2000年8月、ブルーバードシルフィの名前で生まれた日産のセダン。ゆとりある後席と静かな乗り心地を身上に、2012年12月の3代目から車名が「シルフィ」に短くなりました。落ち着いた大人向けのセダンとして、いまも中古で探されています。

このページでは、2026年8月にオートオークションで落札されたシルフィ、合計389台から基準に合うデータを抜粋し、世代とグレードごとに掲載しています。ブルーバードシルフィ(G11系・G10系)は車名が違いますが、同じ車の前の名前なので同じページにまとめました。ブルーバード、ブルーバードU、パルサーは別の車です。

売却時はもちろん、中古車購入時の参考にしていただければ幸いです。

自分の車の相場をすぐ見たい

年式と走行距離を入れると、自分の車に近い条件の落札金額が見れる。

ご覧いただく際の注意点

掲載価格はすべてオートオークションでの税込み落札価格です。買取店が提示する金額は、ここから陸送費・出品料・利益を差し引いた額、販売店の場合は落札価格に陸送費・出品料・利益を足した額になります。車種と価格帯によりますが、10〜30万円程度変わるのが一般的。落札相場を知っておくと、

提示額がどこまで落札金額に近いか

を判断する目安となります。

また基本的に相場は下がるものです。中には希少車や輸出時期の関係で、上がっていくものもありますが、基本的に古くなるにつれ、緩やかに下がっていきます。

※掲載データは2026年8月時点のものです。

年式から相場を探す

各年式でもっとも流通しているグレードの相場です。走行距離はその年式で最も多く出品されていたゾーンを中心に抜粋しています。なお2世代前より古いモデルは、いちばん新しい年式といちばん古い年式だけを載せています。

年式 世代 グレード 台数 中心となる
平均走行距離
平均落札価格 価格帯
最安〜最高
残価率
令和12019年 TB17系 X 2 8.6〜9.8万km 46.0万円 44.0〜48.1万円 21%
平成302018年 TB17系 X 2 5.4〜6.3万km 46.2万円 33.3〜59.1万円 21%
平成292017年 TB17系 X 7 7.4〜10.8万km 36.2万円 27.1〜42.2万円 17%
平成282016年 TB17系 X 2 7.4〜9.3万km 24.4万円 23.1〜25.7万円 11%
平成272015年 TB17系 X 4 5.3〜6.5万km 27.5万円 18.3〜38.5万円 13%
平成262014年 TB17系 X 2 9.3〜10.4万km 20.5万円 18.8〜22.1万円 9%
平成252013年 TB17系 X 8 7.4〜10.3万km 19.0万円 12.5〜22.4万円 9%
平成242012年 TB17系 X 3 7.5〜8.3万km 22.0万円 20.1〜24.9万円 10%
平成292017年 TB17系 G 2 12.6〜16.5万km 26.9万円 18.8〜35.0万円 11%
平成282016年 TB17系 G 4 8〜9.6万km 22.1万円 19.1〜25.1万円 9%
平成272015年 TB17系 G 2 9.3〜10.3万km 19.7万円 19.6〜19.9万円 8%
平成262014年 TB17系 G 2 6.4〜6.8万km 22.9万円 18.8〜26.9万円 9%
平成252013年 TB17系 G 4 7.1〜8.6万km 22.2万円 20.9〜25.5万円 9%
平成242012年 TB17系 G 2 8〜9.7万km 23.1万円 23.1〜23.1万円 10%
平成302018年 TB17系 S 2 12.5〜12.8万km 34.9万円 31.1〜38.6万円 17%
平成292017年 TB17系 S 2 6.7〜7.4万km 42.0万円 41.8〜42.2万円 21%
平成282016年 TB17系 S ツーリング 2 6.3〜6.3万km 36.8万円 34.5〜39.0万円 15%
平成232011年 G11系 20M 4 8.7〜10.4万km 13.9万円 13.2〜15.2万円 —
平成212009年 G11系 20M 3 6.1〜7.5万km 12.3万円 11.0〜14.5万円 —
平成192007年 G11系 20M 3 7〜8.4万km 12.4万円 11.0〜14.8万円 —
平成182006年 G11系 20M 2 6.2〜8.5万km 13.1万円 13.0〜13.2万円 —
平成232011年 G11系 20S 2 10.1〜12.1万km 12.3万円 11.4〜13.2万円 —
平成202008年 G11系 20S 2 4.1〜5万km 17.3万円 15.8〜18.8万円 —
平成192007年 G11系 20S 3 8.3〜9.7万km 11.9万円 11.0〜12.9万円 —
平成182006年 G11系 20S 2 12.7〜14.3万km 13.3万円 12.3〜14.2万円 —
平成212009年 G11系 20G 2 9.7〜10.1万km 12.5万円 11.3〜13.8万円 —
平成192007年 G11系 20G 5 9.5〜12.8万km 14.2万円 12.8〜17.6万円 —
平成182006年 G11系 20G 2 7.2〜8.3万km 12.4万円 11.6〜13.2万円 —
平成242012年 G11系 15S 2 7.6〜7.8万km 12.2万円 11.2〜13.2万円 —
平成192007年 G11系 15S 2 5.4〜6.4万km 11.0万円 10.3〜11.7万円 —
平成182006年 G11系 15S 3 15.8〜16.6万km 13.6万円 10.6〜15.4万円 —
平成162004年 G10系 18Vi 2 8.9〜11.2万km 24.1万円 23.8〜24.5万円 —
平成152003年 G10系 18Vi 3 5.2〜6.4万km 22.3万円 20.2〜24.5万円 —
平成172005年 G10系 18Vi-G 2 11.7〜15.7万km 21.5万円 19.7〜23.3万円 —
平成162004年 G10系 18Vi-G 2 10.2〜10.4万km 21.9万円 21.4〜22.4万円 —

