ランドクルーザーFJは、2026年5月に売り出されたランドクルーザーのいちばん小さい仲間です。はしご状の骨格を持つ成り立ちは上の兄弟と同じで、ランドクルーザー250よりも小さい車体に2.7Lのガソリンとパートタイム式の四輪駆動を組み合わせています。出たばかりの車なので、中古の出品はまだごくわずかです。同じランドクルーザーでも、250・300・70はそれぞれ別のページになります。

このページでは、2026年7月にオートオークションで落札されたランドクルーザーFJ、合計2台から基準に合うデータを抜粋し、世代とグレードごとに掲載しています。1か月あたりの出品が少ないため、12週分をまとめています。それでも集まったのは2台だけで、年式も走行距離も1通りしかありません。相場としてはこれから形になっていく段階だとお考えください。

売却時はもちろん、中古車購入時の参考にしていただければ幸いです。

ご覧いただく際の注意点

掲載価格はすべてオートオークションでの税込み落札価格です。買取店が提示する金額は、ここから陸送費・出品料・利益を差し引いた額、販売店の場合は落札価格に陸送費・出品料・利益を足した額になります。車種と価格帯によりますが、10〜30万円程度変わるのが一般的。落札相場を知っておくと、

提示額がどこまで落札金額に近いか

を判断する目安となります。

また基本的に相場は下がるものです。中には希少車や輸出時期の関係で、上がっていくものもありますが、基本的に古くなるにつれ、緩やかに下がっていきます。

※掲載データは2026年7月時点のものです。

年式から相場を探す

各年式でもっとも流通しているグレードの相場です。走行距離はその年式で最も多く出品されていたゾーンを中心に抜粋しています。

年式 世代 グレード 台数 中心となる
平均走行距離
平均落札価格 価格帯
最安〜最高
残価率
令和82026年 初代 VX 4WD 2 00万km 588万円 584592万円 131%

表の読み方

年式ごとに、出品された走行距離の中央付近値を掲載しています。ただし今回の2台はどちらも走行距離が0kmですので、抜き出す前と後で台数は変わっていません。

2台とも評価点はS、つまり新車同様でした。登録だけして乗られていない、いわゆる登録済未使用車です。ふだんはこうした個体を表から外していますが、この車種は出品がこれだけしかないため、そのまま載せています。

発売から日が浅いため、年式は1つしかありません。年式ごとに相場を比べられるようになるのは、もう少し先になります。

また車輌の走行距離における掲載基準は、その中央値から上下20%以内の車輌に限定。中央値が50,000kmであれば40,000〜60,000kmの範囲で掲載し、できるだけ走行距離条件を揃えるようにしています。調べた総数より台数が少ないのは、掲載基準を厳選しているためで、できるだけ標準的な走行距離帯を掲載し、照合しやすくさせています。

評価点はオートオークションの外装評価です。数字が大きいほど状態が良く、開催会場によって基準は変わりますが、5〜6点なら新車に近い、4.5点はかなり小さなキズ、4点はそのままお店に展示できるくらいのレベル、3.5点は少し外装の補修が必要な状態を指しています。「修復有」は骨格部分を修復した履歴がある車輌です。

初代ランドクルーザーFJ
※2026.5〜

2台584592万円

型式:TRJ240W。2.7Lのガソリンとパートタイム式の四輪駆動で、ミッションは6速のオートマチックです。

今回の出品は2台とも令和8年式のVXでした。前期と後期の区別はまだありません。

その年式当時の新車価格が1つに決まるため、残価率を載せています。

今回の集計では2台が該当し、どちらも走行距離は0kmでした。金額は584万円と592万円で、平均588万円という水準にあります。

※価格は全て税込表示です

VX 4WD

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和8
2026年
2 00万km  584592万円 588万円 131%

相場の寸評

この車の相場は、いまのところ1つのことしか語っていません。新車価格が450.0万円のVXが、オートオークションで平均588万円で落札されています。新車より138万円高く、残価率にすると131%です。ただし2台だけの結果ですので、明言はできません。

新車価格を上回る落札額は、ランドクルーザーの系統ではめずらしいことではありません。250も300も、新車の値段を超えて取引される状態が続いています。注文しても納車まで待たされる車では、すぐに手に入る個体そのものに値段が付きます。その待ち時間を買っているのが、この差額だとお考えください。

2台の落札額は584万円と592万円で、開きは8.1万円にとどまりました。どちらも走行距離0kmの登録済未使用車ですから、年式でも距離でも状態でも差の付けようがありません。この車で金額を分けているのは、いまはまだ色や装備、そして出品した会場の買い手の顔ぶれくらいのものでしょう。

今回の2台のうち修復歴ありは0台でした。納車を待てない買い手がいるうちは、新車価格を上回る状態がしばらく続くと考えられます。裏を返せば、この状態は供給が追いついた時点で終わります。売却をお考えでしたら、相場が新車価格を超えている今の水準を知ったうえで、複数のお店に見てもらってください。

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修復歴があるといくら下がるか

0台

オートオークションでは、骨格部分に修復歴のある車は評価点が「R」と記載され、一目で修復歴ありの車輌であることがわかるようになっています。今回のデータ2台のうち、修復歴ありは1台もありませんでした。そのため、この車種については修復歴でいくら下がるかを出せていません。出品そのものが少ない車種ですので、データが揃いしだい掲載いたします。

修復歴があるなら、価値が残っているうちに売る方が損失を抑えられます。年式が古くなるほど下落率は小さくなりますが、それは車そのものの値段が下がりきった結果にすぎません。率が縮むのを待つ間に、元の価格の方が先に落ちていくためです。

相場を知ったうえで査定に出す

ランドクルーザーFJは2026年に出たばかりの車で、中古の出品もまだ登録済未使用車しかありません。年式や走行距離で差が付く段階ではなく、新車価格を上回るかどうかが金額を決めています。掲載しているのは、すべて中古車店どうしの取引で実際についた価格です。

この落札価格は、買取店にとっての仕入れ値です。提示された査定額がここから大きく離れているなら、その理由を聞く根拠になります。複数社に査定させれば、買取店ごとの販路の差がそのまま金額差となって表れるはずです。

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