カリーナの後を継ぎ、2001年に登場したトヨタの小型セダン、アリオン。姉妹車のプレミオとは顔つきと内装の仕立てだけが違い、扱いやすい5ナンバーの大きさと素直な乗り心地でまとめられています。グレード名のA15・A18・A20がそのまま排気量を表し、1.5L・1.8L・2.0Lから選べます。

このページでは、2026年8月にオートオークションで落札されたアリオン、合計495台から基準に合うデータを抜粋し、世代とグレードごとに掲載しています。

売却時はもちろん、中古車購入時の参考にしていただければ幸いです。

自分の車の相場をすぐ見たい

年式と走行距離を入れると、自分の車に近い条件の落札金額が見れる。

ご覧いただく際の注意点

掲載価格はすべてオートオークションでの税込み落札価格です。買取店が提示する金額は、ここから陸送費・出品料・利益を差し引いた額、販売店の場合は落札価格に陸送費・出品料・利益を足した額になります。車種と価格帯によりますが、10〜30万円程度変わるのが一般的。落札相場を知っておくと、

提示額がどこまで落札金額に近いか

を判断する目安となります。

また基本的に相場は下がるものです。中には希少車や輸出時期の関係で、上がっていくものもありますが、基本的に古くなるにつれ、緩やかに下がっていきます。

※掲載データは2026年8月時点のものです。

年式から相場を探す

各年式でもっとも流通しているグレードの相場です。走行距離はその年式で最も多く出品されていたゾーンを中心に抜粋しています。

年式 世代 グレード 台数 中心となる
平均走行距離
平均落札価格 価格帯
最安〜最高
令和12019年 260系 A15 Gパッケージ 2 5.6〜6.5万km 190万円 189〜191万円
平成282016年 260系 A15 Gパッケージ 3 6.1〜6.5万km 152万円 135〜179万円
平成262014年 260系 A15 Gパッケージ 3 7.3〜8.6万km 135万円 124〜142万円
平成242012年 260系 A15 Gパッケージ 7 7.7〜9.5万km 89.2万円 58.2〜112万円
平成232011年 260系 A15 Gパッケージ 2 6.1〜7.3万km 97.8万円 95.8〜99.9万円
平成222010年 260系 A15 Gパッケージ 4 6.9〜9.1万km 95.3万円 58.4〜123万円
平成212009年 260系 A15 Gパッケージ 3 8.2〜8.6万km 55.7万円 44.7〜61.8万円
平成202008年 260系 A15 Gパッケージ 4 5.9〜7.5万km 57.5万円 50.5〜66.2万円
平成192007年 260系 A15 Gパッケージ 3 9.9〜13.1万km 68.2万円 66.4〜70.2万円
令和12019年 260系 A18 Gパッケージ 2 7.1〜8.5万km 176万円 170〜182万円
平成302018年 260系 A18 Gパッケージ 2 14.1〜18.1万km 136万円 118〜153万円
平成292017年 260系 A18 Gパッケージ 2 6.1〜7.1万km 148万円 124〜172万円
平成252013年 260系 A18 Gパッケージ 3 6〜7.1万km 88.3万円 73.7〜112万円
平成242012年 260系 A18 Gパッケージ 2 6.2〜6.8万km 83.9万円 79.6〜88.1万円
平成232011年 260系 A18 Gパッケージ 2 10.7〜11.8万km 84.3万円 76.1〜92.4万円
平成222010年 260系 A18 Gパッケージ 3 10.4〜11万km 69.3万円 63.0〜74.0万円
平成212009年 260系 A18 Gパッケージ 3 10.8〜13.3万km 64.4万円 60.1〜68.5万円
平成192007年 260系 A18 Gパッケージ 3 10.2〜10.8万km 67.0万円 63.0〜69.7万円
平成252013年 260系 A15 4 11.1〜13.7万km 87.0万円 50.4〜109万円
平成222010年 260系 A15 2 4.5〜5.1万km 78.8万円 70.0〜87.6万円
平成212009年 260系 A15 3 7.1〜9.7万km 61.7万円 52.2〜72.6万円
平成202008年 260系 A15 2 13.5〜15.1万km 58.1万円 54.5〜61.8万円
令和22020年 260系 A18 Gパッケージ 4WD 2 6.2〜7.6万km 190万円 186〜194万円
平成272015年 260系 A18 Gパッケージ 4WD 2 10.6〜14.2万km 53.9万円 51.6〜56.2万円
平成242012年 260系 A18 Gパッケージ 4WD 2 13〜13.4万km 49.6万円 44.8〜54.5万円
平成212009年 260系 A18 Gパッケージ 4WD 3 12〜14.2万km 43.6万円 43.0〜44.2万円
平成192007年 260系 A18 Gパッケージ 4WD 2 5.6〜7.8万km 47.2万円 44.2〜50.3万円
平成272015年 260系 A15 Gプラスパッケージ 4 23.4〜26.7万km 79.8万円 66.2〜94.7万円
平成272015年 260系 A18 Gプラスパッケージ 3 5.3〜7.9万km 107万円 98.2〜117万円
平成252013年 260系 A18 Gプラスパッケージ 2 5.3〜6.2万km 91.0万円 90.1〜92.0万円
平成192007年 240系 A15 Gパッケージ 2 7.1〜9.3万km 50.4万円 45.5〜55.3万円
平成182006年 240系 A15 Gパッケージ 3 13.3〜14.1万km 50.7万円 37.2〜62.0万円
平成172005年 240系 A15 Gパッケージ 3 12〜14万km 50.1万円 47.5〜54.2万円
平成152003年 240系 A15 Gパッケージ 3 17.9〜20.5万km 43.4万円 40.1〜47.6万円

