ピクシスエポックは2012年5月に登場した、トヨタが売る軽自動車です。中身はダイハツのミライースそのもので、エンブレムと販売するお店が違うだけの兄弟車にあたります。低い燃費と抑えた車両価格を売りにした、いわゆる低価格帯の軽です。

このページでは、2026年8月にオートオークションで落札されたピクシスエポック、合計287台から基準に合うデータを抜粋し、世代とグレードごとに掲載しています。軽自動車は1か月あたりの出品が少ないため、この車種だけは8週分をまとめています。ダイハツのミライースやスバルのプレオプラスは別のページです。

売却時はもちろん、中古車購入時の参考にしていただければ幸いです。

ご覧いただく際の注意点

掲載価格はすべてオートオークションでの税込み落札価格です。買取店が提示する金額は、ここから陸送費・出品料・利益を差し引いた額、販売店の場合は落札価格に陸送費・出品料・利益を足した額になります。車種と価格帯によりますが、10〜30万円程度変わるのが一般的。落札相場を知っておくと、

提示額がどこまで落札金額に近いか

を判断する目安となります。

また基本的に相場は下がるものです。中には希少車や輸出時期の関係で、上がっていくものもありますが、基本的に古くなるにつれ、緩やかに下がっていきます。

※掲載データは2026年8月時点のものです。

年式から相場を探す

各年式でもっとも流通しているグレードの相場です。走行距離はその年式で最も多く出品されていたゾーンを中心に抜粋しています。

年式 世代 グレード 台数 中心となる
平均走行距離
平均落札価格 価格帯
最安〜最高
残価率
令和62024年 2代目 L SAIII 2 0.40.4万km 79.3万円 68.090.6万円 83%
令和32021年 2代目 L SAIII 2 3.23.5万km 44.1万円 42.645.6万円 46%
令和52023年 2代目 X SAIII 2 0.70.7万km 82.7万円 69.396.1万円 75%
令和42022年 2代目 X SAIII 2 2.53万km 52.6万円 45.659.5万円 48%
令和32021年 2代目 X SAIII 3 3.74.3万km 51.3万円 44.163.2万円 47%
令和12019年 2代目 X SAIII 2 2.83.4万km 44.2万円 41.047.3万円 41%
令和12019年 2代目 X SAIII 4WD 4 5.57.5万km 46.9万円 28.956.8万円 39%
平成252013年 初代 X 6 8.411.3万km 7.0万円 3.69.2万円
平成242012年 初代 X 4 8.910.6万km 9.5万円 8.010.4万円

表の読み方

年式ごとに、出品された走行距離の中央付近値を掲載しています。たとえば令和1年式のX SAIIIであれば、出品5台の中央値は約34,000kmでした。

グレード名の「SA」はスマートアシスト、「SAIII」はスマートアシストIIIという衝突回避の装備です。付くかどうかで新車価格が6万円ほど変わり、中古でも差が残ります。

4WDはカタログでは初代が「Xf」のように書かれますが、ほかの車種と読み方を揃えるため、グレード名の後ろに「4WD」と付ける形にしています。

残価率は2代目にだけ掲載しています。初代は最も新しい年式でも9年落ちで、その年式当時の額と比べる意味が薄いためです。

また車輌の走行距離における掲載基準は、その中央値から上下20%以内の車輌に限定。中央値が50,000kmであれば40,000〜60,000kmの範囲で掲載し、できるだけ走行距離条件を揃えるようにしています。調べた総数より台数が少ないのは、掲載基準を厳選しているためで、できるだけ標準的な走行距離帯を掲載し、照合しやすくさせています。

評価点はオートオークションの外装評価です。数字が大きいほど状態が良く、開催会場によって基準は変わりますが、5〜6点なら新車に近い、4.5点はかなり小さなキズ、4点はそのままお店に展示できるくらいのレベル、3.5点は少し外装の補修が必要な状態を指しています。「修復有」は骨格部分を修復した履歴がある車輌です。

2代目ピクシスエポック
※2017.5〜

73台9.5123万円

型式:LA350A/LA360A。LA350Aが2WD、LA360Aが4WDです。エンジンは658ccの1種類だけで、グレードは下からB・L・X・Gの4つでした。