表の読み方

年式ごとに、出品された走行距離の中央付近値を掲載しています。たとえば平成25年式のTB17系Xであれば、出品27台の中央値は約86,000kmでした。

グレード名は日産のカタログ表記に合わせています。TB17系はS・X・Gの3本立てで、装備を足したSツーリングとGルグランが加わります。

G11系とG10系は、グレード名の頭の数字が排気量です。「20M」は2.0L、「15S」は1.5L、「18Vi」は1.8Lを表します。

四輪駆動は型式で分かれます。G11系のNG11(カタログ名では15M FOUR)と、G10系のQNG10(18Vi-4)が四輪駆動です。表示名では「FOUR」「-4」を落として、末尾の4WDで示しています。

新車価格に対する落札額の割合(残価率)は、TB17系にだけ掲載しています。G11系は2012年12月に作られなくなっており、当時の新車価格と比べる意味が薄いためです。

また車輌の走行距離における掲載基準は、その中央値から上下20%以内の車輌に限定。中央値が50,000kmであれば40,000〜60,000kmの範囲で掲載し、できるだけ走行距離条件を揃えるようにしています。調べた総数より台数が少ないのは、掲載基準を厳選しているためで、できるだけ標準的な走行距離帯を掲載し、照合しやすくさせています。

評価点はオートオークションの外装評価です。数字が大きいほど状態が良く、開催会場によって基準は変わりますが、5〜6点なら新車に近い、4.5点はかなり小さなキズ、4点はそのままお店に展示できるくらいのレベル、3.5点は少し外装の補修が必要な状態を指しています。「修復有」は骨格部分を修復した履歴がある車輌です。

