
エンジン付近からカラカラとした異音が出る場合、原因は1つではありません。
エンジン内部の摩耗、タイミングチェーン、排気系の緩みなど、数多くの原因が考えられます。
ただし、最初に確認しておきたいのがエンジンオイルの状態。
エンジンオイルが不足していたり、長期間交換していない場合、エンジン内部の潤滑が不十分になり、カラカラ異音や金属音が出ている場合があります。

このページでは、エンジンオイルは適量で、オイル交換は定期的に行われていることが前提で解説していきます。
どんな音ですか?

上記の症状をクリックすると、それぞれの原因解説へジャンプします。
エンジン内部の異音
回転数に比例して音が大きくなる、またはエンジン内部から「重い打刻音」が規則的にカラカラと鳴る場合、エンジン内部からの異音である可能性が高いです。

代表的なものとしては、ピストンリングの摩耗、コンロッドメタルの摩耗、バルブクリアランスの拡大、カムシャフトやロッカーアームの摩耗など。
その他タイミングチェーンなどが挙げられ、これらはエンジン内部の金属部品が摩耗して隙間が生じることで、回転に合わせて金属同士が当たり、規則的な異音として現れます。
こうした症状が出ている場合、エンジン内部の部品交換やオーバーホールが必要になるケースが多く、修理には高額な費用がかかることも少なくありません。

車種にもよりますが、ピストンリングなど内部パーツの磨耗であれば、修理費用の目安はおおよそ30~80万円程度。最悪のケースでエンジンを載せ替えしたほうが良いと診断された場合は、50~100万円以上になることもあります。
原因としては、長期間オイル交換をしていなかったことによる潤滑不足、走行距離の増加による自然摩耗、または過去のオーバーヒートやオイル不足などによる内部ダメージが多いようです。
タイミングチェーン系
エンジン前方から、少し軽めのカラカラ、ジャラジャラとした音が続く場合、そしてそれがエンジン回転数に比例する場合は、タイミングチェーン周辺の異常が疑われます。

チェーンが伸びていたり、テンショナーが弱っていると、チェーンがガイドに当たってカラカラと金属音が発生します。タイミングベルトエンジンの場合は、カラカラという異音がすることは少ないですが、テンショナーやプーリーの劣化によって、ギーギーやギャーギャーという音が出ることもあります。
ここはエンジンのバルブタイミングを制御する重要な部分のため、放置するとオーバーホールに直結することも。
修理費用の目安は5万円~20万円程度。もしタイミングがズレてしまって、エンジン内のバルブとピストンが当たってしまうと、バルブの交換となるため、30万円~80万円前後の修理費になるケースもあるようです。※実際にそこまで至る可能性は少ない

タイミングチェーンのトラブルは、単純に「チェーンが伸びた」というよりも、チェーン内部のピンやブッシュ(ピン接合部)の摩耗が積み重なり、結果として全体が長くなってしまう現象です。
原因としては、チェーンやエンジンの設計、テンショナー構造、走行距離、そしてオイルの状態などと言われ、さらに最近の直噴エンジンにおいては、オイル劣化の影響を受けやすくなっている傾向があるようです。
インジェクター作動音
エンジン上部から、軽いカラカラとした音の場合、そして筒内直接噴射の直噴エンジンの場合、燃料噴射装置であるインジェクターの作動音であることが多いです。

スズキのK14C型エンジンのように、冷間時はカラカラと音がして、暖気後には音が止まるような特性を持つエンジンもありますが、慢性的に音が消えない場合は、インジェクター動作に異音が発生していることが考えられます。
修理代は一般的にシリンダー数に比例し、部品代も含めて1本だけの交換であれば3~5万円前後、4気筒で4本交換するのであれば6~12万円前後が一般的ですが、車種にとっては全気筒交換で30万円以上になるものもあるようです。
インジェクターは燃料を送る装置なので、症状的にはアイドリング不良、加速不良、燃費の悪化などにつながり、時には燃料臭まで発生させることもあります。
補機類
エンジンの横側やベルト付近から「カラカラ」と音がする場合、補機類のベアリングやプーリーが劣化している可能性があります。