一部改良は2020年8月と2022年9月に入っています。どちらも年の途中なので、前期と後期には分けずに年式順で並べました。

現行の型なので残価率を載せています。グレード・駆動方式ごとに、その年式当時の新車価格で計算しました。

今回の集計では73台が該当し、走行距離の中央値は3.6万kmでした。金額は9.5万円から123万円、平均49.0万円です。

※価格は全て税込表示です

L SAIII

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和7
2025年
1 0.30.3万km  90.590.5万円 90.5万円 88%
令和6
2024年
2 0.40.4万km  68.090.6万円 79.3万円 83%
令和5
2023年
1 8.18.1万km  58.958.9万円 58.9万円 61%
令和3
2021年
2 3.23.5万km  42.645.6万円 44.1万円 46%
令和2
2020年
1 3.63.6万km  45.545.5万円 45.5万円 48%
令和1
2019年
1 6.56.5万km  31.431.4万円 31.4万円 33%
平成30
2018年
1 3.93.9万km  35.335.3万円 35.3万円 38%
平成29
2017年
1 4.34.3万km  37.437.4万円 37.4万円 40%

X SAIII

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和5
2023年
2 0.70.7万km  69.396.1万円 82.7万円 75%
令和4
2022年
2 2.53万km  45.659.5万円 52.6万円 48%
令和3
2021年
3 3.74.3万km  44.163.2万円 51.3万円 47%
令和1
2019年
2 2.83.4万km  41.047.3万円 44.2万円 41%
平成30
2018年
1 1212万km  14.814.8万円 14.8万円 14%
平成29
2017年
1 15.415.4万km  17.917.9万円 17.9万円 17%

G SAIII

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和7
2025年
1 1.31.3万km  123123万円 123万円 93%
令和6
2024年
1 0.90.9万km  96.896.8万円 96.8万円 79%
令和5
2023年
1 2.72.7万km  105105万円 105万円 85%
令和4
2022年
1 1.71.7万km  75.075.0万円 75.0万円 61%
令和3
2021年
1 2.72.7万km  41.741.7万円 41.7万円 34%
令和2
2020年
1 1.81.8万km  64.364.3万円 64.3万円 52%
令和1
2019年
1 55万km  58.558.5万円 58.5万円 48%
平成30
2018年
1 3.13.1万km  54.054.0万円 54.0万円 45%
平成29
2017年
1 7.77.7万km  24.924.9万円 24.9万円 21%

X SAIII 4WD

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和7
2025年
1 0.20.2万km  83.383.3万円 83.3万円 64%
令和4
2022年
1 88万km  47.247.2万円 47.2万円 38%
令和1
2019年
4 5.57.5万km  28.956.8万円 46.9万円 39%
平成30
2018年
1 7.37.3万km  29.529.5万円 29.5万円 24%

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
B SAIII 6 0.222.1万km  9.567.8万円 32.8万円
L 5 0.28.4万km  25.479.6万円 43.8万円
L SAIII 4WD 2 1.37万km  33.850.0万円 41.9万円
L 4WD 1 1.71.7万km  57.957.9万円 57.9万円
G SAIII 4WD 1 2.92.9万km  79.679.6万円 79.6万円
B 1 18.918.9万km  17.517.5万円 17.5万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 評価 落札価格
最高値 令和7 G SAIII 1.3万km パール 5 123万円
上位 令和4 X SAIII 2.5万km イエロー 4.5 59.5万円
中央 令和3 L 2.1万km シルバー 4.0 44.4万円
下位 令和3 L SAIII 4.9万km ホワイト 4.0 33.3万円
最安値 令和1 B SAIII 22.1万km シルバー 3.5 9.5万円

相場の寸評

この世代は年式がそのまま金額に出ます。令和7年式が3台で98.8万円、令和6年式が4台で83.8万円、令和5年式が7台で84.1万円、令和4年式が5台で59.0万円、令和3年式が16台で42.8万円、令和2年式が7台で41.2万円、令和1年式が15台で42.5万円、平成30年式が8台で27.6万円、平成29年式が8台で28.8万円。令和7年式と平成29年式では70.0万円、率にして71%の開きです。8年で7割が消える計算になります。新車価格が100万円前後の車なので、普通車と同じ率で下がっても手元に残る金額は小さくなります。

