N-ONEは2012年11月に登場した、ホンダの軽自動車です。1967年のN360を思わせる丸目の顔つきが特徴で、同じ骨格を使うN-BOXやN-WGNとは違う、見た目で選ぶ車として作られました。2020年11月に2代目へ切り替わり、軽では珍しい6速マニュアルのRSが加わっています。

このページでは、2026年8月にオートオークションで落札されたN-ONE、合計739台から基準に合うデータを抜粋し、世代とグレードごとに掲載しています。

売却時はもちろん、中古車購入時の参考にしていただければ幸いです。

ご覧いただく際の注意点

掲載価格はすべてオートオークションでの税込み落札価格です。買取店が提示する金額は、ここから陸送費・出品料・利益を差し引いた額、販売店の場合は落札価格に陸送費・出品料・利益を足した額になります。車種と価格帯によりますが、10〜30万円程度変わるのが一般的。落札相場を知っておくと、

提示額がどこまで落札金額に近いか

を判断する目安となります。

また基本的に相場は下がるものです。中には希少車や輸出時期の関係で、上がっていくものもありますが、基本的に古くなるにつれ、緩やかに下がっていきます。

※掲載データは2026年8月時点のものです。

年式から相場を探す

各年式でもっとも流通しているグレードの相場です。走行距離はその年式で最も多く出品されていたゾーンを中心に抜粋しています。

年式 世代 グレード 台数 中心となる
平均走行距離
平均落札価格 価格帯
最安〜最高
残価率
令和72025年 2代目 オリジナル 2 0.30.3万km 139万円 126152万円 80%
令和62024年 2代目 オリジナル 2 0.80.9万km 115万円 81.7147万円 69%
令和42022年 2代目 オリジナル 3 2.43.3万km 101万円 90.2112万円 63%
令和32021年 2代目 オリジナル 3 33.4万km 84.8万円 44.1108万円 53%
令和22020年 2代目 オリジナル 3 1.71.9万km 112万円 107122万円 70%
令和62024年 2代目 RS 2 2.32.6万km 181万円 179184万円 88%
令和52023年 2代目 RS 2 2.32.6万km 170万円 153188万円 85%
令和52023年 2代目 オリジナル特別仕様車スタイルプラスアーバン 3 2.12.7万km 123万円 105140万円 73%
令和42022年 2代目 オリジナル特別仕様車スタイルプラスアーバン 2 4.55.3万km 107万円 89.1126万円 64%
平成262014年 初代 プレミアム・Lパッケージ 5 7.610.8万km 21.3万円 11.628.8万円 15%
平成252013年 初代 プレミアム・Lパッケージ 20 9.211万km 13.4万円 6.228.5万円 10%
平成242012年 初代 プレミアム・Lパッケージ 2 9.512.9万km 8.6万円 5.811.3万円 6%
平成292017年 初代 G・Lパッケージ 2 8.910.3万km 23.3万円 19.826.7万円 18%
平成282016年 初代 G・Lパッケージ 3 5.56.8万km 32.0万円 20.751.6万円 25%
平成272015年 初代 G・Lパッケージ 3 8.311.1万km 20.6万円 12.228.9万円 16%
平成262014年 初代 G・Lパッケージ 5 5.98万km 20.9万円 8.431.4万円 16%
平成252013年 初代 G・Lパッケージ 19 8.911.9万km 11.2万円 4.626.2万円 9%
平成242012年 初代 G・Lパッケージ 5 10.112.4万km 10.7万円 4.618.0万円 9%
平成292017年 初代 G 4 4.35.2万km 32.8万円 26.139.3万円 28%
平成272015年 初代 G 3 5.87.2万km 18.9万円 14.522.9万円 16%
平成262014年 初代 G 2 7.89.2万km 12.5万円 4.320.7万円 11%
平成252013年 初代 G 15 8.612万km 9.9万円 3.623.0万円 9%
平成242012年 初代 G 3 8.79.3万km 14.2万円 8.819.0万円 12%
平成292017年 初代 プレミアム 3 89.3万km 40.2万円 33.544.4万円 27%
平成272015年 初代 プレミアム 4 9.713.4万km 10.8万円 5.216.3万円 7%
平成262014年 初代 プレミアム 7 10.312.7万km 14.3万円 5.623.6万円 10%
平成252013年 初代 プレミアム 4 13.215.4万km 9.1万円 5.512.4万円 7%
平成272015年 初代 プレミアム ツアラー 2 15.316.2万km 5.9万円 4.57.3万円 4%
平成262014年 初代 プレミアム ツアラー 4 11.112.3万km 9.2万円 5.216.9万円 6%
平成252013年 初代 プレミアム ツアラー 3 810.9万km 24.1万円 16.629.7万円 17%
平成252013年 初代 プレミアム ツアラー・Lパッケージ 7 7.911.1万km 17.3万円 7.234.4万円 11%
平成242012年 初代 プレミアム ツアラー・Lパッケージ 3 9.910.9万km 10.1万円 8.912.5万円 7%

