街中でアルファードの乗る若者を見かける機会は、近年とても多くなっていて、新車価格が500万円~900万円もする高額車を、彼らがどのように手に入れているのか疑問に感じる人も多いでしょう。

実は若者が高級ミニバンに乗れる背景には、単なる年収の高さだけではない

合理的な仕組みが2点ある

ことをご存知でしたか?

アルファードに
全額現金で払っていない

まず理解しておきたいのは、購入者の多くが車両価格の全額を現金で用意しているわけではないという点です。一般的には、

残クレと今の車の売却額にこだわる

人たちが多く、700万円の車に対して一度に全額を支払うケースは多くありません。

残クレの仕組みを理解し、今乗っている車を上手に軍資金に活用しているのです。

アルファードを
買える最大の理由

多くの人は、最初から数百万単位の頭金を貯金しているわけではありません。

実際には今の車を高く売り抜けながら、そのお金を頭金に充て、残りをローンや残クレで分割するという3つのステップを踏んでいます。

例えば、現在乗っている車の査定額が、ディーラー下取り額に比べて、以下のようになったと仮定してみましょう。

車種名 ディーラー
査定価格
買取店での
査定価格
フィット 67万円 102万円
アルファード 245万円 290万円
プリウス 75万円 95万円
ハイエース 140万円 180万円
オデッセイ 70万円 82万円

査定額がディーラーでは67万円、買取店での査定が102万円になれば、そのまま差額の35万円をアルファードの頭金へと移行させられます。もしくはオプションを少し増やしたり、旅行など車以外の用途に使うことも。

「今の車を売却する」という同じ行為であるにも関わらず、差額はローン金額を減らす大きな軍資金となるのです。

もちろん、全てがこのケースに当てはまるわけではありません。

しかしこうすることで、アルファード購入額が700万円だったとしても、売却益を差し引けば、実際の負担額はグッと圧縮される計算になり、ここに3年後や5年後の価値を保証する「残価設定ローン」を組み合わせれば、月々の支払額を一般のスモールカー並みに抑えることさえ不可能ではありません。

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アルファードは
資産性の高い車種

とはいえ700万円近い車を買うのは勇気が…

と感じられるかもしれません。

しかしアルファードには、他の車にはあまり見られない特徴があるのです。

リセールは最強アルファード

アルファードは歴代全て、

リセールバリューが非常に高い

ことで有名です。

国内での人気はもとより、マレーシアを中心に世界的にも人気がある車種となっているため、数年乗っても価値が大きく落ちにくく、新車から1年乗っていたとしても、新車と変わらない査定額がつくことも珍しくありません。

この資産性の高さがアルファード人気の理由でもあり、これを上手に利用しない手はありません。

ある意味乗り換えゲーム感覚

若者のアルファードオーナーの多くは、同じアルファードに何年も乗り続けるわけではありません。

実際には3年や5年も乗らず、1年単位で乗り換えるケースも多く見られます。

その理由はとてもシンプル。

価値が落ちる前に売る方が得だから——

アルファードは中古市場でも需要が強いため、状態の良いうちに売却すれば高値が付きやすく、新車購入して1年で査定してみると、新車時と変わらない値段で売却できたという事例も多く存在します。

ということは、いくら残クレで毎月の支払いが大きかったとしても、売却時には全て返ってくるのと同じ。

具体例の計算

例として、

  • 車両総額700万円
  • 車両残価65%:455万円
  • 実質年率3%:金利約87万円
    (※5年満了まで払い切った場合)
  • 月々支払額:約5.5万円

で残クレを組みました。

車両総額700万円のうち、残価の455万円は最終回に据え置かれるため、月々は約5.5万円を支払い、最終回に455万円を支払う形になりますね。

そして1年間支払ったとして、1年後に同じ700万円で売れたとします。残債を一括返済するとどうなるでしょうか。

同じ購入額と同じ700万円で売れたなら、車両代に関しては売却損益はなし。

車両総額だけで見れば、こうなると最終的な実質負担は、ほぼ金利分だけということになります。

金利分は、本来5年で約87万円かかる想定ですが、1年で残債を一括返済すれば、未経過分の利息は発生しないので、支払う必要はなくなります。つまり実質かかる金利は1年分の約20万円のみ。

