アルファードを残クレで購入して

「失敗したかもしれない…」

と感じる人は少なくありません。

支払いへの不安や仕組みの理解不足、無理して買った気持ちや査定の心配が重なり、残クレで買ったこと自体を間違いだったように思えてしまうことがあります。

ただ、その感情は本当に後悔なのか。それとも見えない部分が多いことから生まれる不安なのか――

まずはその点に目を向けてみると状況が整理しやすくなります。

後悔ではなく形の見えない不安

先ほど挙げた気持ちは、どれも取り返しのつかない失敗を示すものではありません。

支払いへの懸念や、残クレの仕組みの不明点を残したまま購入した不安のほか、燃費が思ったほど伸びない、車体が大きくて扱いづらいなど、実際に乗ってから感じる不満が重なることがあります。

こうした要素が積み重なるほど不安は大きくなり、乗り換えたいと思っても、残クレでは難しいのではと感じてしまう場面もあるはずです。

今抱えている不安は、残クレの仕組みそのものではなく、自分のアルファードがどれほどの価値を保っているのか。その現在地が見えていないことが原因。

反対に言えば、今の価値が分かれば不安は一気に小さくなります。残クレの最終回を待ったほうが良いのか、乗り換えたほうが正解なのか。その判断がハッキリと線引きできるようになります。

さらに、現在の価値というのは、

感覚ではなく数字でしか分からない

ので、まずは「今の現在地」を知るべきなのではないでしょうか。

アルファードの今を知ると答えが見える

アルファードの、

  • 残価設定がどう影響するのか
  • 最終回を払うべきなのか
  • 乗り換えたほうが正解なのか

これらは感覚では判断できません。今の価値が分かった瞬間に、進むべき方向が自然と見えてきます。

価値が大きく残っていれば乗り換えが有利になり、思ったほど残っていなければこのまま乗り続ける。

このどちらが正しいかは、

感情ではなく数字が教えてくれる

のです。

その数字を知るのは、何も難しいことではありません。必要な情報を1分ほど入力するだけで、今の市場での価値がすぐに分かります。

出てきた数字を見れば、

  • 最終回まで払い続けて乗り続けるのか
  • はたまた乗り換えるのか

判断に必要な材料は自然と揃ってくるでしょう。

→今の価値を確認してみる

 

売るのは満了時でもいいかな
周りから残クレ残クレとバカにされてきて不安になり、支払いも大丈夫かなと心配が募っていきました。ですが私が選んだグレードは、満了時まで乗ったとしても、そこまで値落ちしないんじゃないかとも言われたので妻に相談したところ、「投資だと思っておきましょうか」と笑って言われ、結局は乗り続けることにしました。

あのとき思い切って入力してみて良かった。

断っちゃって悪いことしちゃいましたけど、そのときからいろいろ相談させてもらうことができました。

価値を知って乗り換えた
アルファードを買ってみたものの、諸事情で人を乗せて出かけることが急に減り、通勤で使うにはちょっともったいないなと感じるようになっていました。

それで今の価値を調べてみたところ、思っていたより金額が残っていたので驚きました。残クレ最終回を待って乗り続けるのもと思って家族に相談したところ、「それなら早めに動いたほうがいいんじゃない?」と言われて背中を押され、別の車に乗り換えることになりました。

買取店さんに「アルファードで良かったですね」と言われました。どうやらグレードによっては、ほぼ値落ちがないんだとか。思ったら吉日!とすぐに行動して本当に良かったです。

残クレアルファードは勝ち組

ここで、はっきりさせておくべき前提があります。

残クレが向いているかどうかは、仕組みの問題ではなく、

どの車を選んだかで決まっていた

のです。

その中で、アルファードを一般的な車と同じ前提で語ることはできません。

理由は大きく3つあります。

1.需要の強さが半端ない

アルファードは、国内需要だけでなく、業者間取引や輸出向けなど「出口」が異常なまでに多いため、価格が崩れにくい構造になっています。そのため、先代30系でもかなりの高値をキープしています。

2.残価と相場のズレ

アルファードの設定される残価は、将来の相場を楽観視せず、最低金額での下取り保証しか設定されていません。

そのため実際の中古相場と残価の間に、大きなズレが生じてしまっている。しかもユーザーにとって良い方向…。

つまり、残価設定額を流通相場がかなり上回っているので、残クレ満了まで乗るよりも、途中で売却したほうが

ユーザーが得をする構造

になっています。

3.結果多くの選択が可能になる

3つ目は、残クレ途中でも選択肢が残りやすい点です。

多くの車では、途中で売却しようとすると残債が上回ります。

しかしアルファードの場合、一定期間が経過しても相場が落ちにくく、

売却額が残債を上回るケース

も珍しくありません。

さらに状況によっては、車検まで乗っても新車時に近い値段で買取されているケースもあり、この3つが同時に成立する車は、アルファード以外にほとんど存在しない…。

だからこそ、アルファードを残クレで買ったこと自体を、一律に失敗と断じることはできないのです。

→今の価値を確認してみる

価値を知ってから動ける

アルファードを残クレ購入して後悔していても、ただ悩んでいるだけでは何も解決しません。

一度今の価値を確認し、実際に数字を見て、そこから大いに考えてみませんか?