これまで大きな故障は少なかったのですが、何度かトラブルを経験したことがあります。

その中でも一番驚いたのが、モニターに「EVシステム停止 販売店で点検してください」という表示が出て、車がまったく動かなくなったときです。

この表示が出たのは、真冬の仕事終わりでした。会社の駐車場で「さぁ帰ろう」と思って車を起動しようとしたところ、いつも通りに動かず、いきなりこのエラーメッセージが表示。実際その場ではかなり焦りました。

電気自動車に乗っていると、こういうトラブルが起きたときに「高額修理になるのでは」「重大なシステム異常ではないか」とすぐに不安になります。

ネットで調べたら怖い情報ばかり

その場でスマホを使ってインターネット検索をしてみたのですが、出てくるのは不安になる情報ばかり。

電気系統の故障やシャーシ部分の異常、重大なシステムトラブルの可能性など、かなり重い内容が多く「これはもうJAFを呼ぶしかないのでは」と本気で悩みました。

特に仕事終わりの寒い時間帯だったこともあり、すぐに解決しないかもしれないという焦りもあり…。車がまったく動かない状況は、それだけでかなりのストレスです。

原因は補機バッテリー?

「もしかすると駆動用の大きなバッテリーではなく、普通の補機バッテリーの方が弱っているのではないか」と考えました。

冬場は、気温が低くなることでバッテリーの性能が落ちやすくなります。この時点で、バッテリーも3年ほど使っていました。そう考えると、システム全体の重大な故障というよりも、始動時に必要な電源がうまく供給されていない可能性があるのではと思ったのです。

リーフのような電気自動車でも、車内の電装系や始動時の一部電源は補機バッテリーに依存しています。そのため、このバッテリーが弱っていると、見た目にはかなり重大そうなエラー表示が出ることがあるそうです。

充電後なんとか始動できた

同僚に事情を話し、車のバッテリーケーブルをつないでもらって補機バッテリーに充電を試してみることに。すると、無事に車を始動させることができました。

あのときは本当にホッとした…。

モニターにはかなり強い文言のエラーメッセージが出ていたので、もっと深刻な故障だと思い込んでいましたが、実際には補機バッテリーの弱りが原因だったようです。

もちろん、すべての「EVシステム停止」が同じ原因とは限らないと思いますが、少なくとも私のケースでは補機バッテリーがきっかけでした。

リーフの補機バッテリー交換は想像以上に高かった

今回の件で最終的に補機バッテリーを交換することになったのですが、ここでもう1つ驚いたことがあります。

通常のガソリン車であれば、バッテリー交換は1万円台くらいのイメージがありましたが、リーフやハイブリッド車に搭載されているバッテリーはかなり高価で、4万円以上かかりました。

正直、これはかなり痛い出費。エラーが出た不安に加えて、交換費用まで高額だったので、精神的にも金銭的にもダメージが大きかったです。

電気自動車はガソリン代がかからない分、維持費が安いイメージを持たれやすいですが、こうした部分でまとまった出費があると、その印象も少し変わってきます。

エラー解除だけのためにディーラーへ

さらに少し納得しづらかったのが、エラーメッセージの扱いです。

バッテリー交換自体はオートバックスで行ったのですが、表示されていたエラーメッセージは「日産ディーラーの工場でしか解除できない」と言われました。

つまり、自分なりに原因もわかっていて、実際にバッテリー交換で問題も解決しているのに、エラー表示を消すためだけに日産へ行かなければならなかったのです。そしてそのために、3,000円の工賃もかかりました。

これに関しては少し悔しい気持ちがあります。もちろん安全性のためにディーラーでの確認が必要なのは理解できますが、すでに解決しているトラブルに対して、表示解除だけで費用が発生するのは複雑な気持ちになりました。

同じような症状が出た場合、必ずしも重大な駆動系トラブルとは限らず、補機バッテリーが原因の可能性もあるというのは覚えておいていいかもしれません。

もちろん最終的な判断は点検が必要ですが、私自身はこの経験を通して、冬場のバッテリー状態をもっと気にした方がいいと強く感じました。リーフに限らず、電気自動車やハイブリッド車に乗っている場合は、補機バッテリーの弱りにも注意しておいた方が安心だと思います。

 

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この記事は、実際のオーナーから提供された写真や体験談をもとに編集しています。使い方や使用環境によって感じ方は異なる場合がありますが、実際のカーライフをイメージする際の参考になれば幸いです🚗