表の読み方

年式ごとに、出品された走行距離の中央付近値を掲載しています。たとえば平成27年式のA15 Gパッケージであれば、出品6台の中央値は約78,000kmでした。

グレード名の頭に付いているA15・A18・A20が排気量です。カタログでもそう書かれているため、そのまま載せています。A15が1.5L、A18が1.8L、A20が2.0Lで、ほかの組み合わせはありません。4WDはA18にだけ設定されていました。

リミテッド・プレミアム・60thスペシャルエディション・スタイリッシュエディション・パワーシートエディションといった特別仕様車は、1台や2台の行がいくつもできるだけなので、もとになったグレードにまとめています。

残価率は載せていません。2021年3月で生産を終えており、比べる相手になる現行モデルが無いためです。実際に落札された金額だけをご覧ください。

また車輌の走行距離における掲載基準は、その中央値から上下20%以内の車輌に限定。中央値が50,000kmであれば40,000〜60,000kmの範囲で掲載し、できるだけ走行距離条件を揃えるようにしています。調べた総数より台数が少ないのは、掲載基準を厳選しているためで、できるだけ標準的な走行距離帯を掲載し、照合しやすくさせています。

評価点はオートオークションの外装評価です。数字が大きいほど状態が良く、開催会場によって基準は変わりますが、5〜6点なら新車に近い、4.5点はかなり小さなキズ、4点はそのままお店に展示できるくらいのレベル、3.5点は少し外装の補修が必要な状態を指しています。「修復有」は骨格部分を修復した履歴がある車輌です。

\年式ごとの相場をご覧いただいたところで/

この金額を、どうやって
手元まで持ってくるか

同じ車でも、売り方によって手元に残る金額は変わります。
いくつか質問に答えるだけで、あなたに向いた売り方が分かります。

あなたに合った売り方診断

3問ほどのアンケート

260系アリオン
※2007.6〜2021.3

267台27.3〜218万円

型式:NZT260/ZRT260/ZRT265/ZRT261。NZTが1.5L、ZRT260が1.8Lの2WD、ZRT265がその4WD、ZRT261が2.0Lです。プレミオとまったく同じ型式が使われています。

