あぶない刑事(デカ)は、1986年に放送開始となった連続テレビドラマです。第1作が放送されると瞬く間に人気を集め、早くも翌年に第2作「もっとあぶない刑事」が放送されました。

そんなあぶない刑事の魅力や現在も人気が衰えない理由を、さまざまな項目からチェックしてみましょう。

TV版あぶない刑事あらすじ

あぶない刑事は、横浜を中心としたアクションあり、笑いありの刑事ドラマとして知られています。ここでは主なあらすじを見ていきましょう。

神奈川県警港警察署に事件を解決するべく活躍する刑事コンビがいました。1人はタカこと鷹山敏樹、もう1人はユージこと大下勇次です。破天荒な2人がジョークやキザな台詞を口にしながらも犯人を追い詰めます。

あぶない刑事 第1話のあらすじは?

テレビシリーズ第1話では、無線爆弾や改造拳銃による事件が発生。連続爆破事件の犯人である吉野を逮捕したが、吉野が作っていた無線爆弾と改造拳銃が何者かに奪われており、それらを使った別の事件が起こってしまったのです。

どうやら犯人は吉野の仲間…。被害に遭ったのはデート喫茶の店舗とマスターの車、そしてマスターでした。どうしてデート喫茶が狙われたのか?そして犯人はどんな人物なのか?はみだしコンビのタカとユージは無事に事件を解決できるのでしょうか?

最初から観なくても大丈夫

テレビシリーズや劇場版を通して、暴力団「銀星会」やカルト犯罪組織との闘いが描かれています。しかし、基本的には1話完結型となっているので、どこから観ても「ストーリーがまったくわからない」ということはありません。

主要キャスト/出演者

あぶない刑事の登場人物と出演者をご紹介します。詳細は別ページにてまとめていますので、そちらもチェックしてみてくださいね!

鷹山敏樹(舘ひろし)

港警察署捜査課の巡査長。通称タカ。とても熱血な刑事である。

大下勇次(柴田恭兵)

港警察署捜査課の巡査部長。通称ユージ。タカを押さえ役も担う。

真山薫(浅野温子)

港警察署少年課に所属し、のちに重要物保管所所長を務める。タカとユージの親友でもある。

町田透(仲村トオル)

港警察署捜査課に所属。交通課から捜査課に異動してきた新人刑事だったが、のちに課長となる。

吉井浩一(山西道広)

港警察署捜査課に所属。通称パパ。

田中文男(ベンガル)

港警察署捜査課に所属。通称落としのナカさん。

吉田春彦(秋山武史)

港警察署捜査課に所属。通称ハルさん。

谷村進(衣笠健二→衣笠拳次)

港警察署捜査課に所属。通称筋肉。

近藤卓造(中条静夫)

港警察署捜査課に所属。通称タヌキ。

山路瞳(長谷部香苗)

港警察署捜査課に所属。通称瞳ちゃん。

主な監督やスタッフ

ここではあぶない刑事に携わった、監督や脚本、プロデューサーなどのスタッフを見てみましょう。

あぶない刑事 もっとあぶない刑事
企画 岡田晋吉、黒沢満 清水欣也、黒澤満
プロデューサー 初川則夫、伊地智啓、福田慶治 初川則夫、伊地智啓、服部紹男
脚本 柏原寛司、丸山昇一、大川俊道、永原秀一、新井光、田部俊行、岡芳郎、峯尾基三、那須真知子、日暮裕一、原隆二、佐野日出夫、いとう斗士八 柏原寛司、峯尾基三、岡芳郎、田部俊行、新井光、いとう斗士八、大川俊道、平野靖士、永原秀一、小野蘭子、児玉宣久
監督 長谷部安春、村川透、手銭弘喜、西村潔、一倉治雄、成田祐介、原隆二 長谷部安春、手銭弘喜、成田祐介、原隆二、一倉治雄、
音楽 志熊研三 志熊研三

小説があったの?

テレビドラマ版と劇場版の小説があります。発行しているのは小学館です。2016年には、30周年を記念した「あぶない刑事ベストセレクション」が発売されています。これは過去に発売された小説5作が収録されたもので、カラーフォトグラフや脚本家インタビューなども掲載されたファン必見の1冊です。

劇場版ノベライズは、映画公開まで待てないファンが購入して読むほどの人気っぷりでした。今でも「読むと懐かしさがよみがえってくる」との声が多く、テレビドラマ版と合わせて古本で購入する人もいるようです。

現在は電子書籍でも購入可能なので、移動時間やお休み前のひと時のお供にするのがおすすめですよ。

オープニングとエンディング曲は誰が歌ってるの?

