シビックは、1972年から続くホンダの主力乗用車です。日本では一度姿を消した時期もありましたが、2017年9月に10代目が国内に戻り、2021年9月から現行の11代目が売られています。高性能版の「シビックタイプR」も同じシビックの一グレードとして、このページにまとめて掲載しています。
このページでは、2026年8月にオートオークションで落札されたシビック、合計373台から基準に合うデータを抜粋し、世代とグレードごとに掲載しています。シビックタイプRは車検証の車名がシビックなので、グレードとして同じ表に入れています。シビックハイブリッド、シビックフェリオ、シビックシャトルは車名が別なので含めていません。7代目(EU系・2000年〜2005年)と6代目(EK系)は今回の出品が合わせて18台と少なく、掲載していません。
売却時はもちろん、中古車購入時の参考にしていただければ幸いです。
ご覧いただく際の注意点

掲載価格はすべてオートオークションでの税込み落札価格です。買取店が提示する金額は、ここから陸送費・出品料・利益を差し引いた額、販売店の場合は落札価格に陸送費・出品料・利益を足した額になります。車種と価格帯によりますが、10〜30万円程度変わるのが一般的。落札相場を知っておくと、
提示額がどこまで落札金額に近いか
を判断する目安となります。
また基本的に相場は下がるものです。中には希少車や輸出時期の関係で、上がっていくものもありますが、基本的に古くなるにつれ、緩やかに下がっていきます。
※掲載データは2026年8月時点のものです。
年式から相場を探す

各年式でもっとも流通しているグレードの相場です。走行距離はその年式で最も多く出品されていたゾーンを中心に抜粋しています。なお2世代前より古いモデルは、いちばん新しい年式といちばん古い年式だけを載せています。
| 年式 | 世代 | グレード | 台数 | 中心となる 平均走行距離 |
平均落札価格 | 価格帯 最安〜最高 |
残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和52023年 | 11代目 | EX | 4 | 2.3〜2.8万km | 261万円 | 242〜282万円 | 74% |
| 令和42022年 | 11代目 | EX | 3 | 3.3〜3.9万km | 268万円 | 258〜277万円 | 76% |
| 令和32021年 | 11代目 | EX | 4 | 3.2〜4.1万km | 246万円 | 231〜266万円 | 69% |
| 令和72025年 | 11代目 | タイプR | 2 | 0.1〜0.1万km | 567万円 | 564〜571万円 | 113% |
| 令和52023年 | 11代目 | タイプR | 2 | 2.8〜2.8万km | 521万円 | 520〜523万円 | 104% |
| 令和42022年 | 11代目 | タイプR | 2 | 1.2〜1.4万km | 508万円 | 506〜511万円 | 102% |
| 令和52023年 | 11代目 | e:HEV | 3 | 4〜4.8万km | 253万円 | 229〜271万円 | 64% |
| 令和62024年 | 11代目 | e:HEV EX | 2 | 0.7〜0.8万km | 351万円 | 350〜351万円 | 81% |
| 令和22020年 | 10代目 | ハッチバック | 2 | 4.9〜6.1万km | 178万円 | 163〜192万円 | 60% |
| 令和12019年 | 10代目 | ハッチバック | 3 | 7〜8.6万km | 130万円 | 127〜134万円 | 48% |
| 平成302018年 | 10代目 | ハッチバック | 13 | 6.3〜8.6万km | 141万円 | 99.8〜188万円 | 52% |
| 平成292017年 | 10代目 | ハッチバック | 3 | 9.1〜11.9万km | 115万円 | 106〜123万円 | 42% |
| 令和12019年 | 10代目 | セダン | 3 | 5〜5.4万km | 137万円 | 128〜150万円 | 53% |
| 平成302018年 | 10代目 | セダン | 4 | 7.5〜10.3万km | 110万円 | 91.0〜130万円 | 43% |
| 平成292017年 | 10代目 | セダン | 5 | 7〜9.3万km | 117万円 | 109〜128万円 | 45% |
| 令和12019年 | 10代目 | ハッチバック ホンダセンシング | 2 | 7.3〜10.3万km | 116万円 | 111〜121万円 | 41% |
| 平成302018年 | 10代目 | ハッチバック ホンダセンシング | 3 | 8.3〜9.3万km | 146万円 | 139〜160万円 | 52% |
