6万km 33.0万円 25.942.5万円 16%
平成252013年 160系 ベースグレード ハイブリッド 3 7.79.9万km 26.7万円 21.732.0万円 14%
平成302018年 160系 G 1.5L 2 11.212.3万km 79.6万円 56.4103万円 46%
平成292017年 160系 G 1.5L 3 56.7万km 93.4万円 71.8135万円 55%
平成272015年 160系 G 1.5L 3 56.1万km 59.1万円 52.462.5万円 35%
平成262014年 160系 G 1.5L 4 8.710.2万km 43.4万円 30.158.3万円 27%
平成252013年 160系 G 1.5L 4 6.58.6万km 49.4万円 36.655.1万円 30%
令和12019年 160系 G ハイブリッド 2 11.211.5万km 98.4万円 96.0101万円 43%
平成302018年 160系 G ハイブリッド 2 20.822.7万km 74.2万円 72.975.6万円 32%
平成292017年 160系 G ハイブリッド 2 13.315.8万km 62.5万円 61.663.4万円 28%
平成272015年 160系 G ハイブリッド 2 3.84.6万km 51.4万円 48.054.9万円 23%
平成262014年 160系 G ハイブリッド 2 811.2万km 41.3万円 40.542.1万円 19%
平成252013年 160系 G ハイブリッド 6 12.715.7万km 31.8万円 24.535.9万円 15%
令和12019年 160系 X 4WD 1.5L 3 11.114.4万km 88.7万円 83.993.5万円 50%
平成292017年 160系 X 4WD 1.5L 2 8.18.2万km 61.0万円 60.861.2万円 35%
平成282016年 160系 X 4WD 1.5L 2 9.711.3万km 51.4万円 34.668.2万円 30%
平成272015年 160系 X 4WD 1.5L 2 8.29.4万km 47.7万円 46.449.0万円 28%
平成262014年 160系 X 4WD 1.5L 2 10.110.3万km 26.3万円 22.330.4万円 16%
平成252013年 160系 X 4WD 1.5L 3 13.216万km 27.6万円 20.034.0万円 17%
令和32021年 160系 EX ハイブリッド 6 7.29.2万km 136万円 97.3174万円 64%
令和32021年 160系 EX 4WD 1.5L 5 6.59.1万km 90.2万円 83.497.1万円 50%
平成212009年 140系 X 1.5L 3 911.4万km 27.3万円 22.131.0万円
平成202008年 140系 X 1.5L 2 9.213.8万km 23.6万円 21.226.1万円

表の読み方

年式ごとに、出品された走行距離の中央付近値を掲載しています。たとえば令和3年式のEXであれば、出品35台の中央値は約76,000kmでした。

グレード名の末尾に付けた1.3L・1.5L・1.8Lが排気量です。カローラアクシオはXが1.3Lにも1.5Lにもあり、名前だけでは中身が決まりません。ハイブリッドは1.5Lのみなので、排気量ではなく「ハイブリッド」と書いています。

Gクラシコ(50周年記念特別仕様車)とXのGエディションは、1台や2台の行がいくつもできるだけなので、もとになったグレードにまとめました。

残価率は160系にだけ載せています。140系は2006年から2012年の車で、当時の消費税率は5%です。いまの落札額を当時の支払額で割っても比べる意味が薄いため、この世代は実額だけをご覧ください。

また車輌の走行距離における掲載基準は、その中央値から上下20%以内の車輌に限定。中央値が50,000kmであれば40,000〜60,000kmの範囲で掲載し、できるだけ走行距離条件を揃えるようにしています。調べた総数より台数が少ないのは、掲載基準を厳選しているためで、できるだけ標準的な走行距離帯を掲載し、照合しやすくさせています。

評価点はオートオークションの外装評価です。数字が大きいほど状態が良く、開催会場によって基準は変わりますが、5〜6点なら新車に近い、4.5点はかなり小さなキズ、4点はそのままお店に展示できるくらいのレベル、3.5点は少し外装の補修が必要な状態を指しています。「修復有」は骨格部分を修復した履歴がある車輌です。

