車が停車中で、エンジンがかかっている時に何らかの音がする場合、音の発生源はエンジン関係です。

タイヤなど、走行中にしか動かない部分はまず関係がありませんから、走行中のキュルキュルした音は駆動系からの異音となります。

ここでは、エンジンルーム内から発生しているキュルキュル音について解説していきます。

キュルキュルした音はベルトが原因!?

エンジンフード(ボンネットフード)を開けてエンジンを始動させた際に、エンジン周辺で高速に回転しているベルトがあります。

ベルト

出典:https://www.55truck.com/journal/28.html

このベルトは、エンジンの主回転を利用して、エアコンのコンプレッサーやパワーステアリングのポンプ、さらにはバッテリーを充電するオルタネーターなどを駆動させています。

駆動させている部位によって、ファンベルトやクーラーベルト、パワーステアリングベルトなどと名前がついており、それぞれを複数のベルトで別々に駆動させている車両もあれば、1本のベルトで共用している車両もあります。

エンジンからのキュルキュルした音は、大抵がこのベルトがきちんと張られていなかったり、劣化したりすることによって滑ってしまって音が発生することが多いようです。

原因1)ベルトの劣化

このベルトの材質はゴムですので、当然経年劣化が起こります。

劣化

出典:http://driving310.com/2353.html

年間に走行する距離にもよりますが、6ヶ月点検や12ヶ月点検はもちろん、車検時にも点検項目として含まれるくらいの消耗部品であり、このように亀裂が認められればすぐに交換しておく方が良いとされている部品でもあります。

エンジンの主軸だけでなく、オルタネーターなどの各軸受け、張力を調整するプーリー(滑車)との摩擦による摩耗の他、摩擦熱やエンジンからの熱の影響による硬化などによって、だんだんヘタってくるものだと理解しておきましょう。

そしてこうして劣化しながら滑っている状態が、キュルキュルという連続音となっているのです。

原因2)ベルトの張力不足

ベルトの劣化や硬化だけではなく、ベルトが伸びてしまうことで緩んでしまい、滑って異音が発生することもあります。

ベルトの張り

そんな際にはプーリーと呼ばれる張力を調整する滑車がありますので、そこを強めに締め直すことでテンション(張力)を維持することができます。

目安としてはV型のベルトは指で押して少したわむ程度に。リブ型のベルトはけっこうキツめになどと言われていますが、最近の車はけっこう繊細にできているので、感覚で締め付けるのではなく、できれば工場などでテンションを規定通りにかけてもらうようにするべきです。

ベルト鳴きがひどい場合には、こちらから近くの修理工場を検索してみるようにしましょう。

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ベルトの寿命はどれくらい?

これらゴムベルトの交換目安は、一般的には

30,000キロ~50,000キロ又は4年

が目安となります。

2年車検の車であれば、

車検2回に1回の交換を目安にする

と良いでしょう。

ただし走行方法によって変わることは周知の通り。エンジンの回転のアップダウンが激しい市街地走行では、一定な回転数を保つ高速道路での走行が多い車両よりも、早めに点検と交換をすることが好ましいです。

ベルト交換の費用はどれくらい?

ベルト交換にかかる費用は、車両によってまちまちですが、乗用車であれば、工賃・部品代併せて概ね10,000~30,000円前後です。

修理工場

それほど高価な部品ではありませんので、いきなりプツンと切れて立ち往生するよりも、早め早めの交換が理想です。

ですが稀に新品交換しても、1ヶ月もしないうちにキュルキュル音が発生することがあります。この場合は、工場で交換した時のベルトの張りは適正であったとしても、回転していくうちに馴染んだり、プーリーなどに溜まった汚れが飛んでいくことで緩みが発生し、音が再び鳴ってしまうことがあるようです。

そんな場合は遠慮することなく、交換してもらった工場に再調整を依頼してみて下さい。きっと無償で調整してくれるはずです。

稀にベルト以外に原因が

ごく稀に、ベルトがかけられているプーリーやテンショナーなどが原因で音が発生することもあります。

エンジン

プーリーやテンショナーが錆びている場合や、繋がっている補機類(ポンプやコンプレッサーなど)が故障している場合などは、プーリーやテンショナーが上手く動かなくなるため、そこに接触しているベルトとの間に滑りが発生し、音が出る原因となります。