一部改良は2010年4月・2012年12月・2016年6月で、いずれも年の途中に入りました。年式で前期と後期を切り分けられないため、ここでは分けずに年式順で並べています。

2021年3月で生産を終えており、現行にあたる世代がありません。そのため残価率は掲載せず、実際の落札額だけを載せています。

今回の集計では267台が該当し、走行距離の中央値は8.6万kmでした。14年ぶんの年式が並ぶため、年式ごとの台数はどうしても薄くなります。

※価格は全て税込表示です

A15 Gパッケージ

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
令和2
2020年
1 11.6〜11.6万km  178〜178万円 178万円
令和1
2019年
2 5.6〜6.5万km  189〜191万円 190万円
平成29
2017年
1 6.2〜6.2万km  160〜160万円 160万円
平成28
2016年
3 6.1〜6.5万km  135〜179万円 152万円
平成26
2014年
3 7.3〜8.6万km  124〜142万円 135万円
平成25
2013年
1 6.4〜6.4万km  134〜134万円 134万円
平成24
2012年
7 7.7〜9.5万km  58.2〜112万円 89.2万円
平成23
2011年
2 6.1〜7.3万km  95.8〜99.9万円 97.8万円
平成22
2010年
4 6.9〜9.1万km  58.4〜123万円 95.3万円
平成21
2009年
3 8.2〜8.6万km  44.7〜61.8万円 55.7万円
平成20
2008年
4 5.9〜7.5万km  50.5〜66.2万円 57.5万円
平成19
2007年
3 9.9〜13.1万km  66.4〜70.2万円 68.2万円

A18 Gパッケージ

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
令和2
2020年
1 3.7〜3.7万km  196〜196万円 196万円
令和1
2019年
2 7.1〜8.5万km  170〜182万円 176万円
平成30
2018年
2 14.1〜18.1万km  118〜153万円 136万円
平成29
2017年
2 6.1〜7.1万km  124〜172万円 148万円
平成28
2016年
1 9.4〜9.4万km  133〜133万円 133万円
平成27
2015年
1 9.7〜9.7万km  106〜106万円 106万円
平成25
2013年
3 6〜7.1万km  73.7〜112万円 88.3万円
平成24
2012年
2 6.2〜6.8万km  79.6〜88.1万円 83.9万円
平成23
2011年
2 10.7〜11.8万km  76.1〜92.4万円 84.3万円
平成22
2010年
3 10.4〜11万km  63.0〜74.0万円 69.3万円
平成21
2009年
3 10.8〜13.3万km  60.1〜68.5万円 64.4万円
平成20
2008年
1 14.6〜14.6万km  68.0〜68.0万円 68.0万円
平成19
2007年
3 10.2〜10.8万km  63.0〜69.7万円 67.0万円

A15

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
令和1
2019年
1 10〜10万km  174〜174万円 174万円
平成30
2018年
1 14.2〜14.2万km  153〜153万円 153万円
平成28
2016年
1 3.2〜3.2万km  94.3〜94.3万円 94.3万円
平成27
2015年
1 23.7〜23.7万km  66.3〜66.3万円 66.3万円
平成26
2014年
1 4.3〜4.3万km  102〜102万円 102万円
平成25
2013年
4 11.1〜13.7万km  50.4〜109万円 87.0万円
平成24
2012年
1 4.3〜4.3万km  82.9〜82.9万円 82.9万円
平成23
2011年
1 10.8〜10.8万km  77.4〜77.4万円 77.4万円
平成22
2010年
2 4.5〜5.1万km  70.0〜87.6万円 78.8万円
平成21
2009年
3 7.1〜9.7万km  52.2〜72.6万円 61.7万円
平成20
2008年
2 13.5〜15.1万km  54.5〜61.8万円 58.1万円
平成19
2007年
1 9.9〜9.9万km  62.3〜62.3万円 62.3万円