| 令和32021年 | 10代目 | タイプR | 2 | 8.1〜9.6万km | 368万円 | 358〜378万円 | 80% |
| 平成302018年 | 10代目 | タイプR | 2 | 4.6〜4.7万km | 387万円 | 382〜393万円 | 86% |
| 平成242012年 | 8代目 | タイプR ユーロ | 2 | 12.2〜15.6万km | 102万円 | 83.5〜121万円 | — |
| 平成212009年 | 8代目 | タイプR ユーロ | 3 | 13.7〜16.2万km | 106万円 | 82.8〜124万円 | — |
| 平成202008年 | 8代目 | 1.8G | 2 | 12.5〜15.8万km | 17.9万円 | 15.9〜19.8万円 | — |
| 平成182006年 | 8代目 | 1.8G | 2 | 10.7〜11.6万km | 18.0万円 | 16.5〜19.5万円 | — |
| 平成202008年 | 8代目 | タイプR | 2 | 16.6〜17.3万km | 169万円 | 164〜174万円 | — |
| 平成192007年 | 8代目 | タイプR | 2 | 14〜15.5万km | 201万円 | 196〜206万円 | — |
表の読み方
年式ごとに、出品された走行距離の中央付近値を掲載しています。たとえば令和5年式の11代目EXであれば、出品12台の中央値は約26,000kmでした。
グレード名はホンダのカタログ表記に合わせています。11代目はLX・EX・RSがガソリン、頭に「e:HEV」の付くものがハイブリッドです。ホンダはカタログ名でもハイブリッドを頭に付けるので、そのまま「e:HEV EX」の形で並べています。
10代目はボディ形状そのものがグレード名です。5ドアが「ハッチバック」、4ドアが「セダン」で、装備を足した「ホンダセンシング」が別に用意されていました。出品名では車名の側に「5HB」「4D」と書かれるだけのことが多いため、型式(FK7がハッチバック、FC1がセダン)から振り分けています。
シビックタイプRは、この表では1つのグレードです。11代目がFL5、10代目がFK8、8代目がFD2にあたります。8代目には3ドアの「タイプR ユーロ」(FN2)もあり、別のグレードとして分けています。
シビックは全車が前輪駆動なので、表示名に駆動を書いていません。
新車価格に対する落札額の割合(残価率)は、11代目と10代目にだけ掲載しています。8代目は2012年6月に作られなくなっており、当時の新車価格と比べる意味が薄いためです。
また車輌の走行距離における掲載基準は、その中央値から上下20%以内の車輌に限定。中央値が50,000kmであれば40,000〜60,000kmの範囲で掲載し、できるだけ走行距離条件を揃えるようにしています。調べた総数より台数が少ないのは、掲載基準を厳選しているためで、できるだけ標準的な走行距離帯を掲載し、照合しやすくさせています。
評価点はオートオークションの外装評価です。数字が大きいほど状態が良く、開催会場によって基準は変わりますが、5〜6点なら新車に近い、4.5点はかなり小さなキズ、4点はそのままお店に展示できるくらいのレベル、3.5点は少し外装の補修が必要な状態を指しています。「修復有」は骨格部分を修復した履歴がある車輌です。
11代目シビック
※2021.9〜
※2021.9〜
型式:FL1(1.5Lターボ)/FL4(e:HEV)/FL5(タイプR)。5ドアハッチバックだけの構成です。
グレードはガソリンがLX・EX・RS、ハイブリッドがe:HEV・e:HEV LX・e:HEV EX・e:HEV RS。その上に2.0LターボのタイプRが立ちます。
今回該当したのは160台。そのうち13台(8%)が修復歴ありでした。また21台が走行距離のごく短い「新車同様」の評価で、これらは相場から外れるため表からは除いています。
※価格は全て税込表示です
EX
| 年式 | 台数 | 実際に出品された 平均走行距離 |
価格の分布 最安〜最高 |
平均落札価格 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和5 2023年 |
4 | 2.3〜2.8万km | 242〜282万円 | 261万円 | 74% |
| 令和4 2022年 |
3 | 3.3〜3.9万km | 258〜277万円 | 268万円 | 76% |
| 令和3 2021年 |
4 | 3.2〜4.1万km | 231〜266万円 | 246万円 | 69% |
タイプR
| 年式 | 台数 | 実際に出品された 平均走行距離 |
価格の分布 最安〜最高 |
平均落札価格 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和7 2025年 |