表の読み方

年式ごとに、出品された走行距離の中央付近値を掲載しています。たとえば平成25年式のG・Lパッケージであれば、出品54台の中央値は約100,000kmでした。

グレード名はホンダのカタログ表記に合わせています。N-ONEは2017年12月の改良でグレード名を丸ごと作り直しており、それまでの「G」「プレミアム」系が「スタンダード」「セレクト」「プレミアム」「RS」に変わりました。グレード名を見れば、平成29年式までかそれ以降かがおおよそ分かります。

N-ONEは型式で前輪駆動と四輪駆動が分かれます(JG4・JG2が四輪駆動)。出品名の書き方には頼っていません。

2代目のRSは6速マニュアルを選べる唯一のグレードです。この表ではミッションを分けずにまとめています。

また車輌の走行距離における掲載基準は、その中央値から上下20%以内の車輌に限定。中央値が50,000kmであれば40,000〜60,000kmの範囲で掲載し、できるだけ走行距離条件を揃えるようにしています。調べた総数より台数が少ないのは、掲載基準を厳選しているためで、できるだけ標準的な走行距離帯を掲載し、照合しやすくさせています。

評価点はオートオークションの外装評価です。数字が大きいほど状態が良く、開催会場によって基準は変わりますが、5〜6点なら新車に近い、4.5点はかなり小さなキズ、4点はそのままお店に展示できるくらいのレベル、3.5点は少し外装の補修が必要な状態を指しています。「修復有」は骨格部分を修復した履歴がある車輌です。

2代目N-ONE
※2020.11〜現行モデル

66台44.1203万円

型式:JG3(前輪駆動)/JG4(四輪駆動)。車体は初代とほぼ同じで、外から見た形を残したまま中身を作り直した世代です。

グレードはオリジナル・プレミアム・プレミアム ツアラー・RSの4本立て。RSはターボで、軽自動車としては珍しく6速マニュアルが選べます。

今回該当したのは87台。そのうち4台が走行距離のごく短い「新車同様」の評価で、これらは相場から外れるため表からは除いています。

※価格は全て税込表示です

オリジナル

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和8
2026年
1 0.10.1万km  152152万円 152万円 86%
令和7
2025年
2 0.30.3万km  126152万円 139万円 80%
令和6
2024年
2 0.80.9万km  81.7147万円 115万円 69%
令和4
2022年
3 2.43.3万km  90.2112万円 101万円 63%
令和3
2021年
3 33.4万km  44.1108万円 84.8万円 53%
令和2
2020年
3 1.71.9万km  107122万円 112万円 70%

RS

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和6
2024年
2 2.32.6万km  179184万円 181万円 88%
令和5
2023年
2 2.32.6万km  153188万円 170万円 85%
令和4
2022年
1 3.33.3万km  176176万円 176万円 88%
令和3
2021年
1 9.59.5万km  93.593.5万円 93.5万円 47%
令和2
2020年
1 66万km  117117万円 117万円 58%

オリジナル特別仕様車スタイルプラスアーバン

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和6
2024年
1 0.90.9万km  111111万円 111万円 64%
令和5
2023年
3 2.12.7万km  105140万円 123万円 73%
令和4
2022年
2 4.55.3万km  89.1126万円 107万円 64%

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
プレミアム ツアラー 5 15.3万km  120162万円 134万円
プレミアム 4 1.42.8万km  119132万円 124万円
オリジナル 4WD 3 2.12.5万km  80.3125万円 100万円
プレミアム 4WD 2 3.28.3万km  79.3126万円 103万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 評価 落札価格
最高値 令和7 RS 1.1万km レッド 6 203万円
上位 令和8 オリジナル 0.2万km レッド 5 147万円
中央 令和5 オリジナル特別仕様車スタイルプラスアーバン 2.1万km レッド 4.5 123万円
下位 令和5 オリジナル特別仕様車スタイルプラスアーバン 2.7万km レッド 4 105万円
最安値 令和3 オリジナル 3.1万km ブルー 3 44.1万円