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3代目シルフィ
※2012.12〜2021.3

162台9.2〜87.2万円

型式:TB17。1.8Lの前輪駆動だけの構成で、四輪駆動はありません。車名から「ブルーバード」が外れた世代です。

グレードはS・X・Gの3本立てで、装備を足したSツーリングとGルグランが加わります。

今回該当したのは188台。そのうち25台(13%)が修復歴ありでした。修復歴のある車は表から外し、ページの終わりに別途まとめています。

※価格は全て税込表示です

X

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和2
2020年
1 8.8〜8.8万km  58.7〜58.7万円 58.7万円 27%
令和1
2019年
2 8.6〜9.8万km  44.0〜48.1万円 46.0万円 21%
平成30
2018年
2 5.4〜6.3万km  33.3〜59.1万円 46.2万円 21%
平成29
2017年
7 7.4〜10.8万km  27.1〜42.2万円 36.2万円 17%
平成28
2016年
2 7.4〜9.3万km  23.1〜25.7万円 24.4万円 11%
平成27
2015年
4 5.3〜6.5万km  18.3〜38.5万円 27.5万円 13%
平成26
2014年
2 9.3〜10.4万km  18.8〜22.1万円 20.5万円 9%
平成25
2013年
8 7.4〜10.3万km  12.5〜22.4万円 19.0万円 9%
平成24
2012年
3 7.5〜8.3万km  20.1〜24.9万円 22.0万円 10%

G

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
平成30
2018年
1 7.2〜7.2万km  49.8〜49.8万円 49.8万円 20%
平成29
2017年
2 12.6〜16.5万km  18.8〜35.0万円 26.9万円 11%
平成28
2016年
4 8〜9.6万km  19.1〜25.1万円 22.1万円 9%
平成27
2015年
2 9.3〜10.3万km  19.6〜19.9万円 19.7万円 8%
平成26
2014年
2 6.4〜6.8万km  18.8〜26.9万円 22.9万円 9%
平成25
2013年
4 7.1〜8.6万km  20.9〜25.5万円 22.2万円 9%
平成24
2012年
2 8〜9.7万km  23.1〜23.1万円 23.1万円 10%

S

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和1
2019年
1 7.7〜7.7万km  65.6〜65.6万円 65.6万円 33%
平成30
2018年
2 12.5〜12.8万km  31.1〜38.6万円 34.9万円 17%
平成29
2017年
2 6.7〜7.4万km  41.8〜42.2万円 42.0万円 21%
平成28
2016年
1 24.8〜24.8万km  19.1〜19.1万円 19.1万円 10%

S ツーリング

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
平成28
2016年
2 6.3〜6.3万km  34.5〜39.0万円 36.8万円 15%

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
G ルグラン 1 14.1〜14.1万km  22.1〜22.1万円 22.1万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 色 評価 落札価格
最高値 令和3 X 0.4万km ガンメタ 4.0 87.2万円
上位 平成29 X 9.4万km ホワイト 4.5 34.9万円
中央 平成25 X 9万km シルバー 3 22.4万円
下位 平成25 G 6.1万km ブラック 3.5 19.6万円
最安値 平成28 X 16.2万km シルバー 3.5 9.2万円

相場の寸評

この世代は、年式が素直に金額に出ます。年式で見ると令和3年式が70.9万円(4台)、令和2年式が62.3万円(3台)、令和1年式が59.0万円(8台)、平成30年式が43.8万円(10台)、平成29年式が34.6万円(20台)、平成28年式が27.4万円(18台)、平成27年式が24.7万円(29台)、平成26年式が21.3万円(15台)、平成25年式が20.7万円(46台)、平成24年式が20.3万円(9台)。いちばん高い令和3年式といちばん低い平成24年式の差は50.6万円です。9か所の隣どうしがすべて年式順に並んでいます。

走行距離で見ると40,000km未満が42.2万円(18台)、40,000〜80,000kmが30.9万円(54台)、80,000〜120,000kmが28.2万円(50台)、120,000〜160,000kmが23.9万円(21台)、160,000km以上が20.8万円(19台)。いちばん少ない帯といちばん多い帯で21.4万円、率にすると51%下がります。セダンは通勤で距離が伸びやすく、同じ年式でも距離で分かれます。