2 | 0.1〜0.1万km | 564〜571万円 | 567万円 | 113% |
| 令和5 2023年 |
2 | 2.8〜2.8万km | 520〜523万円 | 521万円 | 104% |
| 令和4 2022年 |
2 | 1.2〜1.4万km | 506〜511万円 | 508万円 | 102% |
e:HEV
| 年式 | 台数 | 実際に出品された 平均走行距離 |
価格の分布 最安〜最高 |
平均落札価格 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和6 2024年 |
1 | 2.4〜2.4万km | 287〜287万円 | 287万円 | 72% |
| 令和5 2023年 |
3 | 4〜4.8万km | 229〜271万円 | 253万円 | 64% |
RS
| 年式 | 台数 | 実際に出品された 平均走行距離 |
価格の分布 最安〜最高 |
平均落札価格 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和8 2026年 |
1 | 0.1〜0.1万km | 375〜375万円 | 375万円 | 83% |
| 令和6 2024年 |
1 | 0.7〜0.7万km | 349〜349万円 | 349万円 | 83% |
e:HEV EX
| 年式 | 台数 | 実際に出品された 平均走行距離 |
価格の分布 最安〜最高 |
平均落札価格 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和7 2025年 |
1 | 0.5〜0.5万km | 362〜362万円 | 362万円 | 84% |
| 令和6 2024年 |
2 | 0.7〜0.8万km | 350〜351万円 | 351万円 | 81% |
その他のグレード
| グレード | 台数 | 走行距離 最小〜最大 |
価格の分布 最安〜最高 |
平均落札価格 |
|---|---|---|---|---|
| LX | 6 | 2.8〜8.7万km | 154〜258万円 | 207万円 |
| タイプR レーシングブラックパッケージ | 5 | 0〜0.1万km | 544〜568万円 | 558万円 |
| e:HEV LX | 2 | 0.3〜1.2万km | 314〜332万円 | 323万円 |
| レーシングブラックパッケージ | 1 | 0〜0万km | 559〜559万円 | 559万円 |
実際の落札実例
| 年式 | グレード | 走行 | 色 | 評価 | 落札価格 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 最高値 | 令和7 | タイプR | 0万km | レッド | 6 | 594万円 |
| 上位 | 令和4 | タイプR | 1.2万km | ホワイト | 4.5 | 511万円 |
| 中央 | 令和6 | e:HEV | 0.8万km | ブラック | 3.5 | 294万円 |
| 下位 | 令和3 | EX | 2.9万km | ブルー | 4 | 255万円 |
| 最安値 | 令和4 | EX | 14.6万km | レッド | 4 | 132万円 |
相場の寸評
この世代でいちばん目を引くのはタイプRです。新車価格に対する落札額が令和7年式で113%、令和5年式で104%、令和4年式で102%となっており、新車価格を上回っています。生産の台数が限られていて新車の納期が長い車では、この形がしばしば出ます。ただし今回の落札台数は令和7年式が2台、令和5年式が2台、令和4年式が2台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。
ガソリンのEXは令和5年式で74%、令和4年式で76%、令和3年式で69%。ハイブリッドのe:HEVは令和5年式で64%でした。登録から数年の車でも、新車価格の6〜8割で取引されています。シビックはもともと新車の値引きが小さい車なので、中古でも値崩れしにくい形です。
動力の違いでは、e:HEVがEXと比べて令和5年式では平均7.9万円安くなりました。比べられたのは1通りだけなので、向きは言い切れません。新車価格の差は40.0万円です。なお掲載した車の走行距離は、e:HEVが中央値44,000km、EXが25,000kmです。e:HEVの側が19,000km多く走っているので、差額のすべてが動力の違いによるものではありません。ただし今回の落札台数は令和5年式が3台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。
