タフトは、ダイハツの軽クロスオーバーです。2020年6月に登場し、背の高い箱型の車体に「スカイフィールトップ」と呼ぶ大きなガラスルーフを全車標準で付けたのが特徴です。世代交代はまだしておらず、型式はLA900S(前輪駆動)とLA910S(四輪駆動)の2つだけになります。

このページでは、2026年8月にオートオークションで落札されたタフト、合計449台から基準に合うデータを抜粋し、世代とグレードごとに掲載しています。グレードはX・Gの2本立てで、これにターボ、クロムベンチャー、ダーククロムベンチャーが加わります。

売却時はもちろん、中古車購入時の参考にしていただければ幸いです。

ご覧いただく際の注意点

掲載価格はすべてオートオークションでの税込み落札価格です。買取店が提示する金額は、ここから陸送費・出品料・利益を差し引いた額、販売店の場合は落札価格に陸送費・出品料・利益を足した額になります。車種と価格帯によりますが、10〜30万円程度変わるのが一般的。落札相場を知っておくと、

提示額がどこまで落札金額に近いか

を判断する目安となります。

また基本的に相場は下がるものです。中には希少車や輸出時期の関係で、上がっていくものもありますが、基本的に古くなるにつれ、緩やかに下がっていきます。

※掲載データは2026年8月時点のものです。

年式から相場を探す

各年式でもっとも流通しているグレードの相場です。走行距離はその年式で最も多く出品されていたゾーンを中心に抜粋しています。

年式 世代 グレード 台数 中心となる
平均走行距離
平均落札価格 価格帯
最安〜最高
残価率
令和72025年 2020年6月〜 G 4 0.10.1万km 130万円 125133万円 81%
令和52023年 2020年6月〜 G 4 2.33万km 120万円 117126万円 81%
令和42022年 2020年6月〜 G 4 2.23.2万km 119万円 101136万円 80%
令和32021年 2020年6月〜 G 11 2.43.4万km 108万円 86.9123万円 73%
令和22020年 2020年6月〜 G 5 3.34.3万km 113万円 108119万円 76%
令和82026年 2020年6月〜 G ダーククロムベンチャー 3 0.30.3万km 150万円 148154万円 89%
令和62024年 2020年6月〜 G ダーククロムベンチャー 4 0.70.8万km 143万円 132159万円 92%
令和42022年 2020年6月〜 G クロムベンチャー 2 3.53.9万km 119万円 111127万円 77%
令和32021年 2020年6月〜 G クロムベンチャー 5 4.25.2万km 110万円 93.0122万円 71%
令和72025年 2020年6月〜 Gターボ 2 0.30.3万km 127万円 123132万円 75%
令和42022年 2020年6月〜 Gターボ 2 22.4万km 123万円 116129万円 76%
令和22020年 2020年6月〜 Gターボ 3 4.45.5万km 118万円 110130万円 74%
令和72025年 2020年6月〜 X 2 0.20.2万km 116万円 116116万円 81%
令和62024年 2020年6月〜 X 2 11万km 115万円 114116万円 85%
令和32021年 2020年6月〜 X 3 4.35.5万km 87.6万円 75.6103万円 65%
令和52023年 2020年6月〜 Gターボ クロムベンチャー 2 1.82万km 135万円 122148万円 81%
令和42022年 2020年6月〜 Gターボ クロムベンチャー 3 4.35.3万km 132万円 126141万円 79%
令和32021年 2020年6月〜 Gターボ クロムベンチャー 3 5.36万km 107万円 106108万円 64%

表の読み方

年式ごとに、出品された走行距離の中央付近値を掲載しています。たとえば令和3年式のGであれば、出品23台の中央値は約29,000kmでした。

グレード名はダイハツのカタログ表記に合わせています。クロムベンチャーとダーククロムベンチャーは、それぞれ2021年6月と2022年10月に加わった別のグレードです。名前が似ていますが中身も年式も違うので分けています。

四輪駆動は型式で分かれます。ダイハツの軽は枝番が偶数の型式が四輪駆動で、タフトではLA910Sがそれにあたります。出品名の書き方には頼っていません。

まだ新しい車なので、評価点Sの登録済未使用車が多く出品されています。これらは状態が良すぎてふつうの相場から外れるため、表からは外しました。

また車輌の走行距離における掲載基準は、その中央値から上下20%以内の車輌に限定。中央値が50,000kmであれば40,000〜60,000kmの範囲で掲載し、できるだけ走行距離条件を揃えるようにしています。調べた総数より台数が少ないのは、掲載基準を厳選しているためで、できるだけ標準的な走行距離帯を掲載し、照合しやすくさせています。

評価点はオートオークションの外装評価です。数字が大きいほど状態が良く、開催会場によって基準は変わりますが、5〜6点なら新車に近い、4.5点はかなり小さなキズ、4点はそのままお店に展示できるくらいのレベル、3.5点は少し外装の補修が必要な状態を指しています。「修復有」は骨格部分を修復した履歴がある車輌です。