そういった場合には、ゴムが焼けるような臭いがすることもあり、それによって気付くこともあります。

こうした機械(部品)の不具合・故障の場合には、早急に機械(部品)を交換するだけでなく、滑ってしまったベルト類も劣化していますから、同時に新品交換するようにしましょう。

ベルトの鳴き止め剤の使用について

応急処置としてできることに、鳴き止め剤を使うという手があります。

オートバックスなどの量販店や、自動車関連の大きなコーナーがあるホームセンターなどには、ベルトの鳴き止め剤というものが売られています。

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粉末やシリコングリスなどの形態で、鳴いているベルト部分に塗布すると、ベルトの鳴きが止まるという優れもの?ですが、ベルトは本来規定通りに組むことで、鳴いたり異音が発生したりするものではありません。ですから鳴き止めスプレーは、一時的には止まるものの、

ベルトの劣化が治るわけではない

ので、あくまでも応急処置として使用するようにしてください。

なお、鳴き止め剤の塗布は、必ずエンジンが停止している時に行うようにしましょう。エンジン回転中の作業は、鳴き止め剤が飛散したり、スプレーノズルがベルトに巻き込まれたり… といった事故の原因にもなり、大変危険です。

キュルキュル音の原因の大半はベルトであり、不慣れな方では自力でどうこうできるものではありません。

音が発生したら、早めにディーラーやお近くの修理工場で点検・整備を受けるようにしてください。

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参考にしたい乗り換えの基準

もし、修理をするにあたって乗り換えや廃車を検討しているのなら、参考にしたい基準は以下の3点です。

以下の3つを見て判断するといいでしょう。

1新車からの経過年数

まずは新車からの経過年数です。ご自身のお車別に見てみてください。

新車から1~5年経過

乗り換える必要はないどころか新車保証がまだ残っている範囲。なので

まずはディーラー保証を受ける

ようにしましょう。ただし走行距離は10万キロ未満でないと保証対象外となりますので要注意です。

新車から6~7年経過

新車保証は切れますが、まだこの頃は故障箇所も少なく、修理する選択で問題ないことが多いです。なぜなら

よほどの不人気車でない限り車の価値は高い

ことが多ので、修理代がさほど負担にならない場合だけ、修理する方が良いでしょう。

新車から8~10年経過

このあたりの年式から少しずつ判断は難しくなってきます。車の価値はどんどん下がり、

高額な修理代になれば車の価値を追い越してしまう

ことも。この年式あたりの車から、少しずつ判断は難しくなっていきます。

新車から11年以上経過

小学4年生の子どもが、10年経てば成人していることを考えると、経過年数で言えばそろそろいろんな部分が壊れてくる頃…。

今回はこの修理をしたけれど、すぐにまた次が壊れた…。

そんなことも起こりうる年式になっています。さらには13年経過すると、毎年の自動車税が値上がりしてしまうので、よほど愛着があるとか希少車でない限り、

乗り換えも視野に入れて考える

ほうが得策でしょう。

修理をし過ぎてお金をかけてばかりいると、それこそ勿体なくなってしまって、乗り換えのタイミングを失ってしまいますので要注意です。

2現在の走行距離数

走行距離数による判断です。今現在、何キロ走っていますか?

~5万キロ未満

新車保証が残っているなら当然ディーラーへ。新車保証が切れた走行距離の少ない車両は、どんな不人気車でも高値で売却されたりする場合が多く、修理代がかからずに格安中古車に乗り換えできたり、次の購入される車両の頭金になったりします。ですので走行距離の少ない車両にお乗りの場合は、選択肢は幅広く持てると覚えておきましょう。