相場の寸評

年式が効きます。令和8年式が150万円(2台)、令和7年式が161万円(6台)、令和6年式が144万円(9台)、令和5年式が135万円(9台)、令和4年式が125万円(17台)、令和3年式が100万円(16台)、令和2年式が113万円(7台)。残価率で見るとオリジナルが53〜86%、RSが47〜88%でした。ただし令和8年式は2台と台数が少なく、その年式の平均は明言できません。傾向としてご覧ください。

走行距離も効きます。40,000km未満が132万円(50台)、40,000〜80,000kmが123万円(11台)、80,000〜120,000kmが74.4万円(3台)。いちばん少ない帯といちばん多い帯で57.6万円、率にすると44%下がります。ただし出品の50台が40,000km未満に集まっており、距離を走った個体はまだ多くありません。

ターボのRSは、自然吸気のオリジナルと比べて令和6年式では平均66.6万円高く、令和4年式では平均75.2万円高く、令和3年式では平均8.7万円高く、令和2年式では平均4.4万円高くなりました。新車価格の差は40.0万円〜51.0万円です。6速マニュアルを名指しで探す買い手がいるため、N-ONEの中ではRSがはっきり別の相場を作っています。ただし今回の落札台数は令和6年式が2台、令和5年式が2台、令和4年式が1台、令和3年式が1台、令和2年式が1台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

走行距離のごく短い「新車同様」の出品が4台ありました。199万円から214万円で落札されています。登録済み未使用車がこの価格帯で動いており、中古の上限をここが押さえています。

*

初代N-ONE
※2012.11〜2020.11

508台3.0117万円

型式:JG1(前輪駆動)/JG2(四輪駆動)。

グレードは発売当初がG・ツアラー・プレミアム・プレミアム ツアラーの4本立てで、それぞれにLパッケージが用意されました。2017年12月の改良でスタンダード・セレクト・プレミアム・RSに作り直されています。

今回該当したのは652台で、N-ONEの出品の大半がこの世代です。そのうち131台が修復歴ありでした。

2019年10月に消費税率が8%から10%へ変わっています。残価率はその年式当時の支払額で計算しており、税率の違いは調整していません。

※価格は全て税込表示です

プレミアム・Lパッケージ

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
平成26
2014年
5 7.610.8万km  11.628.8万円 21.3万円 15%
平成25
2013年
20 9.211万km  6.228.5万円 13.4万円 10%
平成24
2012年
2 9.512.9万km  5.811.3万円 8.6万円 6%

G・Lパッケージ

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
平成29
2017年
2 8.910.3万km  19.826.7万円 23.3万円 18%
平成28
2016年
3 5.56.8万km  20.751.6万円 32.0万円 25%
平成27
2015年
3 8.311.1万km  12.228.9万円 20.6万円 16%
平成26
2014年
5 5.98万km  8.431.4万円 20.9万円 16%
平成25
2013年
19 8.911.9万km  4.626.2万円 11.2万円 9%
平成24
2012年
5 10.112.4万km  4.618.0万円 10.7万円 9%

G

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
平成29
2017年
4 4.35.2万km  26.139.3万円 32.8万円 28%
平成27
2015年
3 5.87.2万km  14.522.9万円 18.9万円 16%
平成26
2014年
2 7.89.2万km  4.320.7万円 12.5万円 11%
平成25
2013年
15 8.612万km  3.623.0万円 9.9万円 9%
平成24
2012年
3 8.79.3万km  8.819.0万円 14.2万円 12%

プレミアム

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
平成30
2018年
1 3.53.5万km  42.942.9万円 42.9万円 28%
平成29
2017年
3 89.3万km  33.544.4万円 40.2万円 27%
平成27
2015年
4 9.713.4万km  5.216.3万円 10.8万円 7%
平成26
2014年
7 10.312.7万km  5.623.6万円 14.3万円 10%
平成25
2013年
4 13.215.4万km  5.512.4万円 9.1万円 7%

プレミアム ツアラー

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
平成30
2018年
1 2.12.1万km  90.890.8万円 90.8万円 55%
平成29
2017年
1 10.410.4万km  34.934.9万円 34.9万円 22%
平成27
2015年
2 15.316.2万km  4.57.3万円 5.9万円 4%
平成26
2014年
4 11.112.3万km  5.216.9万円 9.2万円 6%
平成25
2013年
3 810.9万km  16.629.7万円 24.1万円 17%
平成24
2012年
1 2.22.2万km  32.732.7万円 32.7万円 23%