その裏返しとして、残価率の下がり方も速いのが特徴です。X SAIIIの残価率は令和5年式が2台で75%、令和4年式が2台で48%、令和3年式が3台で47%、令和1年式が2台で41%、平成29年式が1台で17%。新車で110万円だった車が、平成29年式では17.9万円まで落ちています。8年で新車価格の2割を切る計算で、普通車の同じ年数と比べても厳しい下がり方です。ただし今回の落札台数は令和5年式が2台、令和4年式が2台、令和3年式が3台、令和1年式が2台、平成29年式が1台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

走行距離も素直に効きます。30,000km未満が29台で64.4万円、30,000〜60,000kmが23台で45.0万円、60,000〜90,000kmが15台で35.2万円、120,000km以上が5台で25.6万円。30,000km未満と120,000km以上では60%の差がつきました。短い距離しか乗らない使われ方が多い車なので、同じ年式でも距離計の数字がばらつきます。査定に出す前に、まず自分の距離帯を確かめてください。

グレードの差もはっきり残ります。40,000km未満ではG SAIIIが7台で79.9万円、X SAIIIが11台で60.7万円、L SAIIIが12台で48.8万円、40,000〜80,000kmではX SAIIIが4台で39.4万円、L SAIIIが6台で36.4万円、80,000km以上ではX SAIIIが5台で33.7万円。40,000km未満ではいちばん上のGと下のLで31.0万円の開きがあり、新車価格の差27.3万円を上回っています。アルミホイールとLEDヘッドランプが付くGは、中古でも欲しがる買い手が多いようです。

一方で4WDに上乗せはありません。80,000km未満では4WDが11台で52.8万円、2WDが50台で52.7万円。新車では4WDが2WDより13.2万円高い設定でしたが、中古ではほぼ横並びになりました。雪の降らない地域では4WDを探す買い手が少なく、装備の差が金額に反映されにくいためでしょう。

この世代は出品100台のうち19台が修復歴ありで、割合にすると19%でした。軽自動車としては標準的な水準です。下げ幅がどれくらいかはこのあとの項目にまとめています。

この世代の73台は9.5万円から123万円まで広がり、平均は49.0万円。年式・走行距離・グレードの3つがすべて効くので、相場を読むには自分の車の位置を3つとも押さえる必要があります。金額そのものが小さいぶん、数万円の差が手取りに響きます。

*

初代ピクシスエポック
※2012.5〜2017.5

139台3.028.7万円

型式:LA300A/LA310A。LA300Aが2WD、LA310Aが4WDです。グレードは下からD・L・X・Gの4つで、2013年8月からスマートアシスト付きが加わりました。

一部改良は2013年8月と2014年12月で、どちらも年の途中に入るため、前期と後期には分けていません。

残価率は掲載していません。最も新しい年式でも9年落ちで、比べる意味が薄いためです。

今回の集計では139台が該当し、走行距離の中央値は8.7万kmでした。金額は3.0万円から28.7万円、平均11.2万円です。

※価格は全て税込表示です

X

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成29
2017年
1 4.84.8万km  23.923.9万円 23.9万円
平成28
2016年
1 5.15.1万km  14.214.2万円 14.2万円
平成27
2015年
1 10.710.7万km  15.815.8万円 15.8万円
平成25
2013年
6 8.411.3万km  3.69.2万円 7.0万円
平成24
2012年
4 8.910.6万km  8.010.4万円 9.5万円

X SA

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成28
2016年
1 6.86.8万km  13.913.9万円 13.9万円
平成27
2015年
1 4.74.7万km  18.618.6万円 18.6万円
平成26
2014年
3 1014.1万km  7.914.0万円 10.3万円

L

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成28
2016年
1 5.95.9万km  6.76.7万円 6.7万円
平成27
2015年
2 18.218.5万km  8.911.9万円 10.4万円
平成25
2013年
2 10.612.7万km  6.46.9万円 6.7万円
平成24
2012年
2 5.75.8万km  6.012.2万円 9.1万円

