ロードスターは、1989年から作られているマツダの2人乗りオープンカーです。世界でいちばん多く売れた小型オープンスポーツとして記録に残っています。2016年からは電動ハードトップの「RF」が加わりました。RFは屋根の形だけでなくエンジンも違い(2.0L)、車検証の型式もNDERCと別になります。このページでは同じ表に並べ、表示名の末尾に「RF」を付けて見分けられるようにしています。

このページでは、2026年8月にオートオークションで落札されたロードスター、合計204台から基準に合うデータを抜粋し、世代とグレードごとに掲載しています。RF(ロードスターRF)は車検証の車名が同じなので、このページに含めています。1989年から1998年までのNA系は12台しかまとまらなかったため、今回は載せていません。

売却時はもちろん、中古車購入時の参考にしていただければ幸いです。

ご覧いただく際の注意点

掲載価格はすべてオートオークションでの税込み落札価格です。買取店が提示する金額は、ここから陸送費・出品料・利益を差し引いた額、販売店の場合は落札価格に陸送費・出品料・利益を足した額になります。車種と価格帯によりますが、10〜30万円程度変わるのが一般的。落札相場を知っておくと、

提示額がどこまで落札金額に近いか

を判断する目安となります。

また基本的に相場は下がるものです。中には希少車や輸出時期の関係で、上がっていくものもありますが、基本的に古くなるにつれ、緩やかに下がっていきます。

※掲載データは2026年8月時点のものです。

年式から相場を探す

各年式でもっとも流通しているグレードの相場です。走行距離はその年式で最も多く出品されていたゾーンを中心に抜粋しています。なお2世代前より古いモデルは、いちばん新しい年式といちばん古い年式だけを載せています。

年式 世代 グレード 台数 中心となる
平均走行距離
平均落札価格 価格帯
最安〜最高
残価率
令和72025年 ND系 Sスペシャルパッケージ 2 11.1万km 285万円 280291万円 92%
令和52023年 ND系 Sスペシャルパッケージ 2 22.4万km 286万円 276296万円 98%
平成292017年 ND系 Sスペシャルパッケージ 2 7.17.4万km 170万円 156185万円 62%
平成282016年 ND系 Sスペシャルパッケージ 3 7.27.9万km 167万円 163170万円 62%
平成272015年 ND系 Sスペシャルパッケージ 6 6.68.1万km 162万円 137183万円 60%
平成282016年 ND系 Sレザーパッケージ 2 66万km 196万円 182209万円 64%
平成272015年 ND系 Sレザーパッケージ 4 6.77.5万km 158万円 139180万円 52%
平成292017年 ND系 VS RF 2 6.67万km 191万円 181201万円 53%
令和52023年 ND系 S 2 5.35.3万km 210万円 202219万円 78%
令和52023年 ND系 ブラウン・トップ 3 2.22.4万km 324万円 291343万円 100%
平成192007年 NC系 RS RHT 3 14.517.1万km 44.6万円 28.953.0万円
平成172005年 NC系 RS 2 11.716.1万km 54.3万円 34.973.7万円
平成182006年 NC系 VS 2 11.713.7万km 23.9万円 20.826.9万円
平成122000年 NB系 1.8L VS 2 7.39.7万km 47.1万円 24.569.6万円
平成101998年 NB系 1.8L VS 2 12.112.9万km 46.4万円 27.365.5万円

表の読み方

年式ごとに、出品された走行距離の中央付近値を掲載しています。たとえば平成27年式のND系Sスペシャルパッケージであれば、出品17台の中央値は約80,000kmでした。

表示名の末尾に「RF」が付いている行が電動ハードトップです。RFは2.0Lエンジンで、幌のロードスター(1.5L)とは別の型式(NDERC)になります。専用の箱は作らず、同じ表にグレードとして並べました。

NC系の「RHT」も屋根の違いです。こちらは2006年から加わったリトラクタブルハードトップで、カタログのグレード名にそのまま入っています。

ロードスターは全車が後輪駆動です。四輪駆動の設定が無いので、表示名に駆動は付けていません。

年式ごとの台数はどの行も少なめです。ロードスターは1世代が10年前後続くうえ、グレードの数が多く、特別仕様車も毎年のように出ます。台数の列を必ず見て、1台や2台の行は目安として読んでください。

新車価格に対する落札額の割合(残価率)は、ND系にだけ掲載しています。NC系は2015年5月に作られなくなっており、いちばん新しい年式でも12年落ちになるためです。