すると、アルファードを購入してかかった費用は、月額約1.7万円という計算になるのです。

全てがそうではないが

コンパクトカーを買うより断然安い。しかも一般的なコンパクトカーなどは、値落ちも激しいですから、こんな計算にはなりません。

もちろん、年数が2年、3年と経過していくと、いくらアルファードでも新車同様の価格で売ることは難しくなってきます。

こうした海外で人気の車だからこそ、新車をどんどん乗り継げる。これを若い人たちは、

仕組みはわかってなくても肌で感じている

ということなのですね。

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ただし…
ディーラー査定では弱い

ディーラーに査定させると、減点方式の査定のため、スムーズでラクに感じる面が多くあれど、どうしても以下のようなデメリットが生じがち。

  • ディーラー査定額は安い
    ディーラー査定は基本的に新車価格からの減点方式のため、買取専門店に比べて査定額が数十万円ほど低くなる傾向にあります。逆に買取店などは「市場需要からの価格算出」のため、海外に積極的に輸出される車種などは、新車価格より高値で取引きケースも存在します。
  • 市場とのレスポンスの悪さ
    ディーラー査定は基本的に新車価格からの減点方式のため、中古車市場のリアルタイムな人気が反映されにくく、机上の計算上での減点方式査定額になるケースが多いです。
  • 加点が少ない
    せっかくつけたオプションパーツ。ディーラーでは少々市場で人気のあるパーツが付いていても、大きく加点されることはなく、むしろ「素の状態」での取引を好む傾向があるため、かえって減点対象となる残虐なケースも。

車種によっては、買取専門店に持ち込むだけで、査定額が50万円以上も変わるケースは実際に存在します。

そのため、アルファードを賢く手に入れている層ほど、複数の場所で価格を確認する手間を惜しみません。

今のお車の査定額ももちろん、いずれアルファードに乗られたときに、乗り換え査定で「新車に近い価格で売る」という流れも、ディーラー査定では絶対にあり得ないことであるのを理解するべきなのです。

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中古車市場の高騰も
うまく味方につける

ここ数年、世界的な半導体不足や海外需要の増加により、中古車市場の相場は劇的に変化しました。特に以下のような車種は、オーナーが驚くほどの高値で取引されるケースが目立ちます。

トヨタブランド最強説

トヨタ(レクサス)の車は、基本的にどの車種であっても高値で取引きされています。

トヨタのほぼ全車種が海外へ

輸出されていて、主にロシアや東南アジアなどの後進国を中心に、どんどん流れていきます。

理由はやはり世界のトヨタというネームブランドと耐久性。ランドクルーザーやハイエースなどは100万キロ走ってもまだまだ走るという耐久性から、全世界のユーザーに支持されています。

軽自動車は全般が高値

今や日本の道路は軽自動車が定番化しています。

日本の狭い道路にマッチした軽自動車は、近年の性能アップもあって、大抵は国内での再販です。

今流行りのトールワゴンタイプのものはもちろん、営業車で使うようなバンタイプのものやトラックに至るまで、

高値がつきやすいものは多く

あるようです。

1500cc未満のコンパクト

経済性を求めるユーザーが多い背景もあって、この1500cc未満のコンパクトクラスは軽自動車に次いで高い人気を保っています。なかでも

ハイブリッドは無類の強さ

を誇り、走行距離が20万キロ走っていても普通に値段がつくとも。海外への貿易も積極的に行われていますので、かなりの高値を期待できるでしょう。

ミニバンは根強い

国内では人気のミニバン。最近では後進国でも広さとゆとりを兼ね備えたミニバンクラスが人気となってきました。

特に排気量が2500cc未満

のレギュラーガソリン仕様のミニバンは、国内外問わず大人気。

維持費も安く、再販するにはとても売りやすいので、高値がつく傾向にあるようです。

MTのスポーツカー

人気漫画頭文字Dの影響や、車に楽しさを求めるユーザー層から熱い支持を得て、特にマニュアルトランスミッション(MT)の人気がすごく、かなりの高値を推移しています。

軽自動車のターボのホットモデル、シビックやインテグラなどのライトウェイトスポーツや、シルビアやロードスターなどのFRスポーツ、その他ハンドリングマシンのRX-7など、挙げればキリがないくらい

スポーツカーはタマ不足

ということもあり、とても高値で推移しています。

働く車はどこでも最強

プロボックスやハイエースなどのバン、そして軽トラックから大きな10tトラックまで、「働く車」は輸出も盛んに行われていることから、とんでもなく高値で売れています。

20万キロの過走行や、外装の凹み、タバコの焦げ跡などはあっても全然問題なし。そんな程度が悪くてもガンガン売れていくのはこのジャンルならでは。安定の高値です。

車といえばSUV

ハリアーやRAV4、CR-VやWR-Vなど、タウンユース型のSUVはもとより、ランドクルーザーなど大型クロカンは世界中で大人気。

ライズなどコンパクト型のSUVも、ラゲッジルームの使い勝手などにより、多くの層から支持されています。

なぜ高いのか?その理由は?

ではこれらの車がなぜ高いのか。

その理由は間違いなく貿易で輸出されていくに他なりません。

日本の車は世界レベルで見てもとても性能が良く、こうして水没した車両でも売れていくのだとか。

だから少々走行距離が走っているくらいでは、全然気にならないレベルだということなのでしょう。

しかも国産車だけの限定ではありません。「日本人が使っていた車」というのが1つのブランドになっているのは、我々日本人が日頃から車を大切にしているからなのですね。

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アルファードやランドクルーザーなどは別格です。

でもこうしたお車に今乗られていて、アルファードが欲しいなと思っておられる方は、まずは今のお車の価値を算出し、実際にアルファードに乗り換えできるかどうか、試算してみませんか?