G

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成26
2014年
1 77万km  12.312.3万円 12.3万円
平成25
2013年
4 7.69.7万km  6.510.0万円 7.9万円
平成24
2012年
1 7.67.6万km  12.112.1万円 12.1万円

G SA

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成28
2016年
2 8.913.2万km  12.114.8万円 13.5万円
平成27
2015年
1 6.36.3万km  25.125.1万円 25.1万円

X 4WD

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成28
2016年
1 11.111.1万km  14.814.8万円 14.8万円
平成27
2015年
3 8.110.8万km  7.49.0万円 8.1万円
平成26
2014年
1 8.88.8万km  12.112.1万円 12.1万円
平成25
2013年
4 5.36.1万km  8.920.5万円 14.1万円

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
L SA 9 3.512.9万km  5.626.4万円 14.8万円
D 9 6.920.2万km  5.517.9万円 8.4万円
L 4WD 5 4.819万km  5.618.8万円 12.1万円
X SA 4WD 4 8.814.8万km  5.516.8万円 8.7万円
G SA 4WD 3 8.710.6万km  10.619.2万円 15.7万円
G 4WD 2 9.39.9万km  9.611.9万円 10.7万円
L SA 4WD 1 26.826.8万km  4.34.3万円 4.3万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 評価 落札価格
最高値 平成26 X SA 1.9万km ブラウン 4.0 28.7万円
上位 平成24 X 7.1万km ホワイト 3.5 14.2万円
中央 平成26 L 18.7万km ブルー 3.5 9.9万円
下位 平成25 L 10.6万km ブルー 3.5 6.9万円
最安値 平成27 X 14.4万km その他 3.5 3.0万円

相場の寸評

この世代は、すでに金額の下限に近いところまで下がっています。139台の平均は11.2万円、中央値は9.9万円。2代目の平均49.0万円とは4.4倍の開きがあり、5年ぶんの世代差としてはかなり大きい方です。軽自動車は新車価格が低いぶん、下がりきるまでの年数も短くなります。

それでも走行距離ははっきり効きます。30,000km未満が7台で15.8万円、30,000〜60,000kmが29台で13.7万円、60,000〜90,000kmが39台で12.9万円、90,000〜120,000kmが26台で9.9万円、120,000km以上が38台で7.5万円。30,000km未満と120,000km以上では52%の差で、金額に直すと8.3万円です。10万円前後の相場でこの幅は小さくありません。

年式の効き方は緩やかです。平成29年式が5台で20.5万円、平成28年式が14台で12.7万円、平成27年式が28台で11.9万円、平成26年式が23台で11.8万円、平成25年式が52台で9.8万円、平成24年式が17台で9.5万円。台数のまとまる平成24年式から平成28年式までの5年ぶんは3.2万円しか違わず、走行距離ほど階段になっていません。平成29年式だけが飛び出していますが、こちらは5台と少なく、走行距離の中央値も他の年式の半分ほどでした。

スマートアシストの有無は、この世代でも金額を分けています。Xの80,000km未満ではスマートアシスト付きが10台で16.3万円、無しが18台で13.6万円、Xの80,000km以上ではスマートアシスト付きが9台で10.3万円、無しが22台で7.8万円、Lの80,000km未満ではスマートアシスト付きが6台で17.9万円、無しが6台で9.9万円。比べられた4通りすべてで付いている側が上回り、差は1.2万円から8.0万円でした。10年落ちの軽でも、衝突被害軽減ブレーキの有無は見られています。

4WDは2代目と同じく、金額を動かしません。80,000km未満では4WDが7台で13.4万円、2WDが52台で13.8万円、80,000km以上では4WDが18台で10.4万円、2WDが62台で9.0万円。80,000km未満では4WDが0.4万円下回り、80,000km以上では逆に1.4万円上回っています。向きが定まらないうえ差も小さく、駆動方式を理由にした増減はほとんど無いと考えてよいでしょう。