また車輌の走行距離における掲載基準は、その中央値から上下20%以内の車輌に限定。中央値が50,000kmであれば40,000〜60,000kmの範囲で掲載し、できるだけ走行距離条件を揃えるようにしています。調べた総数より台数が少ないのは、掲載基準を厳選しているためで、できるだけ標準的な走行距離帯を掲載し、照合しやすくさせています。

評価点はオートオークションの外装評価です。数字が大きいほど状態が良く、開催会場によって基準は変わりますが、5〜6点なら新車に近い、4.5点はかなり小さなキズ、4点はそのままお店に展示できるくらいのレベル、3.5点は少し外装の補修が必要な状態を指しています。「修復有」は骨格部分を修復した履歴がある車輌です。

ND系ロードスター
※2015.5〜現行モデル

117台69.7385万円

型式:ND5RC/ND5RE(1.5Lの幌)、NDERC(2.0LのRF)。ND5REは2024年1月の改良から、NDERCは2016年12月に加わったRFです。

今回該当したのは128台。そのうちRFが28台、6台(5%)が修復歴ありでした。修復歴の割合はほかの車種より低く出ています。ふだん乗りではなく趣味で持つ車なので、走行距離が伸びず、事故に遭う機会も少ないためと考えられます。

グレードはS・Sスペシャルパッケージ・Sレザーパッケージ・RS・NR-A、RFのS・VS・RSが並びます。990S、ブラウン・トップ、ネイビー・トップなどは特別仕様車です。

※価格は全て税込表示です

Sスペシャルパッケージ

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和7
2025年
2 11.1万km  280291万円 285万円 92%
令和6
2024年
1 0.30.3万km  324324万円 324万円 105%
令和5
2023年
2 22.4万km  276296万円 286万円 98%
令和4
2022年
1 0.80.8万km  319319万円 319万円 112%
令和2
2020年
1 1.61.6万km  209209万円 209万円 74%
平成29
2017年
2 7.17.4万km  156185万円 170万円 62%
平成28
2016年
3 7.27.9万km  163170万円 167万円 62%
平成27
2015年
6 6.68.1万km  137183万円 162万円 60%

Sレザーパッケージ

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和4
2022年
1 2.22.2万km  301301万円 301万円 94%
令和3
2021年
1 3.13.1万km  320320万円 320万円 101%
令和1
2019年
1 4.14.1万km  247247万円 247万円 80%
平成30
2018年
1 4.44.4万km  233233万円 233万円 77%
平成29
2017年
1 9.49.4万km  148148万円 148万円 48%
平成28
2016年
2 66万km  182209万円 196万円 64%
平成27
2015年
4 6.77.5万km  139180万円 158万円 52%

VS RF

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和3
2021年
1 2.72.7万km  253253万円 253万円 68%
令和1
2019年
1 2.12.1万km  262262万円 262万円 72%
平成30
2018年
1 4.14.1万km  213213万円 213万円 59%
平成29
2017年
2 6.67万km  181201万円 191万円 53%

S

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和6
2024年
1 1.21.2万km  248248万円 248万円 85%
令和5
2023年
2 5.35.3万km  202219万円 210万円 78%
令和3
2021年
1 10.710.7万km  167167万円 167万円 64%
平成29
2017年
1 4.64.6万km  127127万円 127万円 50%

NR-A

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和7
2025年
1 0.80.8万km  274274万円 274万円 89%
令和6
2024年
1 11万km  253253万円 253万円 83%
令和3
2021年
1 4.44.4万km  226226万円 226万円 82%
令和1
2019年
1 24.424.4万km  126126万円 126万円 47%

ブラウン・トップ

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和5
2023年
3 2.22.4万km  291343万円 324万円 100%

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
RS RF 6 4.311.7万km  168273万円 243万円
Sレザーパッケージ ホワイトセレクション 5 0.83万km  271368万円 330万円
S RF 5 6.511.9万km  94.7199万円 168万円
990S 3 1.21.7万km  254272万円 263万円
RS 3 1.33.6万km  314339万円 323万円
VS テラコッタセレクション RF 3 0.60.9万km  314360万円 338万円
VS ホワイトセレクション RF 2 1.55.1万km  265342万円 304万円
ネイビー・トップ 2 2.12.4万km  352385万円 369万円
レッド・トップ 2 8.99.3万km  174215万円 195万円
Sレザーパッケージ Vセレクション 1 0.80.8万km  328328万円 328万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 評価 落札価格
最高値 令和4 ネイビー・トップ 2.4万km グレー 5 385万円
上位 令和7 Sスペシャルパッケージ 1.1万km グレー 5 280万円
中央 平成29 VS RF 2.2万km その他 4.5 203万円
下位 平成29 RS RF 11.7万km グレー 4 168万円
最安値 平成27 S 17.1万km シルバー 3.5 69.7万円