Gは、Xと比べて平成29年式では平均9.3万円安く、平成28年式では平均2.3万円安く、平成27年式では平均7.8万円安く、平成26年式では平均2.4万円高く、平成25年式では平均3.2万円高く、平成24年式では平均1.1万円高くなりました。比べられた6通りのうち3通りで上に来ています。新車価格の差は29.5万円〜30.3万円です。新車では上のグレードでしたが、中古ではその差がほとんど消えています。セダンでは、装備より年式と走行距離の方が先に見られるためです。なお掲載した車の走行距離は、Gが中央値85,000km、Xが83,000kmで、おおむね揃っています。ただし今回の落札台数は平成29年式が2台、平成28年式が4台、平成27年式が2台、平成26年式が2台、平成25年式が4台、平成24年式が2台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

いちばん下のSは、Xと比べて平成30年式では平均11.3万円安く、平成29年式では平均5.8万円高くなりました。比べられた2通りのうち1通りで上に来ています。新車価格ではSの方が16.2万円安い設定でした。なお掲載した車の走行距離は、Sが中央値125,000km、Xが81,000kmです。Sの側が44,000km多く走っているので、差額のすべてがグレードの違いによるものではありません。ただし今回の落札台数は平成30年式が2台、平成29年式が2台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

新車価格に対する落札額を年式ごとに見ると、Xが平成29年式で17%、平成27年式で13%、平成25年式で9%、平成24年式で10%。Gは平成28年式で9%、平成25年式で9%でした。登録車のセダンは、同じ年数の軽自動車やSUVより残る割合が低く出ます。このかたちの車を選ぶ買い手が減っているためです。

2代目ブルーバードシルフィ
※2005.12〜2012.12

105台6.0〜23.9万円

型式:KG11(2.0L)/G11(1.5L)/NG11(1.5L四輪駆動)。室内の広さを優先して、日本で使いやすい大きさにまとめた世代です。

グレードは20M・20S・20G・15S・15M FOURが中心で、内外装を仕立てた「アクシス」が加わります。

今回該当したのは138台。そのうち28台(20%)が修復歴ありでした。この世代には残価率を掲載していません。2012年12月に作られなくなっており、13年落ちになるためです。

※価格は全て税込表示です

20M

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成24
2012年
1 7.1〜7.1万km  13.2〜13.2万円 13.2万円
平成23
2011年
4 8.7〜10.4万km  13.2〜15.2万円 13.9万円
平成22
2010年
1 13〜13万km  12.7〜12.7万円 12.7万円
平成21
2009年
3 6.1〜7.5万km  11.0〜14.5万円 12.3万円
平成19
2007年
3 7〜8.4万km  11.0〜14.8万円 12.4万円
平成18
2006年
2 6.2〜8.5万km  13.0〜13.2万円 13.1万円

20S

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成23
2011年
2 10.1〜12.1万km  11.4〜13.2万円 12.3万円
平成22
2010年
1 11.3〜11.3万km  13.3〜13.3万円 13.3万円
平成21
2009年
1 7.4〜7.4万km  12.2〜12.2万円 12.2万円
平成20
2008年
2 4.1〜5万km  15.8〜18.8万円 17.3万円
平成19
2007年
3 8.3〜9.7万km  11.0〜12.9万円 11.9万円
平成18
2006年
2 12.7〜14.3万km  12.3〜14.2万円 13.3万円

20G

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成21
2009年
2 9.7〜10.1万km  11.3〜13.8万円 12.5万円
平成20
2008年
1 10.9〜10.9万km  11.1〜11.1万円 11.1万円
平成19
2007年
5 9.5〜12.8万km  12.8〜17.6万円 14.2万円
平成18
2006年
2 7.2〜8.3万km  11.6〜13.2万円 12.4万円