プレミアム ツアラー・Lパッケージ

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
平成26
2014年
1 1212万km  13.213.2万円 13.2万円 8%
平成25
2013年
7 7.911.1万km  7.234.4万円 17.3万円 11%
平成24
2012年
3 9.910.9万km  8.912.5万円 10.1万円 7%

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
ツアラー・Lパッケージ 22 0.214.5万km  3.558.9万円 18.7万円
G・Lパッケージ 4WD 16 523.5万km  4.428.6万円 11.5万円
G 4WD 16 4.115.2万km  3.627.8万円 10.6万円
プレミアム 4WD 9 4.822.4万km  4.675.1万円 24.2万円
G・Aパッケージ 9 4.612.9万km  4.028.4万円 12.7万円
ツアラー 9 4.525.3万km  4.043.9万円 15.1万円
プレミアム ツアラー 4WD 8 3.418.9万km  4.4113万円 42.0万円
スタンダード 5 310.2万km  20.449.1万円 36.5万円
スタンダード・L 4 3.27.3万km  33.981.2万円 62.0万円
RS 4 3.917万km  26.3117万円 70.3万円
G特別仕様車SSブラウンスタイルパッケージ 4 4.27.6万km  42.475.8万円 63.1万円
プレミアム ツアラー・ローダウン 4 5.618万km  5.776.7万円 40.8万円
プレミアム・Lパッケージ 4WD 4 7.921.4万km  5.924.4万円 15.8万円
G・ローダウン 3 317.1万km  11.957.2万円 33.5万円
プレミアム ツアラー特別仕様車SSパッケージ 3 10.115.1万km  13.635.3万円 25.0万円
G特別仕様車SSパッケージ 3 5.811.7万km  15.931.7万円 22.8万円
ほか12グレード 15  5.191.5万円 35.5万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 評価 落札価格
最高値 平成30 RS 3.9万km その他 4.0 117万円
上位 平成29 G・Lパッケージ 8.9万km シルバー 4 26.7万円
中央 平成25 プレミアム・Lパッケージ 9.9万km レッド 3.5 14.2万円
下位 平成25 G・Lパッケージ 11.4万km シルバー 3.5 7.9万円
最安値 平成25 G 6.9万km レッド 3.5 3.0万円

相場の寸評

効くのは走行距離です。40,000km未満が44.5万円(47台)、40,000〜80,000kmが28.8万円(135台)、80,000〜120,000kmが15.8万円(175台)、120,000〜160,000kmが10.3万円(102台)、160,000km以上が6.6万円(49台)。いちばん少ない帯といちばん多い帯で37.9万円、率にすると85%下がります。この世代を売るなら、まず自分の走行距離がどの帯に入るかを見てください。

年式も効きますが、素直な階段にはなりません。令和2年式が54.2万円(3台)、令和1年式が41.2万円(11台)、平成30年式が69.6万円(15台)、平成29年式が33.8万円(31台)、平成28年式が34.2万円(23台)、平成27年式が19.7万円(43台)、平成26年式が17.4万円(73台)、平成25年式が14.7万円(281台)、平成24年式が14.0万円(28台)。平成24〜27年式の平均が15.6万円なのに対し、平成30年式から先は57.3万円。2017年12月の改良でグレードが総入れ替えになり、ターボのRSやセレクトなど値段の高いグレードが新しい年式に偏っていることが効いています。年式だけでなく、自分のグレードの行を見てください。

G・Lパッケージは、標準のGと比べて平成29年式では平均9.6万円安く、平成27年式では平均1.8万円高く、平成26年式では平均8.4万円高く、平成25年式では平均1.4万円高く、平成24年式では平均3.5万円安くなりました。新車価格の差は9.0万円〜11.3万円です。内外装を変えたプレミアム・Lパッケージは、同じG・Lパッケージと比べて平成26年式では平均0.4万円高く、平成25年式では平均2.1万円高く、平成24年式では平均2.2万円安くなっています。新車価格の差は15.0万円〜15.4万円ありますが、中古で差がいちばん開いた年式でも2.2万円です。メッキの加飾や本革巻きステアリングといった内外装の差は、10年以上が経つとほとんど金額に残りません。