相場の寸評

年式の下がり方はゆるやかです。令和7年式が280万円(4台)、令和6年式が288万円(4台)、令和5年式が302万円(15台)、令和4年式が321万円(15台)、令和3年式が256万円(12台)、令和1年式が228万円(6台)、平成30年式が209万円(4台)、平成29年式が169万円(20台)、平成28年式が177万円(9台)、平成27年式が151万円(27台)。いちばん高い令和4年式といちばん低い平成27年式の差は170万円です。9か所の隣どうしのうち4か所で順番が入れ替わっており、年式の順には並んでいません。10年落ちの平成27年式でも、いちばん新しい年式の47%の値が付いています。距離を乗らない持たれ方をする車なので、ふつうの乗用車のようには下がりません。

走行距離は金額に出ます。40,000km未満が287万円(52台)、40,000〜80,000kmが193万円(43台)、80,000〜120,000kmが153万円(14台)、160,000km以上が90.4万円(6台)。いちばん少ない帯といちばん多い帯で197万円、率にすると68%下がります。ロードスターは走行距離の少ない個体が多く、今回掲載した117台のうち52台が40,000km未満でした。

RFは幌より高く落ちます。電動ハードトップのRF(2.0L)と幌のロードスター(1.5L)を年式ごとに並べると、RFは令和4年式では平均54.6万円高く、令和3年式では平均80.7万円安く、平成29年式では平均13.3万円高くなりました。比べられた3通りのうち2通りで上に来ています。なお掲載した車の走行距離は、RFが中央値51,000km、幌が60,000kmで、おおむね揃っています。ただしRFと幌ではグレードの構成そのものが別です。RFにSレザーパッケージは無く、かわりにVSが最上級にあたるため、この差にはグレードの偏りも入っている点にご注意ください。

幌のグレードどうしも見ておきます。Sレザーパッケージは、Sスペシャルパッケージと比べて平成28年式では平均29.0万円高く、平成27年式では平均4.7万円安くなりました。比べられた2通りのうち1通りで上に来ています。本革シートの付く上級グレードですが、中古では上下が一定の向きになっていません。なお掲載した車の走行距離は、Sレザーパッケージが中央値70,000km、Sスペシャルパッケージが74,000kmで、おおむね揃っています。ただし今回の落札台数は平成28年式が2台、平成27年式が4台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

素のSとも比べておきます。Sスペシャルパッケージは令和5年式では平均75.1万円高くなりました。比べられたのは1通りだけなので、向きは言い切れません。なお掲載した車の走行距離は、Sスペシャルパッケージが中央値24,000km、Sが53,000kmです。Sの側が29,000km多く走っているので、差額のすべてが装備の違いによるものではありません。ただし今回の落札台数は令和5年式が2台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

新車価格に対する落札額の割合は、この年数の車としてはかなり高い水準です。Sスペシャルパッケージが令和7年式で92%、令和5年式で98%、平成29年式で62%、平成28年式で62%、平成27年式で60%になりました。Sレザーパッケージは平成28年式で64%、平成27年式で52%です。素のSは令和5年式で78%でした。RFのVSは平成29年式で53%という水準です。RFのRSは令和1年式で70%、平成29年式で65%になっています。10年落ちでも5割前後を保つ車は多くありません。ロードスターは「安くなったら買う」という探し方をされにくく、欲しい人が年式を問わず探すため、下がり方がゆるやかになります。

*

NC系ロードスター
※2005.8〜2015.5

38台14.0151万円

型式:NCEC(2.0L)。この世代は幌もRHTも同じ型式です。

今回該当したのは44台。そのうち3台(7%)が修復歴ありでした。17年から21年落ちの車が並ぶので、年式ごとの台数が少ない行があります。台数の列を見ながらご覧ください。

グレードはS・VS・RS・NR-Aと、それぞれのRHT(リトラクタブルハードトップ)版が並びます。3rdジェネレーションリミテッド、ブレイズエディションなどは特別仕様車です。