160系カローラアクシオ
※2012.5〜

355台18.7187万円

型式:NZE161/NRE161/NZE164/NRE160/NKE165。NRE160が1.3L、NZE161とNRE161が1.5Lの2WD、NZE164がその4WD、NKE165がハイブリッドです。カローラフィールダーとまったく同じ型式が使われています。

一部改良は2015年4月と2017年10月で、どちらも年の途中です。年式で前期と後期を切り分けられないため、ここでは分けずに年式順で並べています。

今回の集計では355台が該当し、走行距離の中央値は8.7万kmでした。13年ぶんの年式が並ぶので、年式ごとの台数は薄くなる箇所があります。

※価格は全て税込表示です

X 1.5L

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和1
2019年
5 912万km  111122万円 115万円 76%
平成30
2018年
1 6.86.8万km  95.795.7万円 95.7万円 63%
平成29
2017年
3 910.6万km  76.080.5万円 78.1万円 53%
平成28
2016年
3 5.15.8万km  58.983.0万円 73.4万円 50%
平成27
2015年
4 10.113.7万km  47.264.0万円 56.1万円 38%
平成26
2014年
2 7.89.5万km  31.436.0万円 33.7万円 24%
平成25
2013年
4 5.46.4万km  44.060.7万円 49.7万円 35%
平成24
2012年
1 3.53.5万km  57.857.8万円 57.8万円 40%

EX 1.5L

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和7
2025年
2 1.41.9万km  155156万円 155万円 95%
令和6
2024年
1 0.70.7万km  158158万円 158万円 96%
令和5
2023年
2 3.23.8万km  171183万円 177万円 110%
令和4
2022年
1 3.33.3万km  172172万円 172万円 110%
令和3
2021年
10 6.18.9万km  110126万円 119万円 77%
令和2
2020年
3 4.54.5万km  112120万円 116万円 75%
令和1
2019年
1 1.91.9万km  76.576.5万円 76.5万円 49%

ベースグレード ハイブリッド

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和1
2019年
7 12.915.7万km  64.385.1万円 77.7万円 37%
平成30
2018年
3 13.115.4万km  18.766.2万円 50.3万円 24%
平成29
2017年
2 9.49.6万km  60.666.7万円 63.6万円 31%
平成28
2016年
3 11.313.4万km  38.355.1万円 44.8万円 22%
平成27
2015年
3 11.715.6万km  25.942.5万円 33.0万円 16%
平成26
2014年
1 22.822.8万km  22.222.2万円 22.2万円 11%
平成25
2013年
3 7.79.9万km  21.732.0万円 26.7万円 14%

G 1.5L

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
平成30
2018年
2 11.212.3万km  56.4103万円 79.6万円 46%
平成29
2017年
3 56.7万km  71.8135万円 93.4万円 55%
平成28
2016年
1 7.97.9万km  79.179.1万円 79.1万円 47%
平成27
2015年
3 56.1万km  52.462.5万円 59.1万円 35%
平成26
2014年
4 8.710.2万km  30.158.3万円 43.4万円 27%
平成25
2013年
4 6.58.6万km  36.655.1万円 49.4万円 30%
平成24
2012年
1 15.315.3万km  47.647.6万円 47.6万円 29%

G ハイブリッド

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和1
2019年
2 11.211.5万km  96.0101万円 98.4万円 43%
平成30
2018年
2 20.822.7万km  72.975.6万円 74.2万円 32%
平成29
2017年
2 13.315.8万km  61.663.4万円 62.5万円 28%
平成28
2016年
1 10.610.6万km  52.252.2万円 52.2万円 24%
平成27
2015年
2 3.84.6万km  48.054.9万円 51.4万円 23%
平成26
2014年
2 811.2万km  40.542.1万円 41.3万円 19%
平成25
2013年
6 12.715.7万km  24.535.9万円 31.8万円 15%

X 4WD 1.5L

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和1
2019年
3 11.114.4万km  83.993.5万円 88.7万円 50%
平成30
2018年
1 15.715.7万km  63.463.4万円 63.4万円 36%
平成29
2017年
2 8.18.2万km  60.861.2万円 61.0万円 35%
平成28
2016年
2 9.711.3万km  34.668.2万円 51.4万円 30%
平成27
2015年
2 8.29.4万km  46.449.0万円 47.7万円 28%
平成26
2014年
2 10.110.3万km  22.330.4万円 26.3万円 16%
平成25
2013年
3 13.216万km  20.034.0万円 27.6万円 17%
平成24
2012年
1 11.311.3万km  33.433.4万円 33.4万円 21%