ターボのプレミアム ツアラーは、自然吸気のプレミアムと比べて平成30年式では平均47.9万円高く、平成29年式では平均5.3万円安く、平成27年式では平均4.9万円安く、平成26年式では平均5.0万円安く、平成25年式では平均15.0万円高くなりました。四輪駆動は同じGで比べて平成27年式では平均9.2万円安く、平成26年式では平均6.3万円安く、平成25年式では平均1.8万円高くなっています。ただし今回の落札台数は平成30年式が1台、平成29年式が1台、平成27年式が2台、平成26年式が4台、平成25年式が3台、平成24年式が1台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

*

修復歴があるといくら下がるか

147台2代目で49%安い

オートオークションでは、骨格部分に修復歴のある車は評価点が「R」と記載され、一目で修復歴ありの車輌であることがわかるようになっています。今回のデータ739台のうち、147台が該当しました。修復歴のある車を1台ずつ、同じ年式・同じグレードで、走行距離の近い修復歴なしの車と突き合わせています。基準はあくまで修復歴車の側です。120,000km走った修復歴車なら、同じく120,000km前後の修復歴なしの車としか比べられないため、走行距離の許容幅はその車の走行距離に応じて取っています。

突き合わせる修復歴なしの車は、条件の合う中でもっとも評価点の高い個体を選んでいます。評価点の低い車を相手にすると、修復歴とは別の理由で安い車と比べることになり、修復歴そのものの影響が見えなくなるためです。

世代 照合できた台数 下落幅の分布
最小〜最大
下落幅
中央値
むしろ高かった
個体
2代目 13 1970% 49% 安い 0台
初代 99 -12491% 50% 安い 13台

同じ条件の車を並べると

走行距離の少ない組み合わせから順に載せています。修復歴なしの側は、同じ年式・同じグレード・近い走行距離という条件の中で、もっとも評価点の高い個体を選びました。

世代 年式 グレード 走行 評価 落札価格
2代目 修復歴なし 令和7 オリジナル 0.3万km 6 126万円
2代目 修復歴あり 令和7 オリジナル 0.3万km 修復有 37.5万円 △88.5万円70%
2代目 修復歴なし 令和5 RS 2.3万km 4.5 188万円
2代目 修復歴あり 令和5 RS 0.8万km 修復有 152万円 △35.3万円19%
初代 修復歴なし 平成25 G・Lパッケージ 2.8万km 4 22.1万円
初代 修復歴あり 平成25 G・Lパッケージ 0.8万km 修復有 7.8万円 △14.3万円65%
初代 修復歴なし 平成30 プレミアム 2.4万km 4.0 87.5万円
初代 修復歴あり 令和1 プレミアム 3.8万km 修復有 75.0万円 △12.4万円14%

2代目では中央値で49%下がります。13台を照合した結果です。修復歴なしの側が123万円前後で取引される世代なので、この率を実額に直すと61.4万円の開きになるようです。

ところが初代まで下がると、この差はほとんど消えます。99台の照合で率は50%ですが、実額に直すと中央値で10.7万円。修復歴なしの側が23.1万円前後の世代では、率が動いても金額はほとんど動きません。

これは、古い車なら修復歴が問われないという意味ではありません。初代は下限に近い価格で取引されており、修復歴のあるなしにかかわらず、下げようのないところまで下がりきっています。裏を返せば、61.4万円という差が出る2代目ほど、修復歴の有無が金額を大きく左右すると言えるでしょう。

ばらつきは大きく、同じ条件でも修復歴車の方が高く落ちる例もあります。骨格の一部を交換しただけの車と、大きく損傷した車が同じ「修復歴あり」で扱われるためです。実際の査定では、どこをどう直したかまで見られると考えておいた方がよいでしょう。

修復歴があるなら、価値が残っているうちに売る方が損失を抑えられます。年式が古くなるほど下落率は小さくなりますが、それは車そのものの値段が下がりきった結果にすぎません。率が縮むのを待つ間に、元の価格の方が先に落ちていくためです。

相場を知ったうえで査定に出す

N-ONEは世代によって相場の性格がまったく違います。掲載しているのは、すべて中古車店どうしの取引で実際についた価格です。

この落札価格は、買取店にとっての仕入れ値です。提示された査定額がここから大きく離れているなら、その理由を聞く根拠になります。複数社に査定させれば、買取店ごとの販路の差がそのまま金額差となって表れるはずです。

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