
2000ccエンジンで165馬力
これがS15シルビアスペックSのカタログ値での馬力です。
最近のスポーツカーが300馬力、400馬力とあるのと比べると、かなり物足りない数値に見えますね。
アクセルを全開にしてもいわゆるシートに押さえつけられるような加速はなく、普通車のコンパクトカーと同じくらいの加速が限界です。
しかし、エンジンの性能をすべて使い切るには、ちょうどいい馬力ではないかと思います。
馬力は少ないけど乗りやすい
決して300キロものスピードを出せない馬力ですが、通勤やドライブ時には良くも悪くも「普通」に乗ることができます。
エンジンの低い回転数から十分なトルクを発生し、ちょっとした上り坂でもマニュアルミッションでギヤを変えずにアクセルを踏み足すだけで登れてしまいます。
スポーツカーのエンジンと考えると刺激が足りないような気もしますが、免許を取って間もない人でもすぐに楽しく乗れてしまう優しさもあります。
車重1200キロを生かす
馬力が少なくても車が軽ければそれなりの加速を体感することができます。
最近の車は安全装備や衝突安全といった法律の影響によってどんどん重たくなっており、1300キロ程でも軽いと言われています。
シルビアスペックSの車重は1200キロです。
この100キロの差が馬力の少ないエンジンにとってはとても大きく、アクセルを踏んだ瞬間の瞬発力は最近の車にも劣らないと思います。
馬力よりも楽しい車に
馬力の高い車も魅力的ですが、私はこの馬力の少ないシルビアが好きです。
ターボとはまた違った音を出しながらのドライブは至福のひと時となります。
「普通に乗れて楽しい車」といった面でちょうどいい相棒になってくれています。