どんな車が高く売れるの?
どんな車が高く売れるのか? 今乗っている車は高いの? 安いの?
そんな悩みに応えます。
目次
1海外へ輸出されているかどうか
高く売れる車の条件として、輸出されることというのが第一条件です。はっきりいって
車のコンディションは二の次
です。まずは輸出されているのかどうなのか。これが重要な条件となります。
2市場に人気があるかどうか
もう1つの理由は人気。
新車時に売れていたからといって、中古車になっても人気が続くとは言えません。デザインやスペック、維持費などでの総合的に人気車であるかどうかが重要です。
新車時に売れていて中古車でも人気が続いてる例でいえば、プリウスやアクア等のハイブリッド車や、アルファードやヴェルファイアなどのミニバン、さらにはトランスポーターとしてのハイエースなどが挙げられます。
トヨタの車の人気は全世界共通
であると言えます。
3内外装や機関の程度
上記1と2が前提で、ようやく内外装の綺麗さやエンジンやミッション、エアコン等の機関の調子が問われます。
もちろん綺麗であるに越したことはありませんが、中古車の売却事情からすれば、
意外と関係なく売れることが多い
のです。
高く売れる車種とは
まずはトヨタ。このメーカーの車であれば、まず高値で売れること間違いなしです。
トヨタのほぼ全車種が海外へ輸出
されていき、主にロシアや東南アジアを中心に、後進国などにどんどん流れていきます。
理由はやはり世界のトヨタというネームブランドと耐久性。ランドクルーザーやハイエースなどは100万キロ走ってもまだまだ走るという耐久性から、全世界のユーザーに支持されています。
すべての軽自動車が売れる
軽自動車なら全般に高値で売れます。この軽自動車は貿易にはほとんど出ることはなく、大抵は
国内リユースのため高値
で売れます。今流行りのトールワゴンタイプのものはもちろん、営業車で使うようなバンタイプのものやトラックに至るまで、すべて高値で売れると思ってもらって大丈夫です。
1500CC未満のコンパクト
経済性を求めるユーザーが多いので、この1500cc未満のコンパクトクラスは根強い人気を保っています。
中でもハイブリッドカーは無類の強さ
を誇り、走行距離が20万キロ走っていても普通に値段がつくとも。海外への貿易も積極的に行われていますので、かなりの高値を期待できるでしょう。
国内でも海外も人気です
ハイエースなどのバン、そして小さな軽トラックから大きな11tのトラックまで、働く車は輸出も盛んに行われていることから、とんでもなく高値で売れています。
20万キロの過走行や、外装の凹み、タバコの焦げ跡は当たり前。そんな
程度が悪くてもガンガン売れていく
のはこのジャンルならでは。安定の高値です。
中古車の買取相場を知るには
中古車の買取相場を知るには、基本的には査定に持ち込まないことには相場を知ることはできません。
そしてその査定をしてもらうには、今現在3つの方法があります 。
2.中古車販売店による査定
3.Web上による一括査定
まず、ディーラーによる査定ですが、ディーラーに車を持ち込み、査定を依頼することによって見てもらうことができます。
ですが、ディーラーでは基本的には車の買取よりも下取りの金額の方が高く設定されるため、次の車も買わないのに高額な査定を出すのは難しいところ。
買取金額はかなり安く買い叩かれてしまうのは間違いないでしょうし、買取相場も提示金額とかけ離れているため、なかなか参考にならないのではないでしょうか。
次に、中古車販売店や中古車買取店による買取相場の算出です。
こちらは、中古車買取にて生計を立てている業者も多いため、ディーラーに比べて高い値段での買取が期待できます。
よって買取相場は、実際の流通相場に近い金額が提示されるため、 よほどぼったくりの業者でなければ、そこそこの値段が期待できるのではないでしょうか。
ですが中古車を買取し、オートオークションなどに転売することによって利益を上げているため、査定に行くとなかなか帰れないなどの状況に陥ることがよくあります。
これは、せっかく来た買取客を逃がさないようにするために、しつこい営業になってしまうのはある意味致し方がないことで、ちょっと買取値段が聞きたい、概算価格が聞きたいというだけなのに、相当面倒な接客をされることもあるので覚悟が必要です。
概算価格を知りたいだけならネット査定がおすすめ
ディーラーにせよ、中古車販売店にせよ、いずれにしても査定をしてもらうなら、それぞれに車を持ち込む必要があります。
ただでさえ相場が知りたいだけなのに、わざわざ忙しい時間を割いて車を持ち込むというのも、あまり得策なお話ではありません。
そんな時こそ
インターネットでの査定がおすすめ
です。
これは、WEBからわずかな項目を入力するだけで、簡単に概算価格を表示してくれるサービスで
- 年式
- 車種
- 走行距離
- 色
などを入力するだけで、すぐに画面上に概算価格を表示してくれます。
ネット査定のメリットデメリット
ただし、 便利に見えるインターネットでの査定も、メリットとデメリットは少なからず存在します。
WEB一括査定のメリット
まずメリットですが、問い合わせ項目より入力し、簡単なデータを送信するだけで、
すぐにおおよその金額が表示
されるのは忙しい我々にとって、とても便利なサービスではあります。
そして、その簡単なデータがたくさんの買取業者に一括送信されるため、多くの業者が愛車を競り合って買い上げてくれるので、
絶対的な買取値段が高くなる
のです。最初は100万円だった愛車の査定額も、複数の買取業者に見てもらうことで、105万円、108万円と順番に高くなっていき、最終的には120万円で買い取ってもらえたなどの事例も多く存在します。
ネット一括査定のデメリット
しかしその反面、お店に行かなくていい代わりに、申し込んだ瞬間たくさんの買い取り業者から電話がかかってくることも。特に人気車の買取になるとなおのことで、せっかく申し込んできたお客を逃がさないよう、我先にとコンタクトが来るのです。
普段電話に慣れてない人からすれば、ちょっと面倒に感じられてしまうことでしょう。
しかし車を高く売るには、やはり多くの業者に
競合させるのが一番高く売れる方法
だと断言できます。そして買取相場を知るにしても、より適切な買取相場を知るためには、一社の査定のみならず、複数社に査定させることが最も望ましいことと言えるのです。
地域によって買取相場は変動するの?
基本的に地域によって価格の変動はありません。
20年前までぐらいは、確かに地域による変動はありました。需要の多い地域になるとどうしても車の価格が高騰し、 需要の少ない地方になると、 購入者が一気に少なくなることから、地域によっての買取相場の変動は当然でした。
しかしここ数年より、 自動車のオートオークションが盛んになると同時に 、全国に格安で陸送ができるようになったことから 、地域ごとの相場の開きというのは少なくなりました。
よって今現在、どこで売却しても買取相場はほぼ同じと捉えて問題ありません。