年式で見ると令和8年式が469万円(9台)、令和7年式が483万円(20台)、令和6年式が390万円(27台)、令和5年式が305万円(27台)、令和4年式が298万円(19台)、令和3年式が239万円(22台)。5か所の隣どうしのうち1か所で順番が入れ替わりますが、おおむね年式の順に並んでいます。タイプRとガソリンが同じ年式に混ざるので、この行だけで自分の車を見積もらないでください。グレードごとの表を見てください。
走行距離で見ると10,000km未満が450万円(47台)、10,000〜20,000kmが397万円(16台)、20,000〜40,000kmが301万円(31台)、40,000〜80,000kmが235万円(24台)、80,000km以上が178万円(6台)。いちばん少ない帯といちばん多い帯で272万円、率にすると61%下がります。登録から日が浅い車が中心で、走行距離の短い個体がまとまって出品されています。
*
10代目シビック
※2017.9〜2021.9
※2017.9〜2021.9
型式:FK7(ハッチバック)/FC1(セダン)/FK8(タイプR)。日本にシビックが戻ってきた世代です。
ボディ形状がそのままグレード名で、「ハッチバック」「セダン」と、それぞれに装備を足した「ホンダセンシング」が並びます。2.0LターボのタイプRは別のグレードです。
今回該当したのは149台。そのうち15台(10%)が修復歴ありでした。修復歴のある車は表から外し、ページの終わりに別途まとめています。
※価格は全て税込表示です
ハッチバック
| 年式 | 台数 | 実際に出品された 平均走行距離 |
価格の分布 最安〜最高 |
平均落札価格 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和3 2021年 |
1 | 4.1〜4.1万km | 238〜238万円 | 238万円 | 81% |
| 令和2 2020年 |
2 | 4.9〜6.1万km | 163〜192万円 | 178万円 | 60% |
| 令和1 2019年 |
3 | 7〜8.6万km | 127〜134万円 | 130万円 | 48% |
| 平成30 2018年 |
13 | 6.3〜8.6万km | 99.8〜188万円 | 141万円 | 52% |
| 平成29 2017年 |
3 | 9.1〜11.9万km | 106〜123万円 | 115万円 | 42% |
セダン
| 年式 | 台数 | 実際に出品された 平均走行距離 |
価格の分布 最安〜最高 |
平均落札価格 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和1 2019年 |
3 | 5〜5.4万km | 128〜150万円 | 137万円 | 53% |
| 平成30 2018年 |
4 | 7.5〜10.3万km | 91.0〜130万円 | 110万円 | 43% |
| 平成29 2017年 |
5 | 7〜9.3万km | 109〜128万円 | 117万円 | 45% |
ハッチバック ホンダセンシング
| 年式 | 台数 | 実際に出品された 平均走行距離 |
価格の分布 最安〜最高 |
平均落札価格 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和3 2021年 |
1 | 8.1〜8.1万km | 179〜179万円 | 179万円 | 63% |
| 令和2 2020年 |
1 | 3.8〜3.8万km | 198〜198万円 | 198万円 | 69% |
| 令和1 2019年 |
2 | 7.3〜10.3万km | 111〜121万円 | 116万円 | 41% |
| 平成30 2018年 |
3 | 8.3〜9.3万km | 139〜160万円 | 146万円 | 52% |
| 平成29 2017年 |
1 | 12.4〜12.4万km | 109〜109万円 | 109万円 | 39% |
タイプR
| 年式 | 台数 | 実際に出品された 平均走行距離 |
価格の分布 最安〜最高 |
平均落札価格 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和3 2021年 |
2 | 8.1〜9.6万km | 358〜378万円 | 368万円 | 80% |
| 令和1 2019年 |
1 | 2.9〜2.9万km | 430〜430万円 | 430万円 | 95% |
| 平成30 2018年 |
2 | 4.6〜4.7万km | 382〜393万円 | 387万円 | 86% |
その他のグレード
| グレード | 台数 | 走行距離 最小〜最大 |
価格の分布 最安〜最高 |
平均落札価格 |
|---|---|---|---|---|
| セダン ホンダセンシング | 4 | 2.2〜12.9万km | 102〜119万円 | 112万円 |
実際の落札実例