EX ハイブリッド

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和6
2024年
1 4.44.4万km  180180万円 180万円 82%
令和5
2023年
1 4.74.7万km  182182万円 182万円 83%
令和3
2021年
6 7.29.2万km  97.3174万円 136万円 64%

EX 4WD 1.5L

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和5
2023年
1 7.47.4万km  110110万円 110万円 59%
令和3
2021年
5 6.59.1万km  83.497.1万円 90.2万円 50%

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
X 1.3L 16 1.525.9万km  35.4106万円 61.0万円
X ビジネスパッケージ 1.5L 12 2.332.3万km  22.1119万円 59.3万円
G 4WD 1.5L 5 2.59.6万km  30.0113万円 68.4万円
X ビジネスパッケージ 4WD 1.5L 4 7.617.1万km  23.463.7万円 44.8万円
G W×B ハイブリッド 3 5.516.4万km  73.780.8万円 76.6万円
X ビジネスパッケージ 1.3L 3 4.18.6万km  34.483.6万円 52.7万円
ラグゼール 1.5L 3 1.913.4万km  42.069.0万円 56.0万円
G W×B 1.5L 1 5.45.4万km  140140万円 140万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 評価 落札価格
最高値 令和3 EX ハイブリッド 2.1万km ホワイト 5 187万円
上位 平成30 G 1.5L 12.3万km パール 4 103万円
中央 平成29 X 1.5L 7.5万km ホワイト 3.5 71.5万円
下位 平成27 X 4WD 1.5L 9.4万km シルバー 4 46.4万円
最安値 平成30 ベースグレード ハイブリッド 13.3万km シルバー N 18.7万円

相場の寸評

まず目を引くのは、平成の年式ではハイブリッドの方が安く落ちていることです。新車価格は平成29年式でハイブリッドのGが221万円、ガソリンのGが170万円で、51.2万円の開きがありました。ところが年式と走行距離を揃えて比べると、平成29〜30年式の120,000km以上ではハイブリッド5台が67.4万円、ガソリン4台が84.9万円、平成26〜28年式の80,000〜120,000kmではハイブリッド4台が44.9万円、ガソリン7台が56.9万円、平成24〜25年式の40,000〜80,000kmではハイブリッド3台が36.0万円、ガソリン5台が48.5万円、平成24〜25年式の120,000km以上ではハイブリッド6台が31.8万円、ガソリン4台が41.1万円。10通りすべてでハイブリッドが下回り、差は8.4万円から28.0万円に達しました。

この差は残価率にするともっとはっきりします。平成27年式ではガソリンのXが38%、ハイブリッドが16%、平成28年式ではガソリンのXが50%、ハイブリッドが22%、平成29年式ではガソリンのXが53%、ハイブリッドが31%、平成30年式ではガソリンのXが63%、ハイブリッドが24%。4つの年式すべてでガソリンが上回り、開きは22から39ポイントに及びました。新車で56.4万円多く払った分は戻ってこないということです。駆動用電池の残り寿命が読めない年式に入っており、買い手がその不安を金額に織り込んでいるのでしょう。ただし今回の落札台数は平成27年式が4台、平成28年式が3台、平成29年式が3台、平成30年式が1台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

ところが令和3年式以降のEXでは向きが変わります。40,000km未満ではハイブリッド4台が170万円、ガソリン15台が150万円、40,000〜80,000kmではハイブリッド7台が141万円、ガソリン12台が122万円、80,000〜120,000kmではハイブリッド4台が122万円、ガソリン10台が114万円、120,000km以上ではハイブリッド6台が104万円、ガソリン7台が110万円。4通りのうち3通りでハイブリッドが上回りました。新車価格の差は令和5年式で56.5万円ありますから、その全額が戻るわけではありません。それでも電池がまだ新しい年式なら、ハイブリッドを選んだ分は売るときにも評価されるようです。