あぶない刑事といえば、印象的な音楽がたくさんあります。オープニングはファンならパッと思い浮かべることができるくらい、映像が音楽にマッチしていました。

そんなオープニングやエンディング、挿入歌について詳しく見ていきましょう。

オープニングはBGM

あぶない刑事のオープニングといえば、BGMだけどとても印象に残るテーマソング(She’s So Good)です。英語の歌詞がカッコよくてスタイリッシュですよね。

なんと、タカを演じていた舘ひろしさんが作曲を担当したとのこと。作曲もできるのを知らなかったので、あぶない刑事を代表する音楽を作っていたことに驚愕しました。舘ひろしさんは多才で素晴らしいですね!

エンディングは舘ひろし

あぶない刑事のエンディングといえば舘ひろしさんです。毎度、「舘ひろしがまたエンディングを歌う!」と注目されており、あぶない刑事ファンや舘ひろしファンの心を奪ってきました。

そんなエンディングをここでまとめてチェックしましょう。

冷たい太陽

走るシーンが特徴的なタカとユージ。冷たい太陽でも2人は赤レンガ倉庫付近からずっと走っています。最後に高くジャンプして終わる映像は、今でも忘れられない人が多いのではないでしょうか?

この曲が使われていたのは以下のタイトルです。

  • 「あぶない刑事」
  • 「劇場版あぶない刑事」
  • 「あぶない刑事リターンズ」(NEW BLOOD VERSION)
  • 「さらばあぶない刑事」(Final Version)

翼を拡げて~open your heart~

「またまたあぶない刑事」のために書き下ろされた楽曲で、「もっとあぶない刑事」にも使用されました。

この曲が使われていたのは以下のタイトルです。

  • 「またまたあぶない刑事」
  • 「もっとあぶない刑事」

夜を抱きしめて

絶体絶命の状態だったタカとユージが瓦礫から出てくるシーンにも使われました。まさに最強ともいえる2人の生命力の強さとカッコよさに憧れますね。

この曲が使われたのは、以下のタイトルです。

  • 「もっともあぶない刑事」

CRY OUT~泣いていいよ~(舘ひろし with COLTS)

THE COLTSとともに作られた楽曲です。あぶない刑事らしい渋さが魅力的。ファンには他の楽曲にも劣らない名曲として知られています。

この曲が使われたのは、以下のタイトルです。スペシャル版と劇場版のどちらでも使用されていますよ。

  • 「あぶない刑事フォーエヴァー」

貴方と…

貴方と、はユージと、と置き換えることもできるという曲です。2人のバディとしての信頼感や絆の強さが感じられますね。

この曲が使われたのは、以下のタイトルです。

  • 「まだまだあぶない刑事」

柴田恭兵の挿入歌

あぶない刑事の挿入歌には、主演を務める柴田恭兵さんの曲も多数使用されています。曲にあった歌声と、キャラクターにぴったりの歌詞にトリコになる人が続出。

それでは、どのような曲が挿入歌となっていたのか見ていきましょう。

RUNNING SHOT

柴田恭兵さんが歌う曲といえばコレ!あぶない刑事の中では最も使われた挿入歌なのではないでしょうか?全力疾走しているときに流れているイメージが強いです。

この挿入歌は以下のタイトルで使われました。

  • 「あぶない刑事」10話、12~24話
  • 「劇場版あぶない刑事」
  • 「もっともあぶない刑事」
  • 「あぶない刑事リターンズ」
  • 「あぶない刑事フォーエヴァー」(SHOTGUN MIX)
  • 「まだまだあぶない刑事」(HysteriCa mix)

WAR

攻めるのさ痛いくらい、勝ちに行くキメルゼ、というフレーズがあぶない刑事らしくていいですよね!柴田恭兵さんの渋い歌声がワイルドさを際立たせています。

使われたのは以下の話です。

  • 「あぶない刑事」25~40話

FUGITIVE

静かな曲調のイントロから盛り上がっていく、柴田恭兵さんの代表曲です。昭和後期から平成初期らしい曲なので、この頃を思い出しながら聴きたいものですね。

使用されたのは以下の話となっています。

  • 「あぶない刑事」41~51話

TRASH

男らしい歌詞でイントロからテンションが上がる曲となっています。

使われているのは以下のタイトルです、

  • 「もっとあぶない刑事」

 