15S

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成24
2012年
2 7.6〜7.8万km  11.2〜13.2万円 12.2万円
平成23
2011年
1 10.8〜10.8万km  10.9〜10.9万円 10.9万円
平成22
2010年
1 6.5〜6.5万km  18.7〜18.7万円 18.7万円
平成21
2009年
1 13.9〜13.9万km  12.8〜12.8万円 12.8万円
平成19
2007年
2 5.4〜6.4万km  10.3〜11.7万円 11.0万円
平成18
2006年
3 15.8〜16.6万km  10.6〜15.4万円 13.6万円

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
15M 4WD 6 4.4〜19.1万km  10.3〜16.9万円 12.9万円
アクシス 3 16.3〜17.7万km  13.0〜13.5万円 13.2万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 色 評価 落札価格
最高値 平成23 20M 3.5万km シルバー 4.5 23.9万円
上位 平成23 20M 10.4万km シルバー 3.5 13.5万円
中央 平成23 20M 5.9万km ブラック 3.0 12.8万円
下位 平成18 20G 8.3万km シルバー 4 11.6万円
最安値 平成18 15S 7万km シルバー 3 6.0万円

相場の寸評

この世代は、年式でも走行距離でも金額がほとんど動きません。年式で見ると平成24年式が13.0万円(7台)、平成23年式が13.3万円(17台)、平成22年式が12.8万円(5台)、平成21年式が12.7万円(16台)、平成20年式が13.9万円(9台)、平成19年式が12.3万円(27台)、平成18年式が12.8万円(24台)。いちばん高い平成20年式といちばん低い平成19年式の差は1.6万円しかありません。6か所の隣どうしのうち3か所で順番が入れ替わっており、年式の順には並んでいません。

走行距離で見ても40,000km未満が14.7万円(10台)、40,000〜80,000kmが12.9万円(33台)、80,000〜120,000kmが12.6万円(31台)、120,000〜160,000kmが12.5万円(16台)、160,000km以上が12.3万円(15台)。いちばん少ない帯といちばん多い帯で2.4万円、率にすると16%下がります。7年ぶんの年式と、16万km以上の開きがあっても同じような金額に収まっています。相場が下限に張り付いた世代で、ここから先は年式や距離では説明できません。

排気量では、1.5Lの15Sが2.0Lの20Mと比べて平成19年式では平均1.4万円安く、平成18年式では平均0.6万円高くなりました。比べられた2通りのうち1通りで上に来ています。新車では2.0Lの方が上でしたが、ここまで下がると排気量の差も金額を分けません。なお掲載した車の走行距離は、15Sが中央値158,000km、20Mが70,000kmです。15Sの側が88,000km多く走っているので、差額のすべてが排気量の違いによるものではありません。ただし今回の落札台数は平成19年式が2台、平成18年式が3台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

同じ2.0Lでも、20Sは20Mと比べて平成23年式では平均1.5万円安く、平成19年式では平均0.4万円安く、平成18年式では平均0.2万円高くなりました。比べられた3通りのうち1通りで上に来ています。なお掲載した車の走行距離は、20Sが中央値101,000km、20Mが85,000kmです。20Sの側が16,000km多く走っているので、差額のすべてがグレードの違いによるものではありません。ただし今回の落札台数は平成23年式が2台、平成19年式が3台、平成18年式が2台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

この世代の掲載105台のうち6台(6%)が四輪駆動でした。この世代を手放すときは、年式や走行距離からの見積もりが当てになりません。車検の残りや内外装の状態で数万円が動く相場なので、複数のお店の金額を並べて比べてください。

初代ブルーバードシルフィ
※2000.8〜2005.12

39台9.7〜26.7万円

型式:QG10(1.5L)/FG10(1.8L)/TG10(2.0L)/QNG10(1.8L四輪駆動)。ブルーバードの後継として、名前に「シルフィ」が足された最初の世代です。

グレードは15i・18Vi・20XJが基本で、装備を足した「-G」「Gパッケージ」「70th」が加わります。

今回該当したのは63台。そのうち22台(35%)が修復歴ありでした。20年以上前のセダンなので、年式ごとの台数が少ない行があります。台数の列を見ながらご覧ください。