4WDはむしろ安く落ちます。新車では平成29年式のXで4WDが2WDより25.9万円高い設定でした。年式と走行距離を揃えて比べると、令和1〜2年式の120,000km以上では4WD3台が83.2万円、2WD7台が106万円、平成26〜28年式の80,000〜120,000kmでは4WD6台が41.8万円、2WD3台が47.5万円、平成26〜28年式の120,000km以上では4WD4台が27.6万円、2WD8台が45.1万円、平成24〜25年式の120,000km以上では4WD3台が27.6万円、2WD3台が30.8万円。いずれも4WDの方が3.2万円から22.4万円下回りました。雪の降る地域で使われた個体が多く、同じ走行距離でも下回りの傷みが読みにくいためだと考えられます。

1.3Lと1.5Lの差は、向きが定まりません。新車価格は平成29年式で1.3Lが149万円、1.5Lが147万円と、排気量の小さい方が1.9万円高い設定になっていました。中古でも、同じ条件で比べられた3通りのうち1.3Lが上回ったのは1通りで、平成29〜30年式の40,000〜80,000kmでは1.3L2台が75.9万円、1.5L7台が84.5万円、平成26〜28年式の40,000km未満では1.3L2台が65.2万円、1.5L2台が71.7万円、平成26〜28年式の80,000〜120,000kmでは1.3L4台が57.7万円、1.5L3台が47.5万円。1.3Lはそもそもの台数が少なく、見つかった個体の状態しだいで平均が動いてしまう段階にあります。

この世代でいちばん効くのは年式です。Xの1.5Lを走行40,000〜120,000kmに揃えて並べると、令和1〜2年式が5台で114万円、平成29〜30年式が10台で82.6万円、平成26〜28年式が11台で58.3万円、平成24〜25年式が12台で46.7万円。令和1〜2年式と平成24〜25年式では67.2万円、率にして59%の差がつきました。いまも新しい年式が流通しているので、上から下まで階段がきれいに残っています。

走行距離の効き方は年式で変わります。令和3年式以降のEXでは40,000km未満が150万円、40,000〜80,000kmが122万円、80,000〜120,000kmが114万円、120,000km以上が110万円と下がり、40,000km未満と120,000km以上の差は27%になります。一方で平成24〜26年式のXでは40,000km未満が42.4万円、40,000〜80,000kmが47.3万円、80,000〜120,000kmが40.9万円、120,000km以上が31.3万円。40,000km未満から80,000〜120,000kmまでは6.4万円しか動きません。値が下がりきった年式では、距離を理由にした減額に根拠が薄いということです。

なおEXには、新車価格を上回った年式があります。令和4年式が110%、令和5年式が110%。走行32,000〜38,000kmの個体が171万円から183万円で落札されており、より新しい令和7年式の155万円〜156万円を上回りました。年式と走行距離を生データまで戻って確かめても食い違いはなく、この年式の相場がそうなっているということです。ただし今回の落札台数は令和4年式が1台、令和5年式が2台、令和6年式が1台、令和7年式が2台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

この世代は出品412台のうち51台が修復歴ありで、割合にすると12%でした。355台の落札額は18.7万円から187万円に広がり、平均は76.6万円。年式とハイブリッドかどうかで決まり、4WDにしても排気量を上げても金額は上がりません。査定額を見るときは、同じ年式・同じ動力の実例と照らしてください。

*

140系カローラアクシオ
※2006.10〜2012.5

94台18.855.0万円

型式:NZE141/NZE144/ZRE142/ZRE144。NZEが1.5Lで、末尾4が4WDです。ZREは1.8Lで、この世代ではラグゼールという名前で売られていました。

一部改良は2008年10月で、年の途中です。年式で前期と後期を切り分けられないため、ここでは分けずに年式順で並べています。

この世代の残価率は掲載していません。当時の消費税率が5%で、いまの落札額と並べても比べる意味が薄いためです。

今回の集計では94台が該当し、走行距離の中央値は9.1万kmでした。年式ごとの台数は少なく、1台や2台しかない年式もそのまま載せています。

※価格は全て税込表示です

X 1.5L

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成24
2012年
1 3.83.8万km  38.538.5万円 38.5万円
平成23
2011年
1 4.74.7万km  23.523.5万円 23.5万円
平成21
2009年
3 911.4万km  22.131.0万円 27.3万円
平成20
2008年
2 9.213.8万km  21.226.1万円 23.6万円
平成19
2007年
1 99万km  30.030.0万円 30.0万円
平成18
2006年
1 1212万km  25.725.7万円 25.7万円