その他オルタネーターやウォーターポンプ、アイドラプーリーなどベアリングの劣化によるカラカラ音は、エンジン回転数に比例します。
また同様に回転数に比例する音として、エアコンコンプレッサーがありますが、こちらであればエアコンのON・OFFによってカラカラ音も同調するので、エアコンを入れたり付けたりすると判別できるでしょう。
修理費用の目安は、プーリー程度であれば比較的安価に3万円前後で済むこともありますが、エアコンコンプレッサー本体の交換などになれば、補機類なども含めて10万円以上と高額な修理になることもあるようです。
ノッキング
加速時や登り坂で、アクセルを踏んでいる時にカラカラと音が出る場合は、エンジン内が燃焼異常を起こしてノッキングしている可能性があります。

これは、燃焼させるタイミングが通常より早くなっていて、燃焼室内で異常爆発が起きている現象です。この際に生じる衝撃が、金属的な異音として聞こえていることが多いのです。
原因として多いのは、ハイオク指定エンジンなのにレギュラーガソリンを入れている場合や、長年の運転方法による、エンジン内部へのカーボンの蓄積、それ以外には点火系の制御異常や燃料系トラブルなどもあります。
指定ガソリンに変更しても直らない場合は、吸気系の清掃費用や点火時期のタイミング調整が必要で、修理費用としては3~6万円程度となることを覚悟しておきましょう。
その他よくある原因
上記以外であれば、エンジンカバーやアンダーカバーといった外装部品の緩み、マフラー内や冷却ファン周辺に異物が入り込んでいる場合などになります。

こうした場合はエンジン内部のトラブルではないため、固定ボルトを締め直すだけで改善するケースが多く、よほど整備しづらい部位でない限り、修理費用も比較的安価に収まるでしょう。
いずれにしても、最終的には整備工場等での点検が必須となりますが、異音が出た際には3つの選択肢しかありません。どうすべきかを検討される判断材料として下さい。
3つの選択とは
エンジンからカラカラとした異音が出ている場合、取るべき選択は以下の3つ。
このいずれかの検討しかありません。
1. 修理して乗り続ける

長年乗っていて愛着がある、また旧車と呼ばれるようなお車で、どうしても手放したくないお車であれば、修理代の高い安いを問わず、ひどくなる前に早めに修理しましょう。
2. 放置する

異音の原因によっては、様子を見ながら乗り続けるという選択を取る人もおられるでしょう。
ですが自動車は工業製品です。
工業製品は私たち人間とは違い、決して自然治癒することはありません。
不具合を放置していて、それが最悪のケースになってしまうと、ある日突然止まってしまうかも知れないリスクがあります。

できれば放置は避けるのが賢明でしょうね。
3. 乗り換える

「どうしても乗り続けたい!」
「修理にお金はかけたくない…」
おそらくこのどちらかでお悩みだと思います。
とはいえそもそもの話ですが、エンジンから異音が出ている時点で、すでに新車保証は切れている頃だったり、走行距離も地球を何周か走った「長距離ランナー」なのではないでしょうか。

もし、少しでも「損をしたくない」という言葉が頭をよぎったら、まずは今の車の価値を確認してみて下さい。
なぜ価値の確認が必要なのか
今現在の車の価値を確認し、
その価値を見てから修理するかどうかを検討してみましょう。

このご時世なので、できるだけ出費を避けたい。
10万円の修理代をかけて修理しても、また違う部位が故障するとさらに修理代がかかってしまう。
そしてそれが続くと、「前もせっかく修理したからもったいない」となり、ずっと乗り換えできないループに入ってしまいます。

また逆に残存価値が高かったら高かったで、売ったお金で変える中古車を買えばよかったと後悔することも。

修理に掛けたお金は価値に反映されない——
だからこそ価値の確認です。
本当に修理に値する車なのか、意外と値段がついて高い車なのか、年式や走行距離も考えてみて、乗り換えたほうがいいのか修理したほうがいいのかを確認する。
これは決して得をするためではなく、
損をしないためにやっておくべきことだと言えるでしょう。
価値の確認方法3つ
近くの車屋さんに出向いて「この車いくら?」と聞くのが一般的な1つ。
でも休みの日にわざわざお店に行って「すみません、これ~」と聞くのは面倒だし、初めての店には意外と入りづらいもの。
そんなときは2つ目の方法として、自宅に居ながらかんたんにできるWEB査定を使ってみましょう。