※価格は全て税込表示です

18Vi

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成17
2005年
1 10.5〜10.5万km  19.6〜19.6万円 19.6万円
平成16
2004年
2 8.9〜11.2万km  23.8〜24.5万円 24.1万円
平成15
2003年
3 5.2〜6.4万km  20.2〜24.5万円 22.3万円
平成13
2001年
1 11.4〜11.4万km  24.4〜24.4万円 24.4万円

18Vi-G

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成17
2005年
2 11.7〜15.7万km  19.7〜23.3万円 21.5万円
平成16
2004年
2 10.2〜10.4万km  21.4〜22.4万円 21.9万円
平成15
2003年
1 11〜11万km  18.8〜18.8万円 18.8万円

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
20XJ-G 3 8.4〜10.3万km  9.7〜18.1万円 12.9万円
15i-G 3 6.2〜15.6万km  11.6〜20.5万円 14.6万円
15i 3 6.4〜10.4万km  15.8〜26.7万円 22.3万円
18Vi Gパッケージ 3 12.4〜30.7万km  16.5〜20.9万円 18.7万円
18Vi 70th 2 4.8〜5.4万km  20.9〜21.4万円 21.2万円
18Vi 4WD 1 6.9〜6.9万km  16.5〜16.5万円 16.5万円
15i Gパッケージ 1 23.7〜23.7万km  14.0〜14.0万円 14.0万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 色 評価 落札価格
最高値 平成15 15i 8.8万km グリーン 3.5 26.7万円
上位 平成17 18Vi-G 15.7万km ブルー 3 23.3万円
中央 平成13 18Vi-G 14.4万km パール 3.5 20.6万円
下位 平成15 18Vi-G 11万km パール 3.5 18.8万円
最安値 平成17 20XJ-G 10.3万km グレー 3.5 9.7万円

相場の寸評

この世代は、新しいG11系より高く売れています。掲載対象の平均はG10系が20.0万円、G11系が12.8万円で、7.2万円の差があります。「古い方が安い」が当てはまりません。20年前のセダンは海外に出ていく数が多く、国内で売れなくなっても値が付き続けます。

年式で見ると平成17年式が19.8万円(9台)、平成16年式が21.0万円(6台)、平成15年式が19.8万円(13台)、平成14年式が17.5万円(4台)、平成13年式が21.2万円(7台)。いちばん高い平成13年式といちばん低い平成14年式の差は3.7万円です。4か所の隣どうしのうち2か所で順番が入れ替わっており、年式の順には並んでいません。20年落ちまで来ると、年式の新しさは値段を分けません。

走行距離で見ても40,000〜80,000kmが20.9万円(11台)、80,000〜120,000kmが19.7万円(15台)、120,000〜160,000kmが19.9万円(7台)、160,000km以上が18.1万円(5台)。いちばん少ない帯といちばん多い帯で2.8万円、率にすると13%下がります。ここも帯ごとの差が小さく、距離の多い車でも値が残っています。

装備では、18Vi-Gが18Viと比べて平成16年式では平均2.2万円安くなりました。比べられたのは1通りだけなので、向きは言い切れません。なお掲載した車の走行距離は、18Vi-Gが中央値104,000km、18Viが112,000kmで、おおむね揃っています。ただし今回の落札台数は平成16年式が2台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

この世代の掲載39台のうち1台(3%)が四輪駆動でした。修復歴ありが35%というのは高い部類です。20年以上走ってきた車なので、査定では年式や走行距離より、エンジンと足まわりがどこまで持つかを見られます。手放すときは複数のお店の金額を並べて比べてください。

修復歴があるといくら下がるか

75台TB17系で18%安い

オートオークションでは、骨格部分に修復歴のある車は評価点が「R」と記載され、一目で修復歴ありの車輌であることがわかるようになっています。今回のデータ389台のうち、75台が該当しました。修復歴のある車を1台ずつ、同じ年式・同じグレードで、走行距離の近い修復歴なしの車と突き合わせています。基準はあくまで修復歴車の側です。120,000km走った修復歴車なら、同じく120,000km前後の修復歴なしの車としか比べられないため、走行距離の許容幅はその車の走行距離に応じて取っています。