主なロケ地

1986年から放送されていたあぶない刑事。その撮影が行われていたロケ地は、度々場所を変えながらも、ほとんど同じエリア、横浜港を舞台としていました。今でも当時の面影を残しているところもあり、観光地でなくても訪れる人は絶えないようです。

そこで、ここでは主なロケ地を5つご紹介します。「ファンなら知ってるよ!」という人は改めてチェックしてみてくださいね!

横浜海技専門学院

あぶない刑事の初代「港署」として使われていました。現在もそのまま残っています。この付近では深夜にロケが行われたり、あぶない刑事のファンが足を運んだりしているようですよ。

赤レンガ倉庫

エンディングで、タカとユージがへろへろしながら赤レンガ倉庫の前を走っていきますよね。ご存知の通り、赤レンガ倉庫は現在も存在しますし、以前よりも栄えています。おでかけがてら2人の真似をしてダッシュしてみるのも面白いかもしれません。

ハーバービュー・レストラン

港署として使われていた横浜海技専門学院から徒歩15分ほどの場所にあります。タカとユージはよくこのレストランに訪れ、食事をしたりコーヒーを飲んだりしてひと息ついていました。

残念なことに、現在はレストランの営業はしていません。そのため、こちらのお店に行っても、タカとユージになりきって食事を楽しむことができないのでご注意ください。

しかし、頼めば2人が座っていたテーブル席に座ることができるかもしれません。お客さんのいない静かな店内から外の景色を眺めながら、あぶない刑事を懐かしむのもよいでしょう。

Bar Star Dust

あぶない刑事ファンが後を絶たないという有名なロケ地です。現在も営業中とのことですので、美味しいカクテルでもいただきに行きながら、外観の撮影をするのはいかがでしょうか?

都橋マーケット

ドラマの8話、12話に登場した都橋マーケット。テナントは変わっていますが、建物自体は当時のままとなっています。夜になると他にはない雰囲気が感じられ、あぶない刑事の世界観を楽しめるでしょう。

あぶない刑事で生まれたセリフ名言集

長く愛されてきたあぶない刑事からは、数々の名言が生まれました。ファンから愛された名言からいくつかご紹介していきます。もしかしたら、あなたが知っているものもあるかもしれませんね。

タカの名言集

  • ショータイムだ!
  • くしゃみ1つしてみろ。公務執行妨害でパクるぞ!
  • ルーズなヤツだなぁ。女と事件は新しいうちに手をつけろって
  • 子どもと借金取りは苦手なんだ

ユージの名言集

  • 関係ないね
  • 俺から逃れられたヤツはいない…女を除いて
  • 撃ってみろよォ、倍返しだぞ(犯人が「ほんとに殺すぞ!いいのか!?」といったことに対して)
  • 俺のヤマはお前のヤマ、お前のヤマはお前のヤマ。それが友情ってんだろう?

映画シリーズ

すでに挙げていましたが、以下のタイトルはあぶない刑事の劇場版となっています。映画でしか味わえない迫力や緊迫感があり、「テレビシリーズは終わっちゃったけど、もっとあぶない刑事を楽しみたい!」「続編が観たい!」という人におすすめの作品たちなので、この機会にぜひ観てみてくださいね。

タイトル 公開日 上映時間
劇場版あぶない刑事 1987年12月12日 99分
またまたあぶない刑事 1988年7月2日 95分
もっともあぶない刑事 1989年4月22日 104分

使われた劇用車

アクションにコメディを取り入れた異色の刑事ドラマというだけでなく、名車と呼ばれる車が使用されたことでも話題となりました。使われた劇用車にはどんなものがあるのか、車好きなら要チェックですよ!

もっとも使用されたのは?

第1作から劇場版のラストを飾る「もっともあぶない刑事」までずっと登場し続けたのはF31レパードです。あぶない刑事のファンから人気を集め、実車だけでなくプラモデルやミニチュアカーの販売・購入も行われていました。

その他の劇用車には何がある?

  • セドリックY30
  • グロリアY30/Y31
  • スカイラインR31
  • セフィーロA31