プリウスが「プリウスミサイル」と呼ばれるようになった背景には、車そのものが危険というよりも、従来の車とは異なる操作感が原因で誤操作が起きやすいと感じられている点です。

特にシフトレバーの仕組みや静かな走行特性など、一般的な車と感覚が違う部分があるため、慣れていない状態だと判断が遅れる場面が生まれやすくなります。

さらに、2019年に起きた高齢ドライバーによる重大事故では、事故車両がプリウスだったことから連日大きく報道されました。

この出来事をきっかけに、ネット上でプリウスミサイルという言葉が急速に広まり、プリウスが誤操作と結びつけられる印象が強くなったと言われています。

プリウスミサイルという言葉を見たときの違和感

ネットでプリウスミサイルという言葉を初めて見たとき、正直なところ少し大げさではないかと思っていました。

静かで燃費もよく、どちらかといえば扱いやすい車という印象の方が強かったからです。

ところが実際にプリウスに乗ってみると、そのイメージとは少し違う戸惑いポイントがあることに気づきました。

車自体が危険というより、慣れるまでに一瞬迷う構造があるという感覚に近いものです。

実際に戸惑ったシフト操作

特に違和感が大きかったのが、シフトノブの操作でした。プリウスのシフトは、DやRに入れてもレバーがその位置に固定されず、操作するとすぐ中央に戻る仕組みになっています。

最初の頃はこれがかなり分かりづらく、今どのギアに入っているんだろうと手の感覚だけでは判断しにくい場面がありました。

一般的なAT車やMT車は、Dなら前、Rなら後ろと、レバーの位置そのものが状態を表しているため、触れば分かる設計です。しかしプリウスの場合、操作後はレバーが同じ位置に戻るため「さっきどっちに入れたっけ」と意識していないと判断が遅れる瞬間があります。

この手応えのなさが、今までの車との一番大きな違いだと感じました。

実際にヒヤッとした瞬間

一度だけ、バックに入れたつもりで操作したあと、車が思っていた方向と逆に動き出してヒヤッとしたことがあります。

「あれ?」と違和感を覚えた瞬間、軽く焦りが出てしまい、アクセルとブレーキの判断が一瞬遅れそうに。時間にするとわずか0.5秒ほどですが、その一瞬のズレが事故につながる可能性は確かにあると感じました。

ニュースで見る出来事も、こういった認識のズレが重なった結果なのかもしれないと、実体験として納得できる部分でした。

プリウスが特別危ないわけではない

実際に乗ってみると、プリウスの違和感は決して大きなものではありません。

ただ、従来の車と操作感が違うことが、慣れるまでの数回だけ判断の遅れを生む可能性があります。

プリウスが危険なのではなく、操作の特徴を知らないまま無意識に運転すると、思っていた動きと違う場面が生まれやすいということ。

慣れてしまえば扱いやすい車ですが、最初の5回から7回だけは、しっかり確認する意識が大切だと感じました。

 

💡 この記事について
この記事は、実際のオーナーから提供された写真や体験談をもとに編集しています。使い方や使用環境によって感じ方は異なる場合がありますが、実際のカーライフをイメージする際の参考になれば幸いです🚗