出品187台のうち41台が修復歴ありで、割合は22%でした。2代目の19%とほぼ同じ水準です。この価格帯では、修復歴があると引き取り手そのものが減ります。

この世代の139台は3.0万円から28.7万円まで広がり、平均は11.2万円。金額が小さいため、買取店によっては値段が付かないと言われることもあります。それでもオートオークションでは動いている車なので、1社の提示額で決めず、複数のお店に見せてから判断してください。

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修復歴があるといくら下がるか

60台2代目で26%安い

オートオークションでは、骨格部分に修復歴のある車は評価点が「R」と記載され、一目で修復歴ありの車輌であることがわかるようになっています。今回のデータ287台のうち、60台が該当しました。修復歴のある車を1台ずつ、同じ年式・同じグレードで、走行距離の近い修復歴なしの車と突き合わせています。基準はあくまで修復歴車の側です。120,000km走った修復歴車なら、同じく120,000km前後の修復歴なしの車としか比べられないため、走行距離の許容幅はその車の走行距離に応じて取っています。

突き合わせる修復歴なしの車は、条件の合う中でもっとも評価点の高い個体を選んでいます。評価点の低い車を相手にすると、修復歴とは別の理由で安い車と比べることになり、修復歴そのものの影響が見えなくなるためです。

世代 照合できた台数 下落幅の分布
最小〜最大
下落幅
中央値
むしろ高かった
個体
2代目 15 -1160% 26% 安い 2台
初代 30 -21765% 18% 安い 7台

同じ条件の車を並べると

走行距離の少ない組み合わせから順に載せています。修復歴なしの側は、同じ年式・同じグレード・近い走行距離という条件の中で、もっとも評価点の高い個体を選びました。

世代 年式 グレード 走行 評価 落札価格
2代目 修復歴なし 令和4 B SAIII 0.2万km 5 67.8万円
2代目 修復歴あり 令和3 B SAIII 0.5万km 修復有 49.5万円 △18.3万円27%
2代目 修復歴なし 令和5 X SAIII 0.4万km 4.5 103万円
2代目 修復歴あり 令和6 X SAIII 1万km 修復有 64.5万円 △38.2万円37%
初代 修復歴なし 平成24 X 3.6万km 4 16.2万円
初代 修復歴あり 平成24 X 4.2万km 修復有 9.2万円 △6.9万円43%
初代 修復歴なし 平成25 X 6.1万km 4 13.4万円
初代 修復歴あり 平成25 X 4.7万km 修復有 10.7万円 △2.8万円20%

2代目では中央値で26%下がります。15台を照合した結果です。修復歴なしの側が47.3万円前後で取引される世代なので、この率を実額に直すと20.0万円の開きになるようです。

ところが初代まで下がると、この差はほとんど消えます。30台の照合で率は18%ですが、実額に直すと中央値で2.5万円。修復歴なしの側が10.4万円前後の世代では、率が動いても金額はほとんど動きません。

これは、古い車なら修復歴が問われないという意味ではありません。初代は下限に近い価格で取引されており、修復歴のあるなしにかかわらず、下げようのないところまで下がりきっています。裏を返せば、20.0万円という差が出る2代目ほど、修復歴の有無が金額を大きく左右すると言えるでしょう。

ばらつきは大きく、同じ条件でも修復歴車の方が高く落ちる例もあります。骨格の一部を交換しただけの車と、大きく損傷した車が同じ「修復歴あり」で扱われるためです。実際の査定では、どこをどう直したかまで見られると考えておいた方がよいでしょう。

修復歴があるなら、価値が残っているうちに売る方が損失を抑えられます。年式が古くなるほど下落率は小さくなりますが、それは車そのものの値段が下がりきった結果にすぎません。率が縮むのを待つ間に、元の価格の方が先に落ちていくためです。

相場を知ったうえで査定に出す

ピクシスエポックは世代によって相場の性格がまったく違います。2代目はスマートアシストIIIが付くかどうかで金額が変わり、初代は年式より走行距離で決まります。掲載しているのは、すべて中古車店どうしの取引で実際についた価格です。

この落札価格は、買取店にとっての仕入れ値です。提示された査定額がここから大きく離れているなら、その理由を聞く根拠になります。複数社に査定させれば、買取店ごとの販路の差がそのまま金額差となって表れるはずです。

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