オイルライン目詰りによるエンジンの異音

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オイルラインが目詰りした

ワゴンR

エンジン始動時や走行中に

 

・ガラガラ
・ガンガン
・ガタガタ

 

といった異音や打音が聞こえてくると、重大なトラブルに発展しかねない不具合が起こっている可能性があります。

 

例えば、スズキのワゴンRなどに搭載されている

 

K6A型エンジン搭載車

 

に多いガラガラ音。

 

これはオイルラインが目詰りして、各部にオイルが行き渡らなくなって、ガラガラとした異音を発生させているケースが多いようです。

始動時のみの異音

K6Aエンジン特有の、エンジンをかけ始めた時のみ一瞬発生するガラガラ音。始動後0.2秒くらいガラガラッ!と音が鳴って止まるパターンですが、こちらは別ページで解説しています。
→K6Aエンジン異音の詳細はこちらから

オイルラインが目詰りすると

先述のワゴンRを始め、スズキのK6A搭載エンジン車もですが、それ以外の車やバイクにおいて、

 

ずっと音が鳴り止まない場合はちょっと面倒

 

です。

 

一概にこれと決めつけるのは難しいのですが、一般的にガラガラした音は、

・オイル交換怠慢による経路の詰まり
・タイミングチェーンからのガラガラ音
・バルブタペットからの異音
・コンロッドメタルからの異音
・ピストンリングからの異音

ということが考えられます。

 

ここではオイルラインの目詰まりについてお話していきますので、タイミングチェーンからの異音についてはこちらから、それ以外のエンジン異音はこちらをご参照下さい。

オイル交換を怠ると?

日頃のオイルメンテナンスは重要

 

と、よく言われます。

 

オイルは人間で言うと血液

 

のような役割を果たしていて、エンジンのほぼ全てのパーツを円滑に動作させるために重要なものであり、そのオイル管理を怠ると、様々なトラブルを生み出します。オイルの交換時期はその車種によって指定時期は異なりますが、一般的には3,000〜10,000kmが目安となっています。

 

しかしこれはあくまでも目安で、エンジンに高負荷を掛ければ掛けるほど、当然劣化の早さも異なるため、交換の時期は早まります。

 

・高速道路を一定のエンジン回転で10,000kmを走行したエンジン

 

・街中でのストップ&ゴーを繰り返して10,000kmを走行したエンジン

 

とは、もちろんオイルの劣化の早さも違うので比較になりません。予算の許す限り、早めに交換するのがベストです。

 

そして、そのエンジンオイルをいつまでも交換せずに放置しておくと、オイルラインが目詰りしてしまいます。

 

スラッジばかり

※スラッジが溜まりまくってしまったエンジン

 

金属同士が擦り合わさって、

 

金属粉=スラッジが発生するのは普通

 

です。

 

ただし、マメにオイル交換と、オイルフィルターを交換していると、交換の時に古いオイルに混ざって抜けていくのですが、

 

オイル交換を永らくサボってしまったり、
継ぎ足しばかりを繰り返していると、
スラッジはエンジン内に溜まる一方です。

 

そうなると、やがてはオイルの流れを止めてしまって、エンジン本体をダメにしてしまうのです。

 

今、すでに異音が発生しているなら、
残念ながらもう音は消えません。

 

オイルラインが詰まってしまうと、もうエンジン全体にオイルが回らなくなるため、

 

オーバーホール

 

分解清掃(オーバーホール)が必要

 

となってきます。

エンジンオーバーホールの工賃

エンジン降ろし

エンジンをオーバーホール(分解清掃整備)する費用としては、どこの部位が詰まっているのかによっても変わります。

 

まずはオイルパンもしくはヘッドカバー側から順番にエンジンをバラすところからスタートします。

 

状況をバラしながら1つずつ確認し、そこから目視で見えた状況によって、どこまでの作業を行うかを判断することになります。

 

一概にいくらとは言えませんが、単純に

 

数万円から高いものでは数十万円

 

にもなるので、場合によっては中古エンジンへの載せ替えを勧められる場合もあるでしょう。

ヒトの心筋梗塞のようなもの

オイルがどこで詰まっているかを確認するには、順番に分解していく必要があります。

 