| 年式 | グレード | 走行 | 色 | 評価 | 落札価格 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 最高値 | 令和1 | タイプR | 1.5万km | ホワイト | 4.5 | 588万円 |
| 上位 | 令和1 | ハッチバック | 3.8万km | ブラック | 4 | 170万円 |
| 中央 | 平成30 | セダン | 7.5万km | ブラック | 4 | 130万円 |
| 下位 | 平成29 | ハッチバック ホンダセンシング | 12.4万km | ブラック | 4 | 109万円 |
| 最安値 | 平成29 | セダン | 22.3万km | パール | 3.5 | 40.5万円 |
相場の寸評
年式で見ると令和3年式が253万円(8台)、令和2年式が182万円(9台)、令和1年式が151万円(39台)、平成30年式が155万円(56台)、平成29年式が105万円(19台)。いちばん高い令和3年式といちばん低い平成29年式の差は148万円です。4か所の隣どうしのうち1か所で順番が入れ替わりますが、おおむね年式の順に並んでいます。ここもタイプRが同じ年式に混ざるので、グレードごとの表で見てください。
走行距離で見ると40,000km未満が244万円(22台)、40,000〜80,000kmが163万円(45台)、80,000〜120,000kmが149万円(30台)、120,000〜160,000kmが105万円(21台)、160,000km以上が66.7万円(13台)。いちばん少ない帯といちばん多い帯で177万円、率にすると73%下がります。発売から9年が経ち、距離の伸びた個体と伸びていない個体の両方が出るようになりました。
ボディ形状では、セダンがハッチバックと比べて令和1年式では平均7.3万円高く、平成30年式では平均31.6万円安く、平成29年式では平均2.1万円高くなりました。比べられた3通りのうち2通りで上に来ています。新車価格ではセダンの方が15.0万円安い設定でした。新車では安かったセダンが、中古では下に来ません。台数の多いハッチバックに対して球数が少なく、探している買い手に当たりやすいためです。なお掲載した車の走行距離は、セダンが中央値79,000km、ハッチバックが73,000kmで、おおむね揃っています。ただし今回の落札台数は令和1年式が3台、平成30年式が4台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。
装備では、ハッチバック ホンダセンシングが素のハッチバックと比べて令和1年式では平均14.1万円安く、平成30年式では平均4.9万円高くなりました。比べられた2通りのうち1通りで上に来ています。新車価格の差は7.0万円です。なお掲載した車の走行距離は、ハッチバック ホンダセンシングが中央値84,000km、ハッチバックが72,000kmです。ハッチバック ホンダセンシングの側が12,000km多く走っているので、差額のすべてが装備の違いによるものではありません。ただし今回の落札台数は令和1年式が2台、平成30年式が3台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。
新車価格に対する落札額を年式ごとに見ると、ハッチバックが令和1年式で48%、平成30年式で52%、平成29年式で42%。セダンは令和1年式で53%、平成30年式で43%、平成29年式で45%。タイプRは令和3年式で80%、平成30年式で86%と、ふつうのシビックより高い割合で残っています。生産の終わった世代でも、タイプRだけは別の相場で動いていることが読み取れます。
*
8代目シビック
※2005.9〜2012.6
※2005.9〜2012.6
型式:FD1(1.8Lセダン)/FD2(タイプR・セダン)/FN2(タイプR ユーロ・3ドア)。この世代のあと、シビックは日本でいったん売られなくなりました。
グレードは1.8G・1.8GLが中心で、そこに2.0LのタイプRと、イギリスで作られた3ドアのタイプR ユーロが加わります。
今回該当したのは64台。そのうち14台(22%)が修復歴ありでした。この世代には残価率を掲載していません。2012年6月に作られなくなっており、14年落ちになるためです。
※価格は全て税込表示です
タイプR ユーロ
| 年式 | 台数 | 実際に出品された 平均走行距離 |
価格の分布 最安〜最高 |
平均落札価格 |
|---|---|---|---|---|
| 平成24 2012年 |
2 | 12.2〜15.6万km | 83.5〜121万円 | 102万円 |
| 平成23 2011年 |
1 | 9.5〜9.5万km | 153〜153万円 | 153万円 |
| 平成22 2010年 |
