エンジンからのカラカラしたタペット音。本当に心配ですよね…?

人を乗せた時に恥ずかしいのもあったりするかも知れませんが、一番の心配といえばやっぱり、

このままでも大丈夫なんだろうか

というところではないでしょうか。

ここでは気になるエンジンのタペット異音について、さまざまな症例とともに

タペット異音における3つの解決策

をお話ししています。

ご覧いただく前にまずは現在、エンジンオイルが規定量入っているかをご確認下さい。オイル量が正しく規定量入っていて、それでも異音が止まらないようであれば、このまま読み進めていただければと思います。

  • オイルが古いなら交換しましょう
  • 量が不足してるなら足しましょう

また、ワゴンRなどほとんどのスズキの軽自動車に搭載されている、K6A型エンジンの始動時に一瞬ガラガラと鳴る異音は、ちょっと発生原因が異なります。こちらでK6Aエンジン特有の異音についてお話ししていますので、どうぞご参考下さい。

そもそもタペットとは?

エンジンの動弁機構の構成部品のひとつです。

カムシャフトのカムの動きを吸排気バルブに直線運動として伝える役目をしています。別名バルブリフターと呼ばれる場合もあります。

タペット音が鳴る原因とは?車もバイクも同じ

カムとタペットの間には、熱膨張の影響を受けないように、隙間が設けられています。これをバルブクリアランスといい、ここの隙間が、部品の摩耗等により規定値よりも大きくなるとタペット音が発生する場合が多いです。

もちろん車もバイクも原因は同様ですが、バイクの場合エンジンがむき出しになっているため、タペット音が発生すると、車より顕著に聞こえることとなります。

原因の詳細については、経年変化によってカムシャフトなどの部品が痩せてきたりしてクリアランスが広くなって異音が出てくる場合や、オイルメンテが悪いことによってオイルラインが詰まってしまい、充分に潤滑や冷却できなかったりすることで発生することが多いです。

解消するには添加剤で音は止まるのか

エンジンオイルに添加剤を加えると、タペット音が止まるか、または音が小さくなる場合があります。一般的な添加剤には、モリブデンを主成分としたものが含まれています。

この添加剤を入れることによりエンジン内部の摺動部分の摩擦抵抗が減り、金属同士が直接ぶつかり合って発生する異音が止まるケースがあります。

有名な添加剤はワコーズ

ワコーズの添加剤 S-FV・S( スーパーフォアビークル・シナジー)はタイプの異なる2つのFM(摩耗調整剤)を組み合わせ、その相乗効果により飛躍的に性能を向上させる「シナジーFMテクノロジー」を採用することで、エンジン内部の摩擦、摩耗だけではなく汚れも防止します。その結果、エンジンの寿命延長や静粛性の向上が期待できます。

ただし、かなり音が大きくなってきている場合には、どんな添加剤でもあまり効果を得ることはできません。添加剤を入れてみて、500~1000キロ以上走行しても変わらないようであれば、もう手遅れ状態であると解釈しましょう。

»ワコーズFVをAmazonで見てみる«

そして以下はタペット音が出ている愛車を前に、取れる手段は3つ。1つずつご覧下さい。

1タペット音を消す!修理費用は

いやな異音を消す方法を2つ考えてみます。

オイルの粘度を変えて直る?

オイルの粘度を固くして皮膜を形成し、摩耗した部品の隙間を埋めることにより、タペット音などの異音や振動を抑えられる場合もあります。

ただし粘度を高めてしまうと燃費悪化や加速時のパワーダウンなどの弊害もありますので、入れた瞬間に逆にガラガラ言ってしまう場合も。十分慎重に行いましょう。

クリアランスの調整

クリアランスを調整する条件は、メーカーやエンジンの種類によって冷機の場合と暖機の場合があるのでマニュアル等で確認しましょう。また各シリンダーの圧縮上死点で行います。