タフト
※2020.6〜

345台50.6174万円

型式:LA900S(前輪駆動)/LA910S(四輪駆動)。エンジンは0.66Lの自然吸気とターボの2種類です。

グレードはXとGの2本立て。2021年6月に内外装を専用にしたクロムベンチャー、2022年10月にダーククロムベンチャーが加わりました。スマートアシストは全車に標準で付いています。

今回該当したのは449台。そのうち35台(8%)が修復歴あり、41台(9%)が評価点Sの登録済未使用車でした。どちらも表からは外しています。

※価格は全て税込表示です

G

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和7
2025年
4 0.10.1万km  125133万円 130万円 81%
令和6
2024年
1 0.30.3万km  113113万円 113万円 76%
令和5
2023年
4 2.33万km  117126万円 120万円 81%
令和4
2022年
4 2.23.2万km  101136万円 119万円 80%
令和3
2021年
11 2.43.4万km  86.9123万円 108万円 73%
令和2
2020年
5 3.34.3万km  108119万円 113万円 76%

G ダーククロムベンチャー

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和8
2026年
3 0.30.3万km  148154万円 150万円 89%
令和7
2025年
1 0.30.3万km  148148万円 148万円 88%
令和6
2024年
4 0.70.8万km  132159万円 143万円 92%
令和5
2023年
1 2.62.6万km  129129万円 129万円 83%
令和4
2022年
1 4.34.3万km  123123万円 123万円 79%

G クロムベンチャー

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和7
2025年
1 0.10.1万km  138138万円 138万円 82%
令和6
2024年
1 0.30.3万km  128128万円 128万円 83%
令和4
2022年
2 3.53.9万km  111127万円 119万円 77%
令和3
2021年
5 4.25.2万km  93.0122万円 110万円 71%

Gターボ

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和7
2025年
2 0.30.3万km  123132万円 127万円 75%
令和5
2023年
1 2.52.5万km  120120万円 120万円 75%
令和4
2022年
2 22.4万km  116129万円 123万円 76%
令和3
2021年
1 4.24.2万km  94.294.2万円 94.2万円 59%
令和2
2020年
3 4.45.5万km  110130万円 118万円 74%

X

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和8
2026年
1 0.60.6万km  119119万円 119万円 84%
令和7
2025年
2 0.20.2万km  116116万円 116万円 81%
令和6
2024年
2 11万km  114116万円 115万円 85%
令和5
2023年
1 3.53.5万km  109109万円 109万円 81%
令和3
2021年
3 4.35.5万km  75.6103万円 87.6万円 65%

Gターボ クロムベンチャー

年式 台数 実際に出品された
平均走行距離
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格 残価率
令和5
2023年
2 1.82万km  122148万円 135万円 81%
令和4
2022年
3 4.35.3万km  126141万円 132万円 79%
令和3
2021年
3 5.36万km  106108万円 107万円 64%

その他のグレード

グレード 台数 走行距離
最小〜最大
価格の分布
最安〜最高
平均落札価格
Gターボ ダーククロムベンチャー 17 08.8万km  96.8156万円 135万円
X 4WD 16 0.47.1万km  89.5135万円 117万円
G クロムベンチャー 4WD 13 05.4万km  106174万円 144万円
G ダーククロムベンチャー 4WD 9 0.16.6万km  120163万円 152万円
G 4WD 8 011.1万km  80.3148万円 117万円
Gターボ 4WD 8 4.212.9万km  77.2146万円 120万円
Gターボ クロムベンチャー 4WD 7 0.97.8万km  113169万円 148万円
Gターボ ダーククロムベンチャー 4WD 4 15.4万km  117169万円 150万円
Xターボ 3 3.27.5万km  74.9109万円 87.3万円

実際の落札実例

年式 グレード 走行 評価 落札価格
最高値 令和4 G クロムベンチャー 4WD 3.9万km グリーン 4.5 174万円
上位 令和6 G クロムベンチャー 0万km グリーン 4.5 137万円
中央 令和6 G ダーククロムベンチャー 1.6万km パール 3.5 125万円
下位 令和2 G 4.1万km グリーン 4.5 110万円
最安値 令和4 G クロムベンチャー 10.4万km グリーン 3.5 50.6万円

相場の寸評

年式はゆるやかに効きます。令和8年式が148万円(16台)、令和7年式が138万円(82台)、令和6年式が130万円(45台)、令和5年式が133万円(38台)、令和4年式が113万円(48台)、令和3年式が106万円(82台)、令和2年式が106万円(34台)。いちばん新しい令和8年式といちばん古い令和2年式で42.0万円、率にすると28%の開きです。6年ぶんの年式差でこの幅なので、1年でいくら下がる、という下がり方はしていません。