3 | 15.9〜16.5万km | 69.4〜78.7万円 | 74.0万円 |
| 平成21 2009年 |
3 | 13.7〜16.2万km | 82.8〜124万円 | 106万円 |
1.8G
| 年式 | 台数 | 実際に出品された 平均走行距離 |
価格の分布 最安〜最高 |
平均落札価格 |
|---|---|---|---|---|
| 平成20 2008年 |
2 | 12.5〜15.8万km | 15.9〜19.8万円 | 17.9万円 |
| 平成19 2007年 |
3 | 11.5〜12.4万km | 15.8〜16.9万円 | 16.4万円 |
| 平成18 2006年 |
2 | 10.7〜11.6万km | 16.5〜19.5万円 | 18.0万円 |
タイプR
| 年式 | 台数 | 実際に出品された 平均走行距離 |
価格の分布 最安〜最高 |
平均落札価格 |
|---|---|---|---|---|
| 平成20 2008年 |
2 | 16.6〜17.3万km | 164〜174万円 | 169万円 |
| 平成19 2007年 |
2 | 14〜15.5万km | 196〜206万円 | 201万円 |
1.8GL
| 年式 | 台数 | 実際に出品された 平均走行距離 |
価格の分布 最安〜最高 |
平均落札価格 |
|---|---|---|---|---|
| 平成19 2007年 |
1 | 13.8〜13.8万km | 18.7〜18.7万円 | 18.7万円 |
| 平成18 2006年 |
1 | 9.4〜9.4万km | 19.6〜19.6万円 | 19.6万円 |
| 平成17 2005年 |
1 | 6.8〜6.8万km | 18.6〜18.6万円 | 18.6万円 |
その他のグレード
| グレード | 台数 | 走行距離 最小〜最大 |
価格の分布 最安〜最高 |
平均落札価格 |
|---|---|---|---|---|
| 2.0GL | 2 | 7.7〜15.2万km | 19.6〜26.7万円 | 23.2万円 |
| 1.8S | 1 | 10.1〜10.1万km | 11.3〜11.3万円 | 11.3万円 |
実際の落札実例
| 年式 | グレード | 走行 | 色 | 評価 | 落札価格 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 最高値 | 平成19 | タイプR | 7.9万km | ホワイト | 4.5 | 321万円 |
| 上位 | 平成19 | タイプR | 32.8万km | ホワイト | 3.5 | 133万円 |
| 中央 | 平成21 | タイプR ユーロ | 21.6万km | ホワイト | 3 | 60.1万円 |
| 下位 | 平成18 | 1.8G | 10.7万km | シルバー | 3.5 | 19.5万円 |
| 最安値 | 平成18 | 1.8S | 10.1万km | レッド | 3.0 | 11.3万円 |
相場の寸評
この世代は、同じシビックでも中身が2つに割れています。掲載平均で見ると、タイプR ユーロが106万円、タイプRが200万円、ふつうの1.8Gが17.2万円。タイプR ユーロと1.8Gでは88.8万円の開きがあります。20年近く前の車で、ここまで差が付いたまま残っているのは珍しいことです。
タイプRとタイプR ユーロは、同じ2.0Lの高回転型エンジンを積みながら車体が別です。タイプRは4ドアセダン、タイプR ユーロは3ドアハッチバックで、ユーロはイギリスの工場から輸入されていました。今も部品と車体の少なさから、値が落ちきっていません。
年式で見ると平成23年式が164万円(3台)、平成22年式が103万円(6台)、平成21年式が79.0万円(8台)、平成20年式が125万円(5台)、平成19年式が80.3万円(18台)、平成18年式が18.4万円(7台)。5か所の隣どうしのうち1か所で順番が入れ替わりますが、おおむね年式の順に並んでいます。年式の行にタイプRとふつうのシビックが混ざるので、この並びから自分の車を見積もることはできません。グレードごとの表を見てください。
走行距離で見ると40,000〜80,000kmが64.0万円(7台)、80,000〜120,000kmが81.5万円(13台)、120,000〜160,000kmが75.7万円(15台)、160,000km以上が90.5万円(14台)。帯ごとの並びが距離の順になっておらず、下がり方は読み取れません。ここも同じ理由で、距離の帯ごとにタイプRが何台入っているかで数字が動きます。距離だけで判断しないでください。
この世代は修復歴ありが14台(22%)でした。タイプRとタイプR ユーロは走らせて楽しむ車として使われてきたので、同じ年式・同じ距離でも状態の幅が大きく出ます。手放すときは、この2つを扱い慣れたお店を含めて複数に見てもらってください。