調整作業の流れを車の場合を例として簡単に説明します。

クリアランス調整手順

  • まずボンネットを開け、インマニカバーやブリザーホースを外しヘッドカバーを外す準備をする。その際にプラグ、プラグコード、点火コイル、配線コードなどがあれば外す。
  • ヘッドカバーカバーを締め付けているナットとその下にあるワッシャーを外す。小さな部品なので落下しやすいので、マグネット等を用意しておく。
  • ヘッドカバーを外す。固く固着している場合が多いので、ウェス等をかぶしてプラスチックハンマーで叩き固着を解く。ヘッドカバーが塗装されている場合は、外傷が付きやすいので慎重に叩く。
  • クランクプーリーを回し1番シリンダーの上死点をカムスプロケットの会いマークを見ながら合わせる。
  • 調整する前に必ずロッカーアームを揺すってガタ(クリアランス)があることを確認する。ガタがない場合は圧縮上死点が出ていない可能性があるので、もう一度上死点を合わすところからやり直す。
  • 調整前に現在のクリアランをシックネスゲージを使い測定する。基準値から外れている場合はアジャストスクリューのロックナットを緩め調整する。
  • 調整が終わったらロックナットを締める。
  • 各シリンダーの上死点を出し、調整をする。
  • 組み付けは、逆の手順で行う。

クリアランス調整の工賃

ショップに頼んで調整をしてもらった場合は以下を参考に。

バイク 5,000円~20,000円以上
※小型と大型によって差はあります
自動車 15,000~30,000円以上
※一般的な直列4気筒の場合。

その他、ヘッドカバーパッキンの部品代が数千円程度かかり、さらにカムシャフトが摩耗して再使用できない場合においては、カムシャフトの部品代がさらに2万円前後や、工賃がさらに2万円前後以上かかる場合もあります。

こればかりは実際にエンジンルームを開けてみないとわかりませんが、音がデカいようであれば、カムシャフトまで全交換となることが多いようです。

ですが修理前には、

・何年乗り続けるのか
・金銭面での問題
・愛車の残存価値

をお考えになられた方が良いでしょう。特に「何年乗り続けるのか」と「愛車の残存価値」は重要で、あまり長く乗らない車に高額なお金をかけて修理するのも考えものです。

愛車の価値とのバランスを考えて修理するようにしましょう。

お近くのディーラーはこちらからどうぞ。
トヨタ 日産 ホンダ 三菱 マツダ スバル ダイハツ スズキ

修理を格安依頼したい

自宅近くの町工場で見積り依頼するなら、こちらで詳しく解説しています。

→お近くの修理(整備)工場を探す

2タペット音を放置する!?

単にうるさいだけでではなく、タペットクリアランスが大きくなり、その結果バルブの開閉するタイミングが狂い、吸排気効率が悪くなって、加速時のパワーが落ちることが予測されます。

さらに部品が著しく摩耗してくると、関連する部品もどんどん摩耗が進みます。振動が大きくなったり、最終的にはエンジンがかからなくなって、エンジン破損、エンジン停止へと繋がります。

アイドリング状態であればともかく、高速道路を走っているときにこうなると、とても危険ですね。

3乗り換えか修理か 基準の指標

もし、修理をするにあたって乗り換えや廃車を検討しているのなら、参考にしたい基準は以下の3点です。

以下の3つを見て判断するといいでしょう。

1新車からの経過年数

まずは新車からの経過年数です。ご自身のお車別に見てみてください。

新車から1~5年経過

乗り換える必要はないどころか新車保証がまだ残っている範囲。なので

まずはディーラー保証を受ける

ようにしましょう。ただし走行距離は10万キロ未満でないと保証対象外となりますので要注意です。

新車から6~7年経過

新車保証は切れますが、まだこの頃は故障箇所も少なく、修理する選択で問題ないことが多いです。なぜなら

よほどの不人気車でない限り車の価値は高い

ことが多ので、修理代がさほど負担にならない場合だけ、修理する方が良いでしょう。

新車から8~10年経過

このあたりの年式から少しずつ判断は難しくなってきます。車の価値はどんどん下がり、

高額な修理代になれば車の価値を追い越してしまう

ことも。この年式あたりの車から、少しずつ判断は難しくなっていきます。

新車から11年以上経過

小学4年生の子どもが、10年経てば成人していることを考えると、経過年数で言えばそろそろいろんな部分が壊れてくる頃…。

今回はこの修理をしたけれど、すぐにまた次が壊れた…。

そんなことも起こりうる年式になっています。さらには13年経過すると、毎年の自動車税が値上がりしてしまうので、よほど愛着があるとか希少車でない限り、

乗り換えも視野に入れて考える

ほうが得策でしょう。

修理をし過ぎてお金をかけてばかりいると、それこそ勿体なくなってしまって、乗り換えのタイミングを失ってしまいますので要注意です。

2現在の走行距離数

走行距離数による判断です。今現在、何キロ走っていますか?