A18 Gパッケージ 4WD

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
令和2
2020年
2 6.2〜7.6万km  186〜194万円 190万円
平成30
2018年
1 6.9〜6.9万km  159〜159万円 159万円
平成28
2016年
1 2.6〜2.6万km  133〜133万円 133万円
平成27
2015年
2 10.6〜14.2万km  51.6〜56.2万円 53.9万円
平成25
2013年
1 5.9〜5.9万km  100〜100万円 100万円
平成24
2012年
2 13〜13.4万km  44.8〜54.5万円 49.6万円
平成23
2011年
1 11.2〜11.2万km  69.3〜69.3万円 69.3万円
平成21
2009年
3 12〜14.2万km  43.0〜44.2万円 43.6万円
平成19
2007年
2 5.6〜7.8万km  44.2〜50.3万円 47.2万円

A15 Gプラスパッケージ

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
令和2
2020年
1 8.8〜8.8万km  182〜182万円 182万円
令和1
2019年
1 2.7〜2.7万km  204〜204万円 204万円
平成30
2018年
1 2.9〜2.9万km  194〜194万円 194万円
平成29
2017年
1 4〜4万km  183〜183万円 183万円
平成28
2016年
1 3.8〜3.8万km  182〜182万円 182万円
平成27
2015年
4 23.4〜26.7万km  66.2〜94.7万円 79.8万円
平成25
2013年
1 10.9〜10.9万km  111〜111万円 111万円

A18 Gプラスパッケージ

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
令和1
2019年
1 4.1〜4.1万km  182〜182万円 182万円
平成28
2016年
1 2.6〜2.6万km  143〜143万円 143万円
平成27
2015年
3 5.3〜7.9万km  98.2〜117万円 107万円
平成26
2014年
1 3.9〜3.9万km  140〜140万円 140万円
平成25
2013年
2 5.3〜6.2万km  90.1〜92.0万円 91.0万円

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
A18 11 6.3〜20.7万km  60.8〜102万円 79.1万円
A18 Sパッケージ 9 3.5〜20.1万km  79.4〜95.5万円 88.0万円
A20 6 4.7〜31.5万km  32.9〜85.6万円 47.8万円
A20 Sパッケージ 6 4.2〜19.8万km  49.7〜78.1万円 63.9万円
A18 4WD 5 4.2〜18.5万km  27.3〜180万円 85.8万円
A20 Gプラスパッケージ 2 4.3〜10.8万km  102〜120万円 111万円
A20 レザーパッケージ 2 10.4〜10.4万km  49.1〜59.5万円 54.3万円
A18 Sパッケージ 4WD 1 15.6〜15.6万km  42.5〜42.5万円 42.5万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 色 評価 落札価格
最高値 令和1 A15 Gパッケージ 1.4万km パール 5 218万円
上位 平成26 A15 Gパッケージ 8.6万km パール 4 124万円
中央 平成23 A15 4.7万km シルバー 3.5 85.1万円
下位 平成19 A18 Gパッケージ 7.6万km シルバー 4.5 64.5万円
最安値 平成23 A18 4WD 18.5万km ブラック 2 27.3万円

相場の寸評

この世代でまず金額を分けているのは年式です。A15 Gパッケージを走行60,000〜140,000kmに揃えて並べると、平成29〜令和2年式が6台で172万円、平成26〜28年式が11台で143万円、平成23〜25年式が11台で97.4万円、平成19〜22年式が20台で68.1万円。平成29〜令和2年式と平成19〜22年式では104万円、率にして60%の開きになりました。生産終了が2021年と新しいぶん、最後の数年は値がよく残っています。

走行距離も素直に金額に出ます。同じA15 Gパッケージを平成26年式以降にしぼって距離帯で並べると、60,000km未満が17台で167万円、60,000〜100,000kmが9台で153万円、100,000km以上が14台で135万円。平成21〜25年式でも100,000km未満が29台で89.4万円、100,000km以上が14台で66.6万円で、25%下がりました。年式が古くなっても距離の下がり方が消えないのは、この車が国内で普通に乗り継がれているためでしょう。