これは、人間でいう脳梗塞や心筋梗塞のようなもので、

心筋梗塞

早い段階で詰まっているポイントを見つけた場合には、比較的安価な工賃(とはいっても10万円前後はかかります)で済みますが、ポイントがわからず、分解し続けて行くと、その時間に見合った工賃を請求されることになります。

 

ポイントがなかなか特定できないと、
数十万円の請求となるのですね。

 

更にオイルラインの目詰りだけではなく、シリンダー内やシリンダーヘッド、カムシャフト、オイルパンやストレーナーなど、オイルが通る各部でもスラッジ溜まりを引き起こしている可能性が高い場合は、

 

エンジンをおろして全て分解する場合も

 

あります。

 

いずれにしても、オイルライン詰まりの修理は高くついてしまうのは必至ともいえますね。

症状を放っておくとどうなる?

オイルライン詰まりを放っておくと?
今はまだ、オイルラインが詰まり始めたところで、とても小さい異音が発生している程度かも知れません。

 

そして、その異音が気になりながらも、車は動いているために、

 

まさかそのまま使い続けておられませんか?

 

ここで1つの例をお話しいたします。こちらのケースは、とある日に小さな異音が出始めたのですが、諸事情でなかなか修理に持ち込むヒマがなかったそうです。

 

※音量注意

 

ですが異音が出始めてから4日目。

 

急にこのように大きな音に変わったことで、緊急入庫となり、

 

数時間後には完全に止まってしまった

 

のです。

 

今回のケースは、たまたま音が出始めてから4日で止まってしまっていますが、車種や症状によっては数時間持たずにエンジン停止してしまうこともあります。

 

そしてここまで大きな音になると、エンジン内部のあらゆる部分に傷がついてることが考えられますので、修理というよりはエンジンの載せ替えは必須、修理代としては少なくとも30万円以上、車種によっては100万円以上の出費を覚悟しなければいけません。

愛車が動いてる間に

愛車がまだ動いているうちに、早めに修理をするようにしましょう。もしくは乗り換えするようにしましょう。

 

詰まってからどれくらいですか?

 

もし、あなたの大切な人。たとえば親兄弟や、お子さんを乗せている時に、交差点の真ん中などで止まってしまったら…?

 

そう考えると恐ろしくて放置はできませんよね。

オイルライン詰まり修理の前に

エンジン

オイルライン詰まりの修理は、各メーカーのディーラーでまずは見積もりを算出し、その後近くの修理工場へ順番に持ち込むと良いでしょう。そうして何社かを競合させて相見積もりをさせることで確実に安くあげることができるはずです。

 

ですが修理を急ぐ前に、

 

まずは車の価値を聞いてみませんか?

 

え?修理しようかと悩んでいるのに先に車の価値を調べるの?とびっくりされるかも知れませんが、

 

価値を知らずに修理をしてしまうと
必ずといっていいほど損をしてしまう

 

ので、できるだけ先に価値を調べてから、どうするかを考えるようにしましょう。

なぜ車の価値を調べるのか

口コミ

20万円ほどかけて…

 

20万円ほどかけて修理した1ヶ月後、ちょっと家庭の状況が変わってお金が要るようになり、車を売却することに。

 

査定金額はなんと16万円―――

 

え?
この前20万円以上かけて修理したとこなのに!

 

と思わず言ってしまいましたが、それはそれは… と苦笑いされる始末…。

 

修理工場って何も言ってくれないの!?

 

そんなに価値のないクルマだと知っていたら、修理なんてしなかったよぉ!

 

札幌市・会社代表 5時5時さん

高額修理が予測されます

エンジン関連の修理内容例については後ほど記載していますが、やはりどうしても高額な修理代を覚悟する必要があります。

 

事前に車の価値を知っておくことで、損のない判断ができるようになりますね。

修理前に価値を調べる方法

値段

お知り合いに、気心の知れた自動車屋さんがおられたら、まずは愛車がいくらくらいになるかを聞いてみて下さい。年式や車種、走行距離などを言うだけで、すぐにおおよその値段を教えてくれるでしょう。

 

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修理するにあたって、自分の車は一体どれくらいの価値があるのだろう?