~5万キロ未満

新車保証が残っているなら当然ディーラーへ。新車保証が切れた走行距離の少ない車両は、どんな不人気車でも高値で売却されたりする場合が多く、修理代がかからずに格安中古車に乗り換えできたり、次の購入される車両の頭金になったりします。ですので走行距離の少ない車両にお乗りの場合は、選択肢は幅広く持てると覚えておきましょう。

~7万キロ未満

少しずつ修理箇所が増えてくる年式になります。ですがまだこの年式も、修理をしてもいいですし、売却するとしてもまだまだ値段がつく走行距離です。

~10万キロ未満

10万キロになるにつれて、故障箇所はさらに多くなってきます。補機類や周辺部位のみならず、エンジン本体やミッション本体など、とても大きく修理代がかかる部分なども修理の対象となることが多いです。そして車種によってはタイミングベルトの交換時期。チェーンタイプの車では、ウォーターポンプの交換が必要になったりと、そろそろお金の要る時期です。

10万キロ以上

10万キロを超えると、エンジン、ミッションを始め、さまざまな箇所が故障範囲になってきます。中古車で購入されてる場合もそうですが、新車からお乗り場合はこれからの修理はかなりの負担になってくるでしょう。

修理というのは一度やりだすと止まりません。ここも、あそこもと修理するようになると、「この間ここを修理したから」と、もったいなくなってずっと乗り換えできない状態になってしまいます。しっかりと考える必要がありますね。

3車の価値と修理代の比較

実は3つの中でいちばん大切なのがこちらです。

まずは修理代と車の価値を確認してから考えるようにしましょう。

修理代を確認する 車の価値を調べる

→無料修理見積り

→車の価値を知る

修理代が少額で済む場合

修理代と車の価値を確認し、修理代がかなり安価で済みそうな場合は、当然ですが修理をしてしまいましょう。

修理代をディーラーと比較

今までずっと、購入したディーラーに修理も全て任せてきました。ですが今回の修理においては経済的に苦しかったのもあって、ディーラー含めてさまざまなお店と比較するためにこちらで修理代を比較してみました。

すると今まで出していたところに比べて3割も安く、2万円以上浮いてしまって…。

これから何でもそうですが、しっかりと比較しないと損をするんだと実感しました。

車の価値と修理代が変わらない場合

けっこう悩むケースですね…。

ただし、「10万円の車両の価値と10万円の修理代」というケースと、「50万円の車両の価値と50万円の修理代」で悩むのとは、同じ金額であっても異なります。

車の価値は安くても、安価な修理代で済むようなら直す方向で検討し、次の車が買えるような金額の修理代で悩むなら乗り換えする方向での検討をおすすめします。

20万円の車に17万円の修理代

そんなに高く付くことは無いだろうと思っていた修理代がなんと17万円も。しかも3ヶ月後には車検を控えているし、今この商売の景気の中での出費はきつい。そう思いながらも相場を確認するとなんと20万円もついてしまった。

修理箇所を素直に告げたにも関わらず、エンジンが調子悪くても、海外へ輸出されるから問題はないと言われたのには驚きでした。

15年も乗っていたので、修理かスクラップかと迷っていたのですが、気軽に相場を調べただけでこんなに気の持ちようが変わるものだと思いもしませんでした。

修理代が車の価値より高い

修理代がいくらかかるかにもよりますが、修理代が車の価値を超えてしまっているのなら、乗り換えを検討する方がよいでしょう。

もちろん、修理金額と車の価値をしっかりと確認することが大前提で、「おそらくこれくらいだろう」などの自分勝手な判断では大損をしてしまうケースもいくつかありました。

古いからと勝手に判断

まだ7年しか乗っていないからしばらく乗るつもりで修理に出したのが今回の失敗。面倒だったので見積もりも依頼せず、「悪いところは直してくれれば」と言ってしまったがために、あれもこれもと交換されて、結局15万円ほどの修理代に。

その1ヶ月後に妻の妊娠がわかって、乗り換えようとしたら、7年しか乗っていないのに6万円しかつかなかったのにはガックリ…!