本気で「今すぐ売りたい!」と思われる方は、入力後にたくさんの買取店から電話がかかってくるこちらの一括査定に入力されることをおすすめします。
反対に電話よりまずWEBの画面上で価値を確認したい、修理前に価値を知ってから考えたいと思われる方は、WEB上で査定額が分かるこちらに入力してみるといいでしょう。
こちらに入力すると、遅くとも翌日にはこうしてWEB上で今の価値がわかるというもの。
この金額を見てから、修理すべきなのか乗り換えたほうがいいのかを、改めてじっくりと考えられてはいかがでしょうか。

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こんな感じでわかるととても便利ですよね。
入力=売却ではありません
ここでの入力は、まず今のお車の価値を調べることであって、売却の契約ではありませんのでご安心下さい。
価値を知ることで、どう交渉の切り札に使うかを考えることができます。
そしてまだこれから値引き交渉に入る方は、「売る時期はもう少し先で考えている」と言えば問題ありませんし、ディーラーの値段が良ければそちらで売却すればいいだけ。そして買取店側も
「車なんて高いものはすぐに売ってはくれない」
と思っていますから、気軽に入力してみると良いでしょう。
いま高く売れる
車種はコレだ
下取りや買取査定の前に、
今どんな車が高く売れているかを把握しておくと有利です。
トヨタブランド最強説
トヨタ(レクサス)の車は、基本的にどの車種であっても高値で取引きされています。
トヨタのほぼ全車種が海外へ
輸出されていて、主にロシアや東南アジアなどの後進国を中心に、どんどん流れていきます。
理由はやはり世界のトヨタというネームブランドと耐久性。ランドクルーザーやハイエースなどは100万キロ走ってもまだまだ走るという耐久性から、全世界のユーザーに支持されています。
軽自動車は全般が高値
今や日本の道路は軽自動車が定番化しています。
日本の狭い道路にマッチした軽自動車は、近年の性能アップもあって、大抵は国内での再販です。
今流行りのトールワゴンタイプのものはもちろん、営業車で使うようなバンタイプのものやトラックに至るまで、
高値がつきやすいものは多く
あるようです。
1500cc未満のコンパクト
経済性を求めるユーザーが多い背景もあって、この1500cc未満のコンパクトクラスは軽自動車に次いで高い人気を保っています。なかでも
ハイブリッドは無類の強さ
を誇り、走行距離が20万キロ走っていても普通に値段がつくとも。海外への貿易も積極的に行われていますので、かなりの高値を期待できるでしょう。
ミニバンは根強い
国内では人気のミニバン。最近では後進国でも広さとゆとりを兼ね備えたミニバンクラスが人気となってきました。
特に排気量が2500cc未満
のレギュラーガソリン仕様のミニバンは、国内外問わず大人気。
維持費も安く、再販するにはとても売りやすいので、高値がつく傾向にあるようです。
MTのスポーツカー
人気漫画頭文字Dの影響や、車に楽しさを求めるユーザー層から熱い支持を得て、特にマニュアルトランスミッション(MT)の人気がすごく、かなりの高値を推移しています。
軽自動車のターボのホットモデル、シビックやインテグラなどのライトウェイトスポーツや、シルビアやロードスターなどのFRスポーツ、その他ハンドリングマシンのRX-7など、挙げればキリがないくらい
スポーツカーはタマ不足
ということもあり、とても高値で推移しています。
働く車はどこでも最強
プロボックスやハイエースなどのバン、そして軽トラックから大きな10tトラックまで、「働く車」は輸出も盛んに行われていることから、とんでもなく高値で売れています。
20万キロの過走行や、外装の凹み、タバコの焦げ跡などはあっても全然問題なし。そんな程度が悪くてもガンガン売れていくのはこのジャンルならでは。安定の高値です。
車といえばSUV
ハリアーやRAV4、CR-VやWR-Vなど、タウンユース型のSUVはもとより、ランドクルーザーなど大型クロカンは世界中で大人気。
ライズなどコンパクト型のSUVも、ラゲッジルームの使い勝手などにより、多くの層から支持されています。
なぜ高いのか?その理由は?
ではこれらの車がなぜ高いのか。
その理由は間違いなく貿易で輸出されていくに他なりません。

日本の車は世界レベルで見てもとても性能が良く、こうして水没した車両でも売れていくのだとか。
だから少々走行距離が走っているくらいでは、全然気にならないレベルだということなのでしょう。
しかも国産車だけの限定ではありません。「日本人が使っていた車」というのが1つのブランドになっているのは、我々日本人が日頃から車を大切にしているからなのですね。
あなたの愛車。
一度価格を調べてみてからどうするか。
じっくり考えてみませんか?