排気量を上げても、その分は戻ってきません。A18 GパッケージはA15 Gパッケージより新車で18.5万円高い設定でした。ところが年式と走行距離を揃えて比べられた7通りのうち、A18が上回ったのは2通りだけです。平成29〜令和2年式の100,000km未満ではA18が7台で165万円、A15が9台で189万円、平成29〜令和2年式の100,000km以上ではA18が3台で151万円、A15が6台で166万円といった具合に、多くの組でA15の方が高く落ちました。自動車税の区分は変わらないものの、この車を選ぶ買い手が求めているのは動力性能ではないということでしょう。

それに対してGパッケージは、向きだけは一貫します。新車では素のA15より11.0万円高いだけでしたが、中古で比べられた5通りは、すべてGパッケージが上に来ました。平成29〜令和2年式の100,000km以上ではGパッケージが6台で166万円、素のA15が3台で143万円、平成23〜25年式の100,000km未満ではGパッケージが14台で99.0万円、素のA15が5台で95.7万円。ただし差の大きさは0.8万円から22.5万円まで幅があり、金額としてどれだけ乗るかは年式と距離しだいです。アルミホイールやオートエアコンが付くこのグレードが、この車の実質的な標準として扱われていることは読み取れます。

ただし装備をさらに足したGプラスパッケージまで行くと、頭打ちになります。新車ではGパッケージより15.0万円高い設定でしたが、平成29〜令和2年式の100,000km未満ではGプラスパッケージが6台で190万円、Gパッケージが9台で189万円、平成26〜28年式の100,000km以上ではGプラスパッケージが4台で79.8万円、Gパッケージが8台で113万円。平成29〜令和2年式では差が0.8万円しかなく、平成26〜28年式にいたってはGプラスパッケージの方が32.8万円安く落ちています。ただし今回の落札台数は6台・4台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

4WDは、年式によって向きが変わります。新車ではA18 Gパッケージの4WDが2WDより18.9万円高い設定でした。平成29〜令和2年式の100,000km未満では4WD5台が181万円、2WD7台が165万円、平成23〜25年式の100,000km以上では4WD4台が52.4万円、2WD5台が82.9万円、平成19〜22年式の100,000km以上では4WD5台が42.0万円、2WD14台が69.5万円。平成29〜令和2年式では4WDが16.0万円上回るのに対し、平成19〜22年式では27.5万円下回りました。新しいうちは雪の降る地域の需要で値が付き、古くなると下回りの傷みが読みにくくなって嫌われる、という順序に見えます。

この世代は出品371台のうち96台が修復歴ありでした。割合にすると26%です。14年にわたって作られた車らしい数字で、下げ幅がどれくらいかはこのあとの項目にまとめています。

この世代の267台は27.3万円から218万円まで広がり、平均は98.4万円。年式と走行距離、そしてGパッケージかどうかでほぼ決まります。査定額を見るときは、同じ年式・同じグレードの実例と照らしてください。

240系アリオン
※2001.12〜2007.6

72台25.6〜74.6万円

型式:NZT240/ZZT240/ZZT245/AZT240。NZTが1.5L、ZZT240が1.8Lの2WD、ZZT245がその4WD、AZT240が2.0Lです。

一部改良は2004年12月で、こちらも年の途中に入りました。年式で前期と後期を切り分けられないため、分けずに年式順で並べています。

この世代の残価率も掲載していません。実際の落札額だけをご覧ください。

今回の集計では72台が該当し、走行距離の中央値は12.8万kmでした。年式ごとの台数は少なく、1台や2台しかない年式もそのまま載せています。

※価格は全て税込表示です

A15 Gパッケージ

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成19
2007年
2 7.1〜9.3万km  45.5〜55.3万円 50.4万円
平成18
2006年
3 13.3〜14.1万km  37.2〜62.0万円 50.7万円
平成17
2005年
3 12〜14万km  47.5〜54.2万円 50.1万円
平成16
2004年
1 11.4〜11.4万km  48.3〜48.3万円 48.3万円
平成15
2003年
3 17.9〜20.5万km  40.1〜47.6万円 43.4万円