あのとき修理せずに、先に車の価値を調べておけば良かったよぉ…。

修理代を確認する 車の価値を調べる

→無料修理見積り

→車の価値を知る

確認してみました?
でないと判断材料が何も無いですよ。

高く売れる車と安い価値の車の違い

15年経って走行距離が15万キロの車と、5年で5万キロしか乗っていないのに価値の全く無い車があったとします。普通で考えると後者の方が高く売れるのですが、高く売れる車と安く売れる車の違いは一体何の違いなのでしょうか?

高く売れる車

以下に挙げている車種は、

  • 10年以上前の車両でも
  • 10万キロ以上走っていても

値段がしっかり付く車ばかりです。あなたのお車はありますか?

トヨタの車
トヨタの車が高い理由

まずはトヨタ。このメーカーの車であれば、まず高値で売れること間違いなしです。

トヨタのほぼ全車種が海外へ輸出

されていき、主にロシアや東南アジアを中心に、後進国などにどんどん流れていきます。

理由はやはり世界のトヨタというネームブランドと耐久性。ランドクルーザーやハイエースなどは100万キロ走ってもまだまだ走るという耐久性から、全世界のユーザーに支持されています。

軽自動車

すべての軽自動車が売れる
軽自動車なら全般に高値で売れます。この軽自動車は貿易にはほとんど出ることはなく、大抵は

国内リユースのため高値

で売れます。今流行りのトールワゴンタイプのものはもちろん、営業車で使うようなバンタイプのものやトラックに至るまで、すべて高値で売れると思ってもらって大丈夫です。

#全メーカーの軽自動車

コンパクトカー

1500CC未満のコンパクト
経済性を求めるユーザーが多いので、この1500cc未満のコンパクトクラスは根強い人気を保っています。

中でもハイブリッドカーは無類の強さ

を誇り、走行距離が20万キロ走っていても普通に値段がつくとも。海外への貿易も積極的に行われていますので、かなりの高値を期待できるでしょう。

#全メーカーのコンパクトカー

ミニバン

国内でも海外も人気です

国内では人気のミニバン。最近では後進国でも広さとゆとりを兼ね備えたミニバンクラスが人気となってきました。
特に排気量が2500cc未満
ミニバンは国内外問わず大人気。維持費も安く、レギュラーガソリン仕様が多いので、再販するにはとても高値のつく車種であると言えますね。
#全メーカーのミニバン
スポーツカー
頭文字Dなどの影響で
人気漫画頭文字Dの影響や、車に楽しさを求めるユーザー層から熱い支持を得て、特にマニュアルトランスミッション(MT)の人気がすごく、かなりの高値を推移しています。
軽自動車のターボのホットモデル、シビックやインテグラなどのライトウェイトスポーツや、シルビアやロードスターなどのFRスポーツ、その他ハンドリングマシンのRX-7など、挙げればキリがないくらい
ホットなスポーツカーはタマ不足

ということもあり、とても高値で推移しています。

#全メーカーのスポーツカー

バンやトラック
働く車は高く売れる!

ハイエースなどのバン、そして小さな軽トラックから大きな11tのトラックまで、働く車は輸出も盛んに行われていることから、とんでもなく高値で売れています。

20万キロの過走行や、外装の凹み、タバコの焦げ跡は当たり前。そんな

程度が悪くてもガンガン売れていく

のはこのジャンルならでは。安定の高値です。

#全メーカーのバン・トラック

以上の車種は現在、とても高値で取引されている車種です。

高く売れない車

残念ながら、上記に該当しない車種は高く売れない車であることが多いです。

高く売れるのは海外輸出されている車

高く売れる車として価値を調べたのならば、相当満足できるような金額が提示されるかと思います。基本的には、

輸出される車両は高く売れる

と覚えておくと良いでしょう。

そして概算価格の確認には、こちらのサイトを使われますと便利です。

  1. 年式・車種名などを入力
  2. 連絡先を入れる
  3. すぐに概算価格が表示される

こんなかんたんな入力方式ですぐに概算価格がわかっちゃう。

あなたのお車は「1,350,000円~1,550,000円」です

と、過去の買取データから算出してくれるスグレモノ。夜中でもすぐにこうして価格がわかると、どうするか検討しやすいですね。

→価格がかんたんにわかるのはこちら

  1. 愛車の価値を正しく知る
  2. 修理代の見積もりを取る
  3. 直すかどうかを検討する

大切なのはこの3つですね。

修理代を確認する 車の価値を調べる

→無料修理見積り

→車の価値を知る

確認してみました?
判断材料を見つけよう。