G 1.5L

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成24
2012年
1 4.54.5万km  46.846.8万円 46.8万円
平成23
2011年
2 5.96.1万km  44.748.4万円 46.5万円
平成21
2009年
2 11.214.4万km  30.131.4万円 30.7万円
平成20
2008年
3 6.88.6万km  32.235.5万円 34.4万円
平成19
2007年
4 7.99.4万km  28.932.1万円 30.8万円

X HIDリミテッド 1.5L

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成23
2011年
3 1012.2万km  23.238.8万円 31.6万円
平成22
2010年
1 8.48.4万km  29.429.4万円 29.4万円
平成21
2009年
1 3.83.8万km  43.043.0万円 43.0万円

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
ラグゼール αエディション 1.8L 6 6.932.3万km  28.748.6万円 35.6万円
X HIDセレクション 1.5L 5 5.419万km  28.844.2万円 34.7万円
X スペシャルエディション 1.5L 5 1.621万km  26.937.3万円 34.0万円
X HIDエクストラリミテッド 1.5L 3 59.4万km  38.451.1万円 46.0万円
X HIDリミテッド 4WD 1.5L 3 5.112.9万km  21.229.7万円 24.5万円
X 4WD 1.5L 3 5.216万km  18.830.7万円 23.6万円
ラグゼール 1.8L 3 4.821.2万km  27.735.2万円 31.8万円
X ビジネスパッケージ 1.5L 3 413万km  24.529.6万円 27.4万円
ほか2グレード 3  19.927.7万円 24.8万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 評価 落札価格
最高値 平成23 X HIDリミテッド 1.5L 3.3万km ホワイト 4.0 55.0万円
上位 平成22 X 1.5L 5.3万km シルバー 4.0 36.4万円
中央 平成19 X 4WD 1.5L 7.7万km シルバー 3.5 30.7万円
下位 平成19 X 1.5L 3.6万km パール 3 26.9万円
最安値 平成22 X 4WD 1.5L 5.2万km ブルー 3.5 18.8万円

相場の寸評

この世代は、すでに底値の近くで動いています。今回の94台は18.8万円から55.0万円に収まり、平均は32.6万円。160系のように100万円を超える車は1台もありませんでした。

それでも年式はまだ効いています。台数のまとまるGで並べると、平成23〜24年式が3台で46.6万円、平成21〜22年式が8台で33.9万円、平成19〜20年式が11台で30.6万円。平成23〜24年式と平成19〜20年式では16.0万円、率にして34%の差があります。ただしXで同じことをすると平成21〜22年式が29.9万円、平成19〜20年式が26.3万円、平成18年式が26.9万円となり、4年ぶんの年式差がほとんど出てきません。

走行距離の方は素直に効きます。Gを距離帯ごとに並べると60,000km未満が44.4万円、60,000〜100,000kmが34.4万円、100,000〜140,000kmが28.6万円、140,000km以上が27.9万円で、60,000km未満と140,000km以上の差は16.5万円、率にして37%。Xでも60,000km未満が32.9万円、60,000〜100,000kmが28.6万円、100,000〜140,000kmが26.0万円、140,000km以上が25.1万円と24%下がりました。160系の古い年式では距離が効かなくなっていたことを思うと、この世代の方がまだ距離を見られているようです。

グレードの差は小さくまとまっています。Xが23台で28.5万円、ラグゼールが3台で31.8万円、Gが22台で34.0万円、ラグゼール αエディションが6台で35.6万円、X HIDリミテッドが15台で37.7万円。いちばん下と上で9.2万円の開きしかありません。1.8Lのラグゼールはこの世代の最上級グレードでしたが、いまはXやGと同じ値幅に収まっています。排気量を上げた分も本革の内装も、この年式まで来ると金額に残りません。