 

と考えられた方はもちろん、修理代によっては乗り換えた方が良いかな? と悩まれた方には最適なサービスなのです。

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逆に売りたいと思われたら

ですがこれとは逆に、

 

修理はいいから今すぐ売りたい!
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と思われた方は、営業電話は多いけど買取価格はとても高いと評判の車査定比較.comや、オークション形式で買取業者に競り合ってもらうユーカーパックのようなサービスの方がおすすめ。相場を見るという感覚より、買取の色がとても濃いサイトになるため、とても高値で引き取ってくれることは間違いありません。

 

また、こちらの車買取サイトなども参考にされながら、今のお気持ちによって使い分けられると良いでしょう。

できるだけ出費は抑えたいですよね

修理しないといけないのはわかるけど
できることならお金をかけたくない。

お金をかけたくない

 

それは、これをお読みになっているあなただけのことではありません。長らく自動車屋としてやってきた管理人も、愛車のこととなればまったく同じ気持ちです。

 

月々や年間の維持費だけでけっこう大変なのに、これ以上突発的な修理代などは、もう本当に勘弁です。

 

乗り換えが適切なのか、お金をかけて修理をした方が適切なのか。

 

それにはまず、今の愛車の価値がどのくらいあるのかを知らないことには、見えてこない部分も多いのではないでしょうか。

適切な判断をするために

矢印

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愛車の価値を聞いてどうなった?

そんなに値段がつくとは

よん

もう20年近く乗り続けてきた古いバン。仕事柄けっこう雑に扱ってきたからか、内外装もひどくって…。

 

そして最近、エンジンが調子悪くなってきたので、直す前にとりあえず値段を聞いてみたんです。

 

するとなんと、17万キロも走っているボロ車に40万円もの値段がついてびっくり!

 

どうやら海外へ売られていくらしく、日本では使わないようなボロ車でも、海外では全然気にされないそうで。

 

なんだか良くわかりませんでしたが、修理であれこれ悩むより、まずは値段を聞いてみると、案外良い結果になるかも知れませんね。

 

和歌山県 えとうみきお さん

どうしてそんなに値段が付くの?

では、そんなに古い車にどうしてそんな値段が付くのでしょうか?

 

まずはこちらのオートオークションの取引履歴画像をご覧下さい。

 

ハイエース価格

 

これは中古車オートオークション結果のキャプチャーですが、20年以上前のハイエース、しかも走行距離も20万キロ以上走っているにも関わらず、

 

420,000円もの高値

 

がついているのがわかります。

 

さらにこちらの画像はプリウスになりますが、

 

プリウス

 

10年落ち23万キロが32万円

 

と、こちらもとんでもなく高値がついているのがわかります。

あなたの愛車は何キロ?

今、修理に悩むあなたの愛車は、これよりも多い走行距離ですか?これよりも古いお車ですか?

車が高値で買取りされる理由

古い車なのになぜ高値で売れるのでしょうか。

 

それは貿易輸出される車は高値

 

だということです。まずは以下をご覧下さい。

 

価値が高い車種

 

これらに挙げている車種は、一般的に中東や東南アジア、ロシアなど、世界各国へ輸出されていく車種たちです。そして特にロシアなどになるとこうして、

 

ミズノクルマ

 

水没車まで輸出されているのが現状です。

 

水没車も気にせずどんどん買取るロシア。そんな国が、

 

・エンジンから異音が出ているから
・ATが滑っているから
・走らない(動かない)から

 

こんなことをイチイチ気にするでしょうか。

 

どんな車でも思った以上に価値がある。

 

日本の中古車相場は、そうした背景もあって、高い値段が付いていることを覚えておいて下さいね。

思いによって使い分け

まずは概算価格を知ってみたいならかんたん車査定を。

 

本気で売りたいなら車査定比較.com
ユーカーパックを。

 

そしてその他、車買取サイトなども参考にどうぞ。

売らずにごめんなさい

まつ

ちょうど7年目。3回目の車検辺りから何かがあると言われていて、ウチの車も例に漏れずトラブルに。

 