~7万キロ未満

少しずつ修理箇所が増えてくる年式になります。ですがまだこの年式も、修理をしてもいいですし、売却するとしてもまだまだ値段がつく走行距離です。

~10万キロ未満

10万キロになるにつれて、故障箇所はさらに多くなってきます。補機類や周辺部位のみならず、エンジン本体やミッション本体など、とても大きく修理代がかかる部分なども修理の対象となることが多いです。そして車種によってはタイミングベルトの交換時期。チェーンタイプの車では、ウォーターポンプの交換が必要になったりと、そろそろお金の要る時期です。

10万キロ以上

10万キロを超えると、エンジン、ミッションを始め、さまざまな箇所が故障範囲になってきます。中古車で購入されてる場合もそうですが、新車からお乗り場合はこれからの修理はかなりの負担になってくるでしょう。

修理というのは一度やりだすと止まりません。ここも、あそこもと修理するようになると、「この間ここを修理したから」と、もったいなくなってずっと乗り換えできない状態になってしまいます。しっかりと考える必要がありますね。

3車の価値と修理代の比較

実は3つの中でいちばん大切なのがこちらです。

まずは修理代と車の価値を確認してから考えるようにしましょう。

修理代を確認する 車の価値を調べる

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→車の価値を知る

修理代が少額で済む場合

修理代と車の価値を確認し、修理代がかなり安価で済みそうな場合は、当然ですが修理をしてしまいましょう。

修理代をディーラーと比較

今までずっと、購入したディーラーに修理も全て任せてきました。ですが今回の修理においては経済的に苦しかったのもあって、ディーラー含めてさまざまなお店と比較するためにこちらで修理代を比較してみました。

すると今まで出していたところに比べて3割も安く、2万円以上浮いてしまって…。

これから何でもそうですが、しっかりと比較しないと損をするんだと実感しました。

車の価値と修理代が変わらない場合

けっこう悩むケースですね…。

ただし、「10万円の車両の価値と10万円の修理代」というケースと、「50万円の車両の価値と50万円の修理代」で悩むのとは、同じ金額であっても異なります。

車の価値は安くても、安価な修理代で済むようなら直す方向で検討し、次の車が買えるような金額の修理代で悩むなら乗り換えする方向での検討をおすすめします。

20万円の車に17万円の修理代

そんなに高く付くことは無いだろうと思っていた修理代がなんと17万円も。しかも3ヶ月後には車検を控えているし、今この商売の景気の中での出費はきつい。そう思いながらも相場を確認するとなんと20万円もついてしまった。

修理箇所を素直に告げたにも関わらず、エンジンが調子悪くても、海外へ輸出されるから問題はないと言われたのには驚きでした。

15年も乗っていたので、修理かスクラップかと迷っていたのですが、気軽に相場を調べただけでこんなに気の持ちようが変わるものだと思いもしませんでした。

修理代が車の価値より高い

修理代がいくらかかるかにもよりますが、修理代が車の価値を超えてしまっているのなら、乗り換えを検討する方がよいでしょう。

もちろん、修理金額と車の価値をしっかりと確認することが大前提で、「おそらくこれくらいだろう」などの自分勝手な判断では大損をしてしまうケースもいくつかありました。

古いからと勝手に判断

まだ7年しか乗っていないからしばらく乗るつもりで修理に出したのが今回の失敗。面倒だったので見積もりも依頼せず、「悪いところは直してくれれば」と言ってしまったがために、あれもこれもと交換されて、結局15万円ほどの修理代に。

その1ヶ月後に妻の妊娠がわかって、乗り換えようとしたら、7年しか乗っていないのに6万円しかつかなかったのにはガックリ…!

あのとき修理せずに、先に車の価値を調べておけば良かったよぉ…。

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確認してみました?
でないと判断材料が何も無いですよ。

高く売れる車と安い価値の車の違い

15年経って走行距離が15万キロの車と、5年で5万キロしか乗っていないのに価値の全く無い車があったとします。普通で考えると後者の方が高く売れるのですが、高く売れる車と安く売れる車の違いは一体何の違いなのでしょうか?

高く売れる車

以下に挙げている車種は、

  • 10年以上前の車両でも
  • 10万キロ以上走っていても

値段がしっかり付く車ばかりです。あなたのお車はありますか?