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修復歴があるといくら下がるか

オートオークションでは、骨格部分に修復歴のある車は評価点が「R」と記載され、一目で修復歴ありの車輌であることがわかるようになっています。今回のデータ373台のうち、42台が該当しました。修復歴のある車を1台ずつ、同じ年式・同じグレードで、走行距離の近い修復歴なしの車と突き合わせています。基準はあくまで修復歴車の側です。120,000km走った修復歴車なら、同じく120,000km前後の修復歴なしの車としか比べられないため、走行距離の許容幅はその車の走行距離に応じて取っています。
突き合わせる修復歴なしの車は、条件の合う中でもっとも評価点の高い個体を選んでいます。評価点の低い車を相手にすると、修復歴とは別の理由で安い車と比べることになり、修復歴そのものの影響が見えなくなるためです。
| 世代 | 照合できた台数 | 下落幅の分布 最小〜最大 |
下落幅 中央値 |
むしろ高かった 個体 |
|---|---|---|---|---|
| 11代目 | 9 | 12〜59% | 36% 安い | 0台 |
| 10代目 | 15 | 6〜62% | 35% 安い | 0台 |
| 8代目 | 5 | -17〜33% | 11% 安い | 2台 |
※11代目・8代目はそもそもの台数が少ないため、参考にならないことご容赦下さいませ。
同じ条件の車を並べると
走行距離の少ない組み合わせから順に載せています。修復歴なしの側は、同じ年式・同じグレード・近い走行距離という条件の中で、もっとも評価点の高い個体を選びました。
| 世代 | 年式 | グレード | 走行 | 評価 | 落札価格 | 差 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 11代目 | 修復歴なし | 令和4 | EX | 1.8万km | 4 | 296万円 | |
| 11代目 | 修復歴あり | 令和4 | EX | 0.7万km | 修復有 | 122万円 | △174万円59% |
| 11代目 | 修復歴なし | 令和5 | EX | 1万km | 5 | 286万円 | |
| 11代目 | 修復歴あり | 令和5 | EX | 1.4万km | 修復有 | 176万円 | △110万円38% |
| 10代目 | 修復歴なし | 令和1 | ハッチバック ホンダセンシング | 2.7万km | 4.5 | 208万円 | |
| 10代目 | 修復歴あり | 平成30 | ハッチバック ホンダセンシング | 1.8万km | 修復有 | 129万円 | △78.7万円38% |
| 10代目 | 修復歴なし | 令和2 | ハッチバック | 2.2万km | 4.5 | 219万円 | |
| 10代目 | 修復歴あり | 令和2 | ハッチバック | 2万km | 修復有 | 192万円 | △26.4万円12% |
10代目では中央値で35%下がります。15台を照合した結果です。修復歴なしの側が166万円前後で取引される世代なので、この率を実額に直すと52.9万円の開きになるようです。
ところが8代目まで下がると、この差はほとんど消えます。5台の照合で率は11%ですが、実額に直すと中央値で2.1万円。修復歴なしの側が16.9万円前後の世代では、率が動いても金額はほとんど動きません。
これは、古い車なら修復歴が問われないという意味ではありません。8代目は下限に近い価格で取引されており、修復歴のあるなしにかかわらず、下げようのないところまで下がりきっています。裏を返せば、52.9万円という差が出る10代目ほど、修復歴の有無が金額を大きく左右すると言えるでしょう。
ばらつきは大きく、同じ条件でも修復歴車の方が高く落ちる例もあります。骨格の一部を交換しただけの車と、大きく損傷した車が同じ「修復歴あり」で扱われるためです。実際の査定では、どこをどう直したかまで見られると考えておいた方がよいでしょう。
修復歴があるなら、価値が残っているうちに売る方が損失を抑えられます。年式が古くなるほど下落率は小さくなりますが、それは車そのものの値段が下がりきった結果にすぎません。率が縮むのを待つ間に、元の価格の方が先に落ちていくためです。
相場を知ったうえで査定に出す
シビックは世代によって相場の性格がまったく違います。掲載しているのは、すべて中古車店どうしの取引で実際についた価格です。
この落札価格は、買取店にとっての仕入れ値です。提示された査定額がここから大きく離れているなら、その理由を聞く根拠になります。複数社に査定させれば、買取店ごとの販路の差がそのまま金額差となって表れるはずです。
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