A18 Gパッケージ

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成19
2007年
2 10.8〜14.1万km  51.1〜53.1万円 52.1万円
平成18
2006年
1 15.3〜15.3万km  60.8〜60.8万円 60.8万円
平成15
2003年
4 15.9〜20.7万km  48.5〜53.4万円 50.2万円
平成14
2002年
4 11〜12.7万km  41.9〜52.2万円 48.2万円

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
A18 7 2.2〜22.7万km  27.2〜58.0万円 49.2万円
A15 6 5.6〜23.7万km  39.4〜58.2万円 47.3万円
A18 Sパッケージ 4 7.9〜18.6万km  53.9〜68.3万円 60.3万円
A20 Sパッケージ 3 11〜29.3万km  25.6〜29.7万円 27.9万円
A18 Gパッケージ 4WD 2 11.7〜23万km  29.0〜33.2万円 31.1万円
A18 4WD 2 10.6〜12.9万km  39.4〜50.3万円 44.8万円
A15 スタンダードパッケージ 1 11.8〜11.8万km  47.7〜47.7万円 47.7万円
A18 Sパッケージ 4WD 1 9.8〜9.8万km  30.1〜30.1万円 30.1万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 色 評価 落札価格
最高値 平成17 A18 Gパッケージ 4.5万km パール 3.5 74.6万円
上位 平成17 A18 Gパッケージ 10万km シルバー 4 54.1万円
中央 平成15 A18 Gパッケージ 20.7万km シルバー 3.5 49.4万円
下位 平成15 A15 Gパッケージ 9.5万km シルバー 3 43.8万円
最安値 平成14 A20 Sパッケージ 29.3万km ブラック 3 25.6万円

相場の寸評

この世代は、もう何を比べても金額が大きくは動きません。今回の72台は25.6万円から74.6万円に収まり、平均は48.5万円でした。260系のように100万円を超える車は1台もありません。

年式はほとんど金額に出ません。台数のまとまるA18 Gパッケージで並べると、平成18〜19年式が5台で54.6万円、平成16〜17年式が8台で54.9万円、平成14〜15年式が10台で48.9万円。平成18〜19年式と平成14〜15年式の差は5.7万円にとどまり、4年ぶんの年式差がこれだけしか出ていません。260系では14年で104万円動いていたことを思うと、この世代はもう時間で値段が動く段階を過ぎています。

走行距離の下がり方も鈍くなります。A15 Gパッケージを距離帯ごとに並べると100,000km未満が8台で52.0万円、100,000〜150,000kmが8台で48.4万円、150,000km以上が7台で44.0万円で、100,000km未満と150,000km以上の差は8.0万円、率にして15%です。A18 Gパッケージにいたっては100,000km未満が53.5万円、100,000〜150,000kmが51.4万円、150,000km以上が52.2万円と、ほとんど横並びになりました。150,000kmを超えても値が落ちきらないのは、この車の作りが丈夫で、まだ乗れる車と見られているからでしょう。

グレードの差もわずかです。A15が6台で47.3万円、A15 Gパッケージが23台で48.3万円、A18が7台で49.2万円、A18 Gパッケージが23台で52.2万円。いちばん下と上で4.9万円の開きしかありません。260系ではGパッケージが必ず上に来ていただけに、装備で値段が動かなくなった世代だと分かります。

出品124台のうち47台が修復歴ありでした。割合は38%で、260系の26%を上回ります。年式でも走行距離でもグレードでも動かない以上、査定額の違いはお店ごとの販路の差そのものです。1社の提示額で決めず、複数のお店に見せてから判断してください。

修復歴があるといくら下がるか

143台260系で12%安い

オートオークションでは、骨格部分に修復歴のある車は評価点が「R」と記載され、一目で修復歴ありの車輌であることがわかるようになっています。今回のデータ495台のうち、143台が該当しました。修復歴のある車を1台ずつ、同じ年式・同じグレードで、走行距離の近い修復歴なしの車と突き合わせています。基準はあくまで修復歴車の側です。120,000km走った修復歴車なら、同じく120,000km前後の修復歴なしの車としか比べられないため、走行距離の許容幅はその車の走行距離に応じて取っています。