トヨタの車
トヨタの車が高い理由

まずはトヨタ。このメーカーの車であれば、まず高値で売れること間違いなしです。

トヨタのほぼ全車種が海外へ輸出

されていき、主にロシアや東南アジアを中心に、後進国などにどんどん流れていきます。

理由はやはり世界のトヨタというネームブランドと耐久性。ランドクルーザーやハイエースなどは100万キロ走ってもまだまだ走るという耐久性から、全世界のユーザーに支持されています。

軽自動車

すべての軽自動車が売れる
軽自動車なら全般に高値で売れます。この軽自動車は貿易にはほとんど出ることはなく、大抵は

国内リユースのため高値

で売れます。今流行りのトールワゴンタイプのものはもちろん、営業車で使うようなバンタイプのものやトラックに至るまで、すべて高値で売れると思ってもらって大丈夫です。

#全メーカーの軽自動車

コンパクトカー

1500CC未満のコンパクト
経済性を求めるユーザーが多いので、この1500cc未満のコンパクトクラスは根強い人気を保っています。

中でもハイブリッドカーは無類の強さ

を誇り、走行距離が20万キロ走っていても普通に値段がつくとも。海外への貿易も積極的に行われていますので、かなりの高値を期待できるでしょう。

#全メーカーのコンパクトカー

ミニバン

国内でも海外も人気です

国内では人気のミニバン。最近では後進国でも広さとゆとりを兼ね備えたミニバンクラスが人気となってきました。
特に排気量が2500cc未満
ミニバンは国内外問わず大人気。維持費も安く、レギュラーガソリン仕様が多いので、再販するにはとても高値のつく車種であると言えますね。
#全メーカーのミニバン
スポーツカー
頭文字Dなどの影響で
人気漫画頭文字Dの影響や、車に楽しさを求めるユーザー層から熱い支持を得て、特にマニュアルトランスミッション(MT)の人気がすごく、かなりの高値を推移しています。
軽自動車のターボのホットモデル、シビックやインテグラなどのライトウェイトスポーツや、シルビアやロードスターなどのFRスポーツ、その他ハンドリングマシンのRX-7など、挙げればキリがないくらい
ホットなスポーツカーはタマ不足

ということもあり、とても高値で推移しています。

#全メーカーのスポーツカー

バンやトラック
働く車は高く売れる!

ハイエースなどのバン、そして小さな軽トラックから大きな11tのトラックまで、働く車は輸出も盛んに行われていることから、とんでもなく高値で売れています。

20万キロの過走行や、外装の凹み、タバコの焦げ跡は当たり前。そんな

程度が悪くてもガンガン売れていく

のはこのジャンルならでは。安定の高値です。

#全メーカーのバン・トラック

以上の車種は現在、とても高値で取引されている車種です。

高く売れない車

残念ながら、上記に該当しない車種は高く売れない車であることが多いです。

高く売れるのは海外輸出されている車

高く売れる車として価値を調べたのならば、相当満足できるような金額が提示されるかと思います。基本的には、

輸出される車両は高く売れる

と覚えておくと良いでしょう。

そして概算価格の確認には、こちらのサイトを使われますと便利です。

  1. 年式・車種名などを入力
  2. 連絡先を入れる
  3. すぐに概算価格が表示される

こんなかんたんな入力方式ですぐに概算価格がわかっちゃう。

あなたのお車は「1,350,000円~1,550,000円」です

と、過去の買取データから算出してくれるスグレモノ。夜中でもすぐにこうして価格がわかると、どうするか検討しやすいですね。

→価格がかんたんにわかるのはこちら

  1. 愛車の価値を正しく知る
  2. 修理代の見積もりを取る
  3. 直すかどうかを検討する

大切なのはこの3つですね。

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確認してみました?
判断材料を見つけよう。

ベルトが原因なら修理代は安い

ファンベルトやクーラーベルト、パワステベルトなどが原因でキュルキュル言っているようなら、交換すれば直ります。

ですから他の大掛かりな修理などと比べて、乗り換えを検討する必要はないでしょう。

ですがこの先長くは乗らないかも知れないお車であれば、一度車の価値を調べておいて、交換するかどうかを考えるのも良いのではないでしょうか?