とは言っても普段から乗らなさすぎ、そしてオイル交換をサボってしまっていたせいで、コンロッドメタル?という部分が焼けてしまって…。

 

でも、7年経っているにも関わらず、けっこうな値段が付いてくれたので、気に入ってた愛車ということもあり、修理することにしました。

 

買取業者さんにまで、「次からはちゃんとオイル交換はしておいて下さいね」なんて笑顔で言われてちょっと恥ずかしかったですが、値段を聞くだけで売らなくてもいいんだと、改めて知りました。

 

次は実家のワゴンRも、相場を調べてみようかな。

 

さいたま市 次はヴェルファイアが欲しい!! さん

エンジン異音の症例

ここでは、代表的な異音の症例3つを挙げて説明しています。

 

1:バルブタペットから

タペット音

エンジンのパーツの一部にバルブタペットという部品があります。

 

DOHCエンジンを例にすると、タペットは、カムシャフトと吸排気バルブとの間で、カムの回転型の動きを直線的な動きに変換する部品。ここにはクリアランスといって、一定の隙間ができているのですが、これが経年変化で摩耗し、間隔が広くなってカラカラと異音が発生するケースがあります。

 

修理代のおおよその目安

工賃作業で安くて15万円前後から。部品代は別途数万円程度。20万円前後が目安となるため、中古エンジンの載せ替えを提案されることが多い。

 

2:ピストンリング摩耗

ピストンリング

エンジン内の爆発を上下運動に変えるピストン。それにはピストンリングという隙間を埋めるシールがあります。

 

そのシールが、オイルメンテが悪かったり、過走行になってくると摩耗してしまい、内壁との間の隙間が広くなって、ガラガラと異音が発生してしまうケースがあります。

 

修理代のおおよその目安

ピストンリングの部品代は数千円〜高くても数万円程度。ですがピストンまで分解する工賃が15万円以上かかるため、20万円以上の出費を覚悟する必要があります。こちらもケース1と同じように、エンジンの載せ替えを提案されるでしょう。

3:コンロッドメタルの摩耗

メタル

コンロッドメタルやクランクメタルという、コンロッドやクランクといった回転パーツの「軸受け部分」が摩耗して異音が発生します。こちらもオイルメンテナンスの不良や、過走行などの経年変化により摩耗してくるもので、軸受け部分の隙間が広くなって異音が発生します。

 

修理代のおおよその目安

ピストンは、エンジンの上半分を分解するのに対し、このクランクメタルはエンジンの下半分を分解します。工賃はオイルパンをめくって作業することで10万円前後から。メタルの部品代を合わせると、やはりこれも15万円〜20万円はみておいた方が良いでしょう。

エンジンオーバーホールの工賃

診断の結果、部位が特定できない場合は、エンジンを分解清掃し、再度組み上げるという、オーバーホールをすることで原因を探求します。そのときのディーラーや街の修理工場は、時間単位での修理代算出になるので、ここではそのオーバーホールにかかる時間を計算しています。

エンジンの分解に丸1日

部品の洗浄研磨に丸2日

組み立てに丸1日

合計丸4日の作業 ※1日は8時間

 

といったところでしょうか。それをレバレート(工賃算出法)に当てはめると、

 

8時間×4日×8,000円

 

という計算になり、エンジンのオーバーホールにかかる工賃は、

 

合計256,000円の工賃

 

という、とんでもない金額になってしまいます。

部品代は別途請求

エンジン

分解することによって、傷んでいる部品が目視できるのもこの時です。

 

もし破損している部品を発見すれば、部品代も追加請求されるということも覚悟しておきましょう。

最後に管理人より

一番はもちろん早く修理をすること。

 

これに尽きます。

 

しかし、もっと望むべくは、

 

いかにお金をかけずに現状を乗り切るか

 

ということではないでしょうか。

 

同じく自動車を愛する者として、修理をするにも乗り換えをするにも、まずは車の価値を調べましょうとお話しさせていただきました。

 

あなたに届けば幸いです。