突き合わせる修復歴なしの車は、条件の合う中でもっとも評価点の高い個体を選んでいます。評価点の低い車を相手にすると、修復歴とは別の理由で安い車と比べることになり、修復歴そのものの影響が見えなくなるためです。

世代 照合できた台数 下落幅の分布
最小〜最大
下落幅
中央値
むしろ高かった
個体
260系 36 -20〜44% 12% 安い 6台
240系 15 -21〜29% 1% 高い 8台

同じ条件の車を並べると

走行距離の少ない組み合わせから順に載せています。修復歴なしの側は、同じ年式・同じグレード・近い走行距離という条件の中で、もっとも評価点の高い個体を選びました。

世代 年式 グレード 走行 評価 落札価格 差
260系 修復歴なし 令和1 A15 Gパッケージ 1.4万km 5 218万円
260系 修復歴あり 令和1 A15 Gパッケージ 2.9万km 修復有 164万円 △54.2万円25%
260系 修復歴なし 平成28 A15 Gプラスパッケージ 3.8万km 4 182万円
260系 修復歴あり 平成28 A15 Gプラスパッケージ 2.9万km 修復有 162万円 △19.0万円10%
240系 修復歴なし 平成18 A15 Gパッケージ 13.8万km 4 62.0万円
240系 修復歴あり 平成18 A15 Gパッケージ 16.9万km 修復有 44.1万円 △17.9万円29%
240系 修復歴なし 平成17 A15 Gパッケージ 8.3万km 3.5 49.1万円
240系 修復歴あり 平成16 A15 Gパッケージ 7.2万km 修復有 43.0万円 △6.0万円12%

260系では中央値で12%下がります。36台を照合した結果です。修復歴なしの側が72.7万円前後で取引される世代なので、この率を実額に直すと10.5万円の開きになるようです。

ところが240系まで下がると、この差はほとんど消えます。15台を照合しても、中央値では修復歴ありの方が0.8万円高く出ています。率にしても1%の違いしかありません。修復歴なしの側が45.5万円前後の世代では、率が動いても金額はほとんど動きません。

これは、古い車なら修復歴が問われないという意味ではありません。240系は下限に近い価格で取引されており、修復歴のあるなしにかかわらず、下げようのないところまで下がりきっています。裏を返せば、10.5万円という差が出る260系ほど、修復歴の有無が金額を大きく左右すると言えるでしょう。

ばらつきは大きく、同じ条件でも修復歴車の方が高く落ちる例もあります。骨格の一部を交換しただけの車と、大きく損傷した車が同じ「修復歴あり」で扱われるためです。実際の査定では、どこをどう直したかまで見られると考えておいた方がよいでしょう。

修復歴があるなら、価値が残っているうちに売る方が損失を抑えられます。年式が古くなるほど下落率は小さくなりますが、それは車そのものの値段が下がりきった結果にすぎません。率が縮むのを待つ間に、元の価格の方が先に落ちていくためです。

相場を知ったうえで査定に出す

アリオンは世代によって相場の性格がまったく違います。グレード名のA15・A18・A20が排気量で、そこを取り違えると相場を読み違えます。掲載しているのは、すべて中古車店どうしの取引で実際についた価格です。

この落札価格は、買取店にとっての仕入れ値です。提示された査定額がここから大きく離れているなら、その理由を聞く根拠になります。複数社に査定させれば、買取店ごとの販路の差がそのまま金額差となって表れるはずです。

アリオンと比べられることの多い車種です。同じ日に何社かへ査定してもらうときは、この並びも見てから話をすると相場の感覚がつかみやすくなります。

で、自分の車はいくらなのか

上の表は年式ごとの目安です。年式と走行距離まで入れると、自分の1台に近い落札だけを集めて金額を出します。