出品151台のうち53台が修復歴ありで、割合は35%でした。160系の12%と比べると3倍近くあり、長く乗られてきた実用車らしい数字が出ています。グレードでは金額がほとんど動かないところまで来ているため、査定額の違いはお店ごとの販路の差がそのまま出たものになります。1社の提示額で決めず、複数のお店に見せてから判断してください。

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修復歴があるといくら下がるか

104台160系で5%安い

オートオークションでは、骨格部分に修復歴のある車は評価点が「R」と記載され、一目で修復歴ありの車輌であることがわかるようになっています。今回のデータ563台のうち、104台が該当しました。修復歴のある車を1台ずつ、同じ年式・同じグレードで、走行距離の近い修復歴なしの車と突き合わせています。基準はあくまで修復歴車の側です。120,000km走った修復歴車なら、同じく120,000km前後の修復歴なしの車としか比べられないため、走行距離の許容幅はその車の走行距離に応じて取っています。

突き合わせる修復歴なしの車は、条件の合う中でもっとも評価点の高い個体を選んでいます。評価点の低い車を相手にすると、修復歴とは別の理由で安い車と比べることになり、修復歴そのものの影響が見えなくなるためです。

世代 照合できた台数 下落幅の分布
最小〜最大
下落幅
中央値
むしろ高かった
個体
160系 21 -5050% 5% 安い 4台
140系 35 -6339% 5% 安い 16台

同じ条件の車を並べると

走行距離の少ない組み合わせから順に載せています。修復歴なしの側は、同じ年式・同じグレード・近い走行距離という条件の中で、もっとも評価点の高い個体を選びました。

世代 年式 グレード 走行 評価 落札価格
160系 修復歴なし 平成29 G 1.5L 2.2万km 4.0 96.8万円
160系 修復歴あり 平成29 G 1.5L 2万km 修復有 95.7万円 △1.1万円1%
160系 修復歴なし 令和3 EX 1.5L 2.1万km 5 145万円
160系 修復歴あり 令和3 EX 1.5L 2.4万km 修復有 117万円 △28.1万円19%
140系 修復歴なし 平成23 X HIDリミテッド 1.5L 3.3万km 4.0 55.0万円
140系 修復歴あり 平成23 X HIDリミテッド 1.5L 4.4万km 修復有 33.5万円 △21.4万円39%
140系 修復歴なし 平成22 X HIDリミテッド 1.5L 4万km 4.5 47.9万円
140系 修復歴あり 平成22 X HIDリミテッド 1.5L 4.7万km 修復有 40.3万円 △7.6万円16%

160系では中央値で5%下がります。21台を照合した結果です。修復歴なしの側が68.5万円前後で取引される世代なので、この率を実額に直すと5.4万円の開きになるようです。

ところが140系まで下がると、この差はほとんど消えます。35台の照合で率は5%ですが、実額に直すと中央値で1.5万円。修復歴なしの側が30.0万円前後の世代では、率が動いても金額はほとんど動きません。

これは、古い車なら修復歴が問われないという意味ではありません。140系は下限に近い価格で取引されており、修復歴のあるなしにかかわらず、下げようのないところまで下がりきっています。裏を返せば、5.4万円という差が出る160系ほど、修復歴の有無が金額を大きく左右すると言えるでしょう。

ばらつきは大きく、同じ条件でも修復歴車の方が高く落ちる例もあります。骨格の一部を交換しただけの車と、大きく損傷した車が同じ「修復歴あり」で扱われるためです。実際の査定では、どこをどう直したかまで見られると考えておいた方がよいでしょう。

修復歴があるなら、価値が残っているうちに売る方が損失を抑えられます。年式が古くなるほど下落率は小さくなりますが、それは車そのものの値段が下がりきった結果にすぎません。率が縮むのを待つ間に、元の価格の方が先に落ちていくためです。

相場を知ったうえで査定に出す

カローラアクシオは世代によって相場の性格がまったく違います。ハイブリッドは平成の年式ではガソリンより安く、令和の年式では逆に高く落ちています。掲載しているのは、すべて中古車店どうしの取引で実際についた価格です。

この落札価格は、買取店にとっての仕入れ値です。提示された査定額がここから大きく離れているなら、その理由を聞く根拠になります。複数社に査定させれば、買取店ごとの販路の差がそのまま金額差となって表れるはずです。

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