走行距離の方がはっきり効きます。20,000km未満が136万円(165台)、20,000〜40,000kmが119万円(88台)、40,000〜60,000kmが112万円(52台)、60,000〜80,000kmが100万円(23台)、80,000km以上が74.7万円(17台)。いちばん少ない帯といちばん多い帯で61.3万円、率にすると45%下がります。ただし掲載した345台のうち253台が40,000km未満で、まだ距離の伸びた車がほとんど出てきていません。

ターボの上乗せは、金額に出ていません。GターボはGと比べて令和7年式では平均2.2万円安く、令和4年式では平均3.9万円高く、令和2年式では平均5.6万円高くなりました。比べられた3通りのうち2通りで上に来ています。新車価格の差は8.2万円〜12.1万円ありましたが、落札額の差は最大でも5.0万円です。軽のクロスオーバーは街乗りで使われることが多く、買い手が動力にお金を払っていないということです。ただし今回の落札台数は令和7年式が2台、令和4年式が2台、令和2年式が3台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

内外装を専用にしたG クロムベンチャーは、Gと比べて令和4年式では平均0.1万円安く、令和3年式では平均1.1万円高くなりました。比べられた2通りのうち1通りで上に来ています。新車価格の差は6.6万円ですが、落札額の差は最大でも2.0万円にとどまりました。メッキやアルミホイールはあとから同じものを付けにくい部分ですが、いまのところ金額には出ていません。ただし今回の落札台数は令和4年式が2台と少なく、明言はできません。傾向としてご覧ください。

四輪駆動は掲載345台のうち65台(19%)でした。同じ年式・同じグレードで前輪駆動と両方に2台以上そろう組み合わせが無く、差額としては出せていません。新車では四輪駆動の方が12.7万円高い設定なので、表では別の行として並べています。

新車価格に対する落札額を年式ごとに見ると、Gが令和7年式で81%、令和5年式で81%、令和4年式で80%、令和3年式で73%、令和2年式で76%。G ダーククロムベンチャーは令和8年式で89%、令和6年式で92%でした。5年落ちでも7割から8割が残っています。軽自動車は新車価格そのものが上がり続けており、そのぶん中古の相場も押し上げられています。タフトを手放すなら、年式で下がるのを待つより走行距離が伸びる前に動いた方が有利です。

*

修復歴があるといくら下がるか

35台タフトで34%安い

オートオークションでは、骨格部分に修復歴のある車は評価点が「R」と記載され、一目で修復歴ありの車輌であることがわかるようになっています。今回のデータ449台のうち、35台が該当しました。修復歴のある車を1台ずつ、同じ年式・同じグレードで、走行距離の近い修復歴なしの車と突き合わせています。基準はあくまで修復歴車の側です。120,000km走った修復歴車なら、同じく120,000km前後の修復歴なしの車としか比べられないため、走行距離の許容幅はその車の走行距離に応じて取っています。

突き合わせる修復歴なしの車は、条件の合う中でもっとも評価点の高い個体を選んでいます。評価点の低い車を相手にすると、修復歴とは別の理由で安い車と比べることになり、修復歴そのものの影響が見えなくなるためです。

世代 照合できた台数 下落幅の分布
最小〜最大
下落幅
中央値
むしろ高かった
個体
タフト 26 1759% 34% 安い 0台

同じ条件の車を並べると

走行距離の少ない組み合わせから順に載せています。修復歴なしの側は、同じ年式・同じグレード・近い走行距離という条件の中で、もっとも評価点の高い個体を選びました。

世代 年式 グレード 走行 評価 落札価格
タフト 修復歴なし 令和7 X 0.4万km 6 117万円
タフト 修復歴あり 令和7 X 1万km 修復有 75.8万円 △41.7万円35%
タフト 修復歴なし 令和7 Gターボ 0.3万km 6 132万円
タフト 修復歴あり 令和6 Gターボ 1.1万km 修復有 61.0万円 △70.5万円54%

タフトでは中央値で34%下がります。26台を照合した結果です。修復歴なしの側が118万円前後で取引される世代なので、この率を実額に直すと38.7万円の開きになるようです。

ばらつきは大きく、同じ条件でも修復歴車の方が高く落ちる例もあります。骨格の一部を交換しただけの車と、大きく損傷した車が同じ「修復歴あり」で扱われるためです。実際の査定では、どこをどう直したかまで見られると考えておいた方がよいでしょう。

修復歴があるなら、価値が残っているうちに売る方が損失を抑えられます。年式が古くなるほど下落率は小さくなりますが、それは車そのものの値段が下がりきった結果にすぎません。率が縮むのを待つ間に、元の価格の方が先に落ちていくためです。

相場を知ったうえで査定に出す

タフトは世代が1つしかありませんが、年式と走行距離で相場ははっきり分かれます。掲載しているのは、すべて中古車店どうしの取引で実際についた価格です。

この落札価格は、買取店にとっての仕入れ値です。提示された査定額がここから大きく離れているなら、その理由を聞く根拠になります。複数社に査定させれば、買取店ごとの販路の差がそのまま金額差となって表れるはずです。

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