突き合わせる修復歴なしの車は、条件の合う中でもっとも評価点の高い個体を選んでいます。評価点の低い車を相手にすると、修復歴とは別の理由で安い車と比べることになり、修復歴そのものの影響が見えなくなるためです。

世代 照合できた台数 下落幅の分布
最小〜最大
下落幅
中央値
むしろ高かった
個体
TB17系 25 -57〜50% 18% 安い 3台
G11系 22 -70〜52% 4% 安い 7台
G10系 3 -71〜-4% 45% 高い 3台

※G10系はそもそもの台数が少ないため、参考にならないことご容赦下さいませ。

同じ条件の車を並べると

走行距離の少ない組み合わせから順に載せています。修復歴なしの側は、同じ年式・同じグレード・近い走行距離という条件の中で、もっとも評価点の高い個体を選びました。

世代 年式 グレード 走行 評価 落札価格 差
TB17系 修復歴なし 平成25 X 6万km 4.0 23.8万円
TB17系 修復歴あり 平成25 X 4万km 修復有 19.2万円 △4.5万円19%
TB17系 修復歴なし 平成27 X 4.5万km 4.0 22.8万円
TB17系 修復歴あり 平成27 X 4.6万km 修復有 26.7万円 +4.0万円17%
G11系 修復歴なし 平成21 20M 4.4万km 4.5 19.1万円
G11系 修復歴あり 平成21 20M 4.6万km 修復有 10.3万円 △8.8万円46%
G11系 修復歴なし 平成19 20M 7万km 4.5 14.8万円
G11系 修復歴あり 平成19 20M 5.2万km 修復有 11.6万円 △3.3万円22%

TB17系では中央値で18%下がります。25台を照合した結果です。修復歴なしの側が23.8万円前後で取引される世代なので、この率を実額に直すと4.6万円の開きになるようです。

ところがG11系まで下がると、この差はほとんど消えます。22台の照合で率は4%ですが、実額に直すと中央値で0.7万円。修復歴なしの側が13.2万円前後の世代では、率が動いても金額はほとんど動きません。

これは、古い車なら修復歴が問われないという意味ではありません。G11系は下限に近い価格で取引されており、修復歴のあるなしにかかわらず、下げようのないところまで下がりきっています。裏を返せば、4.6万円という差が出るTB17系ほど、修復歴の有無が金額を大きく左右すると言えるでしょう。

ばらつきは大きく、同じ条件でも修復歴車の方が高く落ちる例もあります。骨格の一部を交換しただけの車と、大きく損傷した車が同じ「修復歴あり」で扱われるためです。実際の査定では、どこをどう直したかまで見られると考えておいた方がよいでしょう。

修復歴があるなら、価値が残っているうちに売る方が損失を抑えられます。年式が古くなるほど下落率は小さくなりますが、それは車そのものの値段が下がりきった結果にすぎません。率が縮むのを待つ間に、元の価格の方が先に落ちていくためです。

相場を知ったうえで査定に出す

シルフィは世代によって相場の性格がまったく違います。掲載しているのは、すべて中古車店どうしの取引で実際についた価格です。

この落札価格は、買取店にとっての仕入れ値です。提示された査定額がここから大きく離れているなら、その理由を聞く根拠になります。複数社に査定させれば、買取店ごとの販路の差がそのまま金額差となって表れるはずです。

シルフィと比べられることの多い車種です。同じ日に何社かへ査定してもらうときは、この並びも見てから話をすると相場の感覚がつかみやすくなります。

で、自分の車はいくらなのか

上の表は年式ごとの目安です。年式と走行距離まで入れると、自分の1台に近い落札だけを集めて金額を出します。