※価格は全て税込表示です

RS RHT

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成26
2014年
1 10.210.2万km  131131万円 131万円
平成21
2009年
1 41.341.3万km  14.014.0万円 14.0万円
平成20
2008年
1 1111万km  52.852.8万円 52.8万円
平成19
2007年
3 14.517.1万km  28.953.0万円 44.6万円

RS

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成19
2007年
1 11.511.5万km  78.178.1万円 78.1万円
平成17
2005年
2 11.716.1万km  34.973.7万円 54.3万円

VS

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成18
2006年
2 11.713.7万km  20.826.9万円 23.9万円

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
S RHT 4 7.811.5万km  18.985.8万円 42.7万円
VS RHT 3 7.916.1万km  25.384.7万円 51.0万円
ロードスター 3 3.411.9万km  39.849.5万円 44.8万円
3rdジェネレーションリミテッド 3 9.519.1万km  46.376.6万円 66.3万円
ロードスターRHT 2 13.314.2万km  23.327.3万円 25.3万円
ブラックチューンド 1 9.29.2万km  143143万円 143万円
ロードスターマツダスピードエムズチューン 1 18.118.1万km  55.255.2万円 55.2万円
日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞記念車 1 10.710.7万km  89.589.5万円 89.5万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 評価 落札価格
最高値 平成21 RS 4.8万km パール 3.5 151万円
上位 平成17 RS 11.7万km グレー 4.0 73.7万円
中央 平成19 VS RHT 12.5万km レッド 3.5 42.9万円
下位 平成19 ロードスターRHT 14.2万km グリーン 3.5 27.3万円
最安値 平成21 RS RHT 41.3万km レッド 2 14.0万円

相場の寸評

この世代も、年式で見積もるのは難しくなっています。平成21年式が47.2万円(6台)、平成19年式が43.6万円(8台)、平成18年式が38.7万円(7台)、平成17年式が48.5万円(10台)。いちばん高い平成17年式といちばん低い平成18年式の差は9.8万円です。3か所の隣どうしのうち1か所で順番が入れ替わりますが、おおむね年式の順に並んでいます。それでも金額そのものは残っています。ND系と同じく、年数だけで値が落ちきる車ではありません。

走行距離の方も見ておきます。40,000〜80,000kmが73.6万円(4台)、80,000〜120,000kmが62.9万円(16台)、120,000〜160,000kmが42.2万円(7台)、160,000km以上が32.4万円(9台)。いちばん少ない帯といちばん多い帯で41.2万円、率にすると56%下がります。

RHTと幌を比べておきます。RHTと幌は、両側に台数のそろった年式が無く、屋根の違いは今回のデータでは比べられませんでした。

RSとVSは、両側に台数のそろった年式が無く、グレードの上下は今回のデータでは比べられませんでした。

NC系には残価率を載せていません。2015年5月に作られなくなっており、いちばん新しい年式でも当時の新車価格と比べる意味が薄いためです。手放すときは、同じ日に何社かへ声をかけて、提示された金額を並べて比べてください。

*

NB系ロードスター
※1998.1〜2005.8

22台9.075.3万円

型式:NB6C(1.6L)/NB8C(1.8L)。この世代は排気量で相場が分かれるので、表の見出しにも排気量を付けています。

今回該当したのは32台。そのうち8台(25%)が修復歴ありでした。21年から28年落ちの車です。台数もごく少ないので、数字は目安としてご覧ください。

グレードは1.6Lの標準車・M・Mパッケージ・SP・スペシャルパッケージ、1.8LのS・VS・RS・NR-Aが並びます。

※価格は全て税込表示です

1.8L VS

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
平成16
2004年
1 12.612.6万km  39.039.0万円 39.0万円
平成13
2001年
1 8.68.6万km  67.267.2万円 67.2万円
平成12
2000年
2 7.39.7万km  24.569.6万円 47.1万円
平成11
1999年
1 16.916.9万km  44.044.0万円 44.0万円
平成10
1998年
2 12.112.9万km  27.365.5万円 46.4万円

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
SP 4 10.323.7万km  13.545.4万円 27.3万円
RS 3 12.714.6万km  44.075.3万円 57.1万円
標準車 2 019.2万km  9.018.6万円 13.8万円
スペシャルパッケージ 2 10.112.7万km  28.631.5万円 30.0万円
M 1 4.54.5万km  53.453.4万円 53.4万円
YSリミテッド 1 12.212.2万km  19.119.1万円 19.1万円
S 1 8.38.3万km  71.171.1万円 71.1万円
Mパッケージ 1 14.914.9万km  23.923.9万円 23.9万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 評価 落札価格
最高値 平成11 RS 12.7万km オレンジ 3.5 75.3万円
上位 平成15 M 4.5万km ブルー 3.5 53.4万円
中央 平成13 SP 10.3万km ブルー 3.5 32.2万円
下位 平成11 Mパッケージ 14.9万km ブラック 色替有 3 23.9万円
最安値 平成11 標準車 0万km オレンジ 3.0 9.0万円

相場の寸評

この年数になると、年式では値が決まりません。平成16年式が42.2万円(2台)、平成15年式が33.4万円(2台)、平成13年式が39.5万円(3台)、平成12年式が55.1万円(3台)、平成11年式が37.2万円(8台)、平成10年式が35.0万円(4台)。5か所の隣どうしのうち2か所で順番が入れ替わっており、年式の順には並んでいません。それでも値は付きます。今回の掲載22台の平均は39.7万円でした。25年以上前の車で、しかも実用車ではないのにこの金額で取引されているのは、状態のよい個体を探している買い手がいるためです。

走行距離の方も見ておきます。40,000〜80,000kmが61.5万円(2台)、80,000〜120,000kmが44.7万円(5台)、120,000〜160,000kmが42.3万円(10台)、160,000km以上が23.5万円(4台)。いちばん少ない帯といちばん多い帯で38.0万円、率にすると62%下がります。掲載した22台の走行距離の中央値は127,000kmです。

排気量の違いを見ると、1.8Lは1.6Lと比べて平成11年式では平均29.5万円高くなりました。比べられたのは1通りだけなので、向きは言い切れません。なお掲載した車の走行距離は、1.8Lが中央値126,000km、1.6Lが127,000kmで、おおむね揃っています。

NB系には残価率を載せていません。2005年8月に作られなくなっており、当時の新車価格と比べる意味がもう無いためです。この年代のロードスターは、幌の状態・雨漏り・下回りの錆といった年式や走行距離に出てこない要素で金額が変わります。複数のお店に同時に見てもらって、金額を並べて比べてください。

*

修復歴があるといくら下がるか

17台NDで25%安い

オートオークションでは、骨格部分に修復歴のある車は評価点が「R」と記載され、一目で修復歴ありの車輌であることがわかるようになっています。今回のデータ204台のうち、17台が該当しました。修復歴のある車を1台ずつ、同じ年式・同じグレードで、走行距離の近い修復歴なしの車と突き合わせています。基準はあくまで修復歴車の側です。120,000km走った修復歴車なら、同じく120,000km前後の修復歴なしの車としか比べられないため、走行距離の許容幅はその車の走行距離に応じて取っています。

突き合わせる修復歴なしの車は、条件の合う中でもっとも評価点の高い個体を選んでいます。評価点の低い車を相手にすると、修復歴とは別の理由で安い車と比べることになり、修復歴そのものの影響が見えなくなるためです。

世代 照合できた台数 下落幅の分布
最小〜最大
下落幅
中央値
むしろ高かった
個体
ND 3 2533% 25% 安い 0台
NC 2 照合できる修復歴車がなく判定できず
NB 1 照合できる修復歴車がなく判定できず

※ND・NC・NBはそもそもの台数が少ないため、参考にならないことご容赦下さいませ。

NDでは中央値で25%下がります。3台を照合した結果です。修復歴なしの側が172万円前後で取引される世代なので、この率を実額に直すと42.9万円の開きになるようです。

ばらつきは大きく、同じ条件でも修復歴車の方が高く落ちる例もあります。骨格の一部を交換しただけの車と、大きく損傷した車が同じ「修復歴あり」で扱われるためです。実際の査定では、どこをどう直したかまで見られると考えておいた方がよいでしょう。

修復歴があるなら、価値が残っているうちに売る方が損失を抑えられます。年式が古くなるほど下落率は小さくなりますが、それは車そのものの値段が下がりきった結果にすぎません。率が縮むのを待つ間に、元の価格の方が先に落ちていくためです。

相場を知ったうえで査定に出す

ロードスターは世代によって相場の性格がまったく違います。掲載しているのは、すべて中古車店どうしの取引で実際についた価格です。

この落札価格は、買取店にとっての仕入れ値です。提示された査定額がここから大きく離れているなら、その理由を聞く根拠になります。複数社に査定させれば、買取店ごとの販路の差がそのまま金額差となって表れるはずです。

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