ヴェゼルは2013年に登場した、ホンダのSUVです。フィットと同じ土台を使いながら車高を上げた小型SUVで、発売翌年には国内のSUV販売で首位に立ちました。2021年からの現行モデルはモーターで走る e:HEV が中心になり、ガソリン車は少数派になっています。

このページでは、2026年8月にオートオークションで落札されたヴェゼル、合計2,084台から基準に合うデータを抜粋し、世代とグレードごとに掲載しています。

売却時はもちろん、中古車購入時の参考にしていただければ幸いです。

ご覧いただく際の注意点

掲載価格はすべてオートオークションでの税込み落札価格です。買取店が提示する金額は、ここから陸送費・出品料・利益を差し引いた額、販売店の場合は落札価格に陸送費・出品料・利益を足した額になります。車種と価格帯によりますが、10〜30万円程度変わるのが一般的。落札相場を知っておくと、

提示額がどこまで落札金額に近いか

を判断する目安となります。

また基本的に相場は下がるものです。中には希少車や輸出時期の関係で、上がっていくものもありますが、基本的に古くなるにつれ、緩やかに下がっていきます。

※掲載データは2026年8月時点のものです。

年式から相場を探す

各年式でもっとも流通しているグレードの相場です。走行距離はその年式で最も多く出品されていたゾーンを中心に抜粋しています。

年式 世代 グレード 台数 中心となる
平均走行距離
平均落札価格 価格帯
最安〜最高
残価率
令和82026年 RV系 e:HEV Z 8 0.10.1万km 329万円 308336万円 101%
令和72025年 RV系 e:HEV Z 2 0.60.7万km 304万円 292317万円 95%
令和62024年 RV系 e:HEV Z 14 1.62.4万km 272万円 247288万円 85%
令和52023年 RV系 e:HEV Z 12 2.53.5万km 260万円 246276万円 86%
令和42022年 RV系 e:HEV Z 16 2.84.2万km 239万円 207256万円 82%
令和32021年 RV系 e:HEV Z 20 4.55.9万km 208万円 169235万円 72%
令和52023年 RV系 G 4 1.51.7万km 336万円 326356万円 148%
令和42022年 RV系 G 9 2.43.2万km 316万円 261341万円 139%
令和32021年 RV系 G 10 2.73.8万km 260万円 243286万円 114%
令和52023年 RV系 e:HEV X 12 2.63.7万km 224万円 197242万円 84%
令和42022年 RV系 e:HEV X 6 2.83.7万km 212万円 198233万円 80%
令和32021年 RV系 e:HEV X 5 4.25.1万km 202万円 178216万円 76%
令和62024年 RV系 e:HEV Z 4WD 3 1.62万km 228万円 138279万円 67%
令和32021年 RV系 e:HEV Z 4WD 6 7.39.9万km 190万円 180198万円 61%
令和72025年 RV系 G 4WD 3 0.60.8万km 288万円 267300万円 109%
令和52023年 RV系 G 4WD 2 4.55.8万km 314万円 289338万円 125%
令和42022年 RV系 G 4WD 5 2.83.5万km 359万円 334376万円 143%
令和32021年 RV系 G 4WD 2 3.44.2万km 316万円 302330万円 126%
令和32021年 RU系 X・ホンダセンシング 2 5.76.5万km 229万円 210249万円 104%
令和22020年 RU系 X・ホンダセンシング 5 3.94.6万km 192万円 152225万円 87%
令和12019年 RU系 X・ホンダセンシング 12 4.86.7万km 188万円 164220万円 87%
平成302018年 RU系 X・ホンダセンシング 6 6.99.4万km 169万円 152190万円 78%
平成292017年 RU系 X・ホンダセンシング 19 6.28.9万km 163万円 118196万円 77%
平成282016年 RU系 X・ホンダセンシング 11 810.8万km 144万円 110180万円 68%
令和22020年 RU系 Z・ホンダセンシング ハイブリッド 5 7.79.6万km 152万円 134167万円 55%
令和12019年 RU系 Z・ホンダセンシング ハイブリッド 5 8.110.1万km 151万円 116168万円 56%
平成302018年 RU系 Z・ホンダセンシング ハイブリッド 10 6.98.3万km 123万円 110142万円 45%
平成292017年 RU系 Z・ホンダセンシング ハイブリッド 18 8.912.6万km 93.8万円 64.1110万円 35%
平成282016年 RU系 Z・ホンダセンシング ハイブリッド 12 9.513.5万km 72.3万円 59.298.6万円 27%
平成282016年 RU系 Z ハイブリッド 10 11.915.5万km 60.7万円 48.676.5万円 24%
平成272015年 RU系 Z ハイブリッド 20 1013.1万km 55.7万円 34.286.8万円 22%
平成262014年 RU系 Z ハイブリッド 20 12.315.4万km 48.1万円 27.161.0万円 19%
平成282016年 RU系 X ハイブリッド 5 9.410.4万km 70.1万円 54.286.0万円 29%
平成272015年 RU系 X ハイブリッド 17 9.313.2万km 59.6万円 31.581.4万円 25%
平成262014年 RU系 X ハイブリッド 20 1114.2万km 44.3万円 32.767.3万円 18%
平成252013年 RU系 X ハイブリッド 2 10.312万km 53.8万円 51.756.0万円 23%
令和32021年 RU系 RS・ホンダセンシング 2 2.72.8万km 266万円 264268万円 105%
令和12019年 RU系 RS・ホンダセンシング 6 3.95.3万km 242万円 231257万円 98%
平成302018年 RU系 RS・ホンダセンシング 6 5.37.7万km 203万円 187221万円 82%
平成292017年 RU系 RS・ホンダセンシング 9 6.48.8万km 190万円 165206万円 80%
平成282016年 RU系 RS・ホンダセンシング 2 4.96万km 182万円 152212万円 76%
令和12019年 RU系 RS・ホンダセンシング ハイブリッド 4 6.58.3万km 157万円 140172万円 56%
平成302018年 RU系 RS・ホンダセンシング ハイブリッド 7 8.511.2万km 117万円 108126万円 42%
平成292017年 RU系 RS・ホンダセンシング ハイブリッド 3 10.512.7万km 109万円 105111万円 39%
平成282016年 RU系 RS・ホンダセンシング ハイブリッド 8 9.213万km 69.4万円 44.9107万円 25%

表の読み方

年式ごとに、出品された走行距離の中央付近値を掲載しています。たとえば令和4年式の e:HEV Zであれば、出品41台の中央値は約35,000kmでした。

グレード名の頭に付く「e:HEV」は、エンジンで発電してモーターで走る現行モデルのハイブリッドです。グレード名の後ろに付く「ハイブリッド」は、RU系に積まれていた一世代前の仕組みを指しています。どちらもガソリン車とは相場がまったく違うため、行を分けました。

RU系のグレード名に付く「ホンダセンシング」は運転支援装置で、2016年2月に加わりました。新車価格が違うため、付いていないグレードとは別の行にしています。RV系は全車に標準で付くので、表記していません。

また車輌の走行距離における掲載基準は、その中央値から上下20%以内の車輌に限定。中央値が50,000kmであれば40,000〜60,000kmの範囲で掲載し、できるだけ走行距離条件を揃えるようにしています。調べた総数より台数が少ないのは、掲載基準を厳選しているためで、できるだけ標準的な走行距離帯を掲載し、照合しやすくさせています。

評価点はオートオークションの外装評価です。数字が大きいほど状態が良く、開催会場によって基準は変わりますが、5〜6点なら新車に近い、4.5点はかなり小さなキズ、4点はそのままお店に展示できるくらいのレベル、3.5点は少し外装の補修が必要な状態を指しています。「修復有」は骨格部分を修復した履歴がある車輌です。

RV系ヴェゼル
※2021.4〜現行モデル

521台131378万円

型式:RV3/RV4/RV5/RV6。2代目にあたる現行モデルです。RV3・RV4が1.5Lガソリン、RV5・RV6がモーターで走る e:HEV になります。

グレードは e:HEV がX・Z・PLaYの3段階で、2024年の改良でRSとHuNTパッケージが加わりました。ガソリンはGの1種類だけで、2022年に生産を終えています。

発売時(2021年4月)の新車価格はガソリンのGが228万円、e:HEV Zが290万円。

今回この世代で出品されたのは806台で、そのうち236台(29%)が評価点Sの新車同様車でした。これらは表に入れておらず、掲載しているのは残る521台です。

※価格は全て税込表示です

e:HEV Z

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和8
2026年
8 0.10.1万km  308336万円 329万円 101%
令和7
2025年
2 0.60.7万km  292317万円 304万円 95%
令和6
2024年
14 1.62.4万km  247288万円 272万円 85%
令和5
2023年
12 2.53.5万km  246276万円 260万円 86%
令和4
2022年
16 2.84.2万km  207256万円 239万円 82%
令和3
2021年
20 4.55.9万km  169235万円 208万円 72%

G

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和5
2023年
4 1.51.7万km  326356万円 336万円 148%
令和4
2022年
9 2.43.2万km  261341万円 316万円 139%
令和3
2021年
10 2.73.8万km  243286万円 260万円 114%

e:HEV X

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和7
2025年
1 3.73.7万km  235235万円 235万円 81%
令和6
2024年
1 33万km  232232万円 232万円 80%
令和5
2023年
12 2.63.7万km  197242万円 224万円 84%
令和4
2022年
6 2.83.7万km  198233万円 212万円 80%
令和3
2021年
5 4.25.1万km  178216万円 202万円 76%

e:HEV Z 4WD

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和7
2025年
1 0.60.6万km  280280万円 280万円 82%
令和6
2024年
3 1.62万km  138279万円 228万円 67%
令和4
2022年
1 4.34.3万km  233233万円 233万円 75%
令和3
2021年
6 7.39.9万km  180198万円 190万円 61%

G 4WD

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和7
2025年
3 0.60.8万km  267300万円 288万円 109%
令和6
2024年
1 3.43.4万km  246246万円 246万円 93%
令和5
2023年
2 4.55.8万km  289338万円 314万円 125%
令和4
2022年
5 2.83.5万km  334376万円 359万円 143%
令和3
2021年
2 3.44.2万km  302330万円 316万円 126%

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
e:HEV PLaY 26 1.411.6万km  190317万円 271万円
e:HEV X 4WD 20 1.317.7万km  138243万円 211万円
e:HEV Z・PLaYパッケージ 11 0.13.8万km  271352万円 314万円
e:HEV X・HuNTパッケージ 4 0.31.9万km  257297万円 275万円
e:HEV Z・PLaYパッケージ 4WD 1 22万km  311311万円 311万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 評価 落札価格
最高値 令和5 G 4WD 1.7万km ブラック 4.5 378万円
上位 令和5 e:HEV PLaY 3.9万km パール 4.5 280万円
中央 令和4 e:HEV Z 2.3万km パール 4 248万円
下位 令和4 e:HEV Z 2.8万km パール 3.5 215万円
最安値 令和3 e:HEV Z 20.5万km パール 3.5 131万円

相場の寸評

この世代でいちばん驚くのは、わずかしかないガソリンのGが e:HEV を大きく上回っていることです。年式と走行距離を揃えて比べた9通りすべてでガソリンが上回り、その幅は4.7万円から85.2万円。たとえば令和4年式で20,000〜40,000kmに揃えると、ガソリンが316万円(9台)、e:HEV が239万円(33台)でした。新車では令和4年式で e:HEV が61.9万円高い仕様です。

残価率で見ると、その差はさらにはっきりします。ガソリンのGが114〜148%なのに対し、e:HEV Zは72〜101%。ガソリンは新車価格を大きく超えて取引されています。2022年に生産を終えて球数が限られたところへ、構造の単純なガソリン車を求める買い手が重なった結果とみられます。ただし今回該当したガソリン車は97台と少なく、数字は目安としてご覧ください。

e:HEV のなかでは、上位のZが素直に上に来ます。Xと年式・走行距離を揃えた8通りすべてでZが上回り、幅は9.6万円から36.3万円。新車価格の差は令和4年式で24.0万円ですので、おおむね見合った差といえます。一方で四輪駆動は向きが定まりません。同じ e:HEV Zで揃えられた8通りのうち四輪駆動が上回ったのは3通りで、新車では22.0万円高い仕様であるにもかかわらず、その差は中古にはっきりとは出ていません。

走行距離は緩やかに効きます。10,000km未満が300万円、10,000〜20,000kmが269万円、20,000〜40,000kmが259万円、40,000km以上が215万円と下がり、いちばん少ない帯といちばん多い帯では84.9万円、割合にして28%の開きが付きました。まだ新しい世代ですので、距離を抑えて手放せるうちに動く意味は大きいでしょう。

外装の評価点もよく効きます。4.5点が262万円(196台)、4点が232万円(168台)、3.5点が214万円(64台)と並び、4.5点と3.5点では48.6万円の差が付きました。総額の大きい車ほど、評価点1段の重みも大きくなります。

*

RU系ヴェゼル
※2013.12〜2021.4

1053台20.7305万円

型式:RU1/RU2/RU3/RU4。初代にあたる世代です。RU1・RU2が1.5Lガソリン、RU3・RU4がハイブリッドで、今回の集計では1,053台が該当しました。

グレードはG・X・Z・RSという並びで、2016年2月の改良で運転支援装置のホンダセンシングが加わっています。新車価格が違うため、表では別の行にしています。

2019年10月に消費税率が8%から10%へ変わりました。残価率はその年式当時の支払額で計算しており、税率の違いは調整していません。

生産は2021年4月に終わっていますが、いちばん新しい年式でも5年落ちですので残価率を掲載しています。

※価格は全て税込表示です

X・ホンダセンシング

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和3
2021年
2 5.76.5万km  210249万円 229万円 104%
令和2
2020年
5 3.94.6万km  152225万円 192万円 87%
令和1
2019年
12 4.86.7万km  164220万円 188万円 87%
平成30
2018年
6 6.99.4万km  152190万円 169万円 78%
平成29
2017年
19 6.28.9万km  118196万円 163万円 77%
平成28
2016年
11 810.8万km  110180万円 144万円 68%

Z・ホンダセンシング ハイブリッド

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和3
2021年
1 33万km  186186万円 186万円 67%
令和2
2020年
5 7.79.6万km  134167万円 152万円 55%
令和1
2019年
5 8.110.1万km  116168万円 151万円 56%
平成30
2018年
10 6.98.3万km  110142万円 123万円 45%
平成29
2017年
18 8.912.6万km  64.1110万円 93.8万円 35%
平成28
2016年
12 9.513.5万km  59.298.6万円 72.3万円 27%

Z ハイブリッド

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
平成29
2017年
1 6.76.7万km  87.087.0万円 87.0万円 34%
平成28
2016年
10 11.915.5万km  48.676.5万円 60.7万円 24%
平成27
2015年
20 1013.1万km  34.286.8万円 55.7万円 22%
平成26
2014年
20 12.315.4万km  27.161.0万円 48.1万円 19%
平成25
2013年
1 1414万km  45.645.6万円 45.6万円 18%

X ハイブリッド

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
平成30
2018年
1 88万km  128128万円 128万円 52%
平成29
2017年
1 5.85.8万km  143143万円 143万円 59%
平成28
2016年
5 9.410.4万km  54.286.0万円 70.1万円 29%
平成27
2015年
17 9.313.2万km  31.581.4万円 59.6万円 25%
平成26
2014年
20 1114.2万km  32.767.3万円 44.3万円 18%
平成25
2013年
2 10.312万km  51.756.0万円 53.8万円 23%

RS・ホンダセンシング

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和3
2021年
2 2.72.8万km  264268万円 266万円 105%
令和2
2020年
1 3.13.1万km  263263万円 263万円 105%
令和1
2019年
6 3.95.3万km  231257万円 242万円 98%
平成30
2018年
6 5.37.7万km  187221万円 203万円 82%
平成29
2017年
9 6.48.8万km  165206万円 190万円 80%
平成28
2016年
2 4.96万km  152212万円 182万円 76%

RS・ホンダセンシング ハイブリッド

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和2
2020年
1 4.64.6万km  170170万円 170万円 60%
令和1
2019年
4 6.58.3万km  140172万円 157万円 56%
平成30
2018年
7 8.511.2万km  108126万円 117万円 42%
平成29
2017年
3 10.512.7万km  105111万円 109万円 39%
平成28
2016年
8 9.213万km  44.9107万円 69.4万円 25%

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
X 54 3.526.7万km  59.8175万円 120万円
X ハイブリッド 4WD 51 4.638.3万km  27.1158万円 51.7万円
X・ホンダセンシング ハイブリッド 42 2.324.5万km  33.1172万円 100万円
X・ホンダセンシング 4WD 40 122.2万km  63.8262万円 182万円
S 37 2.621.3万km  64.6195万円 137万円
X・ホンダセンシング ハイブリッド 4WD 25 3.623.1万km  40.4175万円 97.7万円
Z・ホンダセンシング ハイブリッド 4WD 23 5.828万km  54.0166万円 95.0万円
ベースグレード ハイブリッド 16 4.525.9万km  36.1103万円 57.7万円
G 4WD 15 2.318.2万km  62.4181万円 118万円
X Lパッケージ ハイブリッド 4WD 14 5.230.8万km  30.466.3万円 48.1万円
X 4WD 11 2.329.2万km  44.9202万円 119万円
X・ホンダセンシング ブリリアントスタイルエディション ハイブリッド 9 3.423.9万km  71.0115万円 94.7万円
ツーリング・ホンダセンシング 8 1.316万km  164237万円 198万円
Z スタイルエディション ハイブリッド 7 9.114.8万km  47.979.4万円 58.3万円
ベースグレード ハイブリッド 4WD 6 7.823.1万km  36.0101万円 63.0万円
Z ハイブリッド 4WD 5 312.3万km  117173万円 140万円
ほか5グレード 12  55.3205万円 113万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 評価 落札価格
最高値 令和2 RS・ホンダセンシング 2.9万km パール 5.0 305万円
上位 平成27 X 6万km パール 4.0 155万円
中央 平成29 Z・ホンダセンシング ハイブリッド 10万km パール 3.5 103万円
下位 平成27 Z ハイブリッド 14万km その他 4.0 59.1万円
最安値 平成25 X ハイブリッド 15.9万km ブラック 3 20.7万円

相場の寸評

この世代は、ハイブリッドがガソリンを大きく下回ります。年式と走行距離を揃えて比べた26通りすべてでガソリンが上回り、その幅は40.9万円から79.6万円。たとえば平成29年式で80,000〜120,000kmに揃えると、ガソリンが158万円(26台)、ハイブリッドが97.8万円(28台)でした。新車では平成29年式でハイブリッドのZが55.0万円高い仕様です。

残価率で並べても水準がまったく違います。ガソリンのX・ホンダセンシングが68〜104%、ハイブリッドのZ・ホンダセンシングが27〜67%。この世代のハイブリッドは、変速機に7速の二重クラッチを組み合わせた仕組みを積んでいます。同じ形式の変速機を使った車は中古市場で敬遠されやすく、ヴェゼルもその例に漏れていません。ハイブリッドをお持ちの方は、ガソリン車と同じ感覚で査定額を見込まないほうがよいでしょう。ただし今回の落札台数は令和3年式が2台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

ハイブリッドのなかでは、上位のZがXを上回ります。年式と走行距離を揃えた13通り中11通りでZが上に来ており、幅は1.9万円から51.1万円。下回った2通りでも差は5.0万円までです。四輪駆動は逆で、同じXのハイブリッドで揃えた5通りのうち上回ったのは1通りしかありません。この車種では四輪駆動を選んだ分が中古に残らない形です。

走行距離はよく効きます。20,000km未満が189万円、20,000〜40,000kmが185万円、40,000〜60,000kmが168万円、60,000〜100,000kmが124万円、100,000km以上が77.5万円と下がり、いちばん少ない帯といちばん多い帯では111万円、割合にして59%の開きになりました。とくに60,000kmを超えたあたりから下げ幅が大きく、40,000〜60,000kmと100,000km以上のあいだだけで90.4万円動いています。

外装の評価点も金額を分けています。4.5点が189万円(119台)、4点が128万円(317台)、3.5点が83.5万円(430台)、3点が70.8万円(68台)と並び、4.5点と3点では2.7倍の開きになりました。ただし評価点の高い個体は走行距離も短い傾向がありますので、この数字は評価点だけの効果ではない点にご注意ください。

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修復歴があるといくら下がるか

239台RV系で24%安い

オートオークションでは、骨格部分に修復歴のある車は評価点が「R」と記載され、一目で修復歴ありの車輌であることがわかるようになっています。今回のデータ2,084台のうち、239台が該当しました。修復歴のある車を1台ずつ、同じ年式・同じグレードで、走行距離の近い修復歴なしの車と突き合わせています。基準はあくまで修復歴車の側です。120,000km走った修復歴車なら、同じく120,000km前後の修復歴なしの車としか比べられないため、走行距離の許容幅はその車の走行距離に応じて取っています。

突き合わせる修復歴なしの車は、条件の合う中でもっとも評価点の高い個体を選んでいます。評価点の低い車を相手にすると、修復歴とは別の理由で安い車と比べることになり、修復歴そのものの影響が見えなくなるためです。

世代 照合できた台数 下落幅の分布
最小〜最大
下落幅
中央値
むしろ高かった
個体
RV系 27 256% 24% 安い 0台
RU系 108 -3455% 24% 安い 9台

同じ条件の車を並べると

走行距離の少ない組み合わせから順に載せています。修復歴なしの側は、同じ年式・同じグレード・近い走行距離という条件の中で、もっとも評価点の高い個体を選びました。

世代 年式 グレード 走行 評価 落札価格
RV系 修復歴なし 令和7 e:HEV Z 0.7万km 6 317万円
RV系 修復歴あり 令和7 e:HEV Z 0.8万km 修復有 246万円 △70.4万円22%
RV系 修復歴なし 令和6 e:HEV Z 0.8万km 5 299万円
RV系 修復歴あり 令和6 e:HEV Z 0.8万km 修復有 220万円 △78.3万円26%
RU系 修復歴なし 令和2 Z・ホンダセンシング ハイブリッド 5万km 4 166万円
RU系 修復歴あり 令和2 Z・ホンダセンシング ハイブリッド 3.6万km 修復有 75.2万円 △90.9万円55%
RU系 修復歴なし 令和1 X・ホンダセンシング ハイブリッド 2.7万km 4.5 172万円
RU系 修復歴あり 平成30 X・ホンダセンシング ハイブリッド 3.9万km 修復有 121万円 △50.4万円29%

RV系では中央値で24%下がります。27台を照合した結果です。修復歴なしの側が247万円前後で取引される世代なので、この率を実額に直すと66.8万円の開きになるようです。

ところがRU系まで下がると、この差はほとんど消えます。108台の照合で率は24%ですが、実額に直すと中央値で17.4万円。修復歴なしの側が84.0万円前後の世代では、率が動いても金額はほとんど動きません。

これは、古い車なら修復歴が問われないという意味ではありません。RU系は下限に近い価格で取引されており、修復歴のあるなしにかかわらず、下げようのないところまで下がりきっています。裏を返せば、66.8万円という差が出るRV系ほど、修復歴の有無が金額を大きく左右すると言えるでしょう。

ばらつきは大きく、同じ条件でも修復歴車の方が高く落ちる例もあります。骨格の一部を交換しただけの車と、大きく損傷した車が同じ「修復歴あり」で扱われるためです。実際の査定では、どこをどう直したかまで見られると考えておいた方がよいでしょう。

修復歴があるなら、価値が残っているうちに売る方が損失を抑えられます。年式が古くなるほど下落率は小さくなりますが、それは車そのものの値段が下がりきった結果にすぎません。率が縮むのを待つ間に、元の価格の方が先に落ちていくためです。

相場を知ったうえで査定に出す

ヴェゼルは世代によって相場の性格がまったく違います。掲載しているのは、すべて中古車店どうしの取引で実際についた価格です。

この落札価格は、買取店にとっての仕入れ値です。提示された査定額がここから大きく離れているなら、その理由を聞く根拠になります。複数社に査定させれば、買取店ごとの販路の差がそのまま金額